日本の春 華やぎと侘び [アート&デザイン]
白金台にある古美術品のコレクションを中心に展示している畠山記念館で平成21年冬季展『日本の春 華やぎと侘び』を鑑賞してきました。
新しい年を寿ぐ華やいだ雰囲気と侘びの世界。吉祥(めでたいこと)や慶賀(よろこび祝うこと)などの意味や願いがこめられた作品を展示し「日本の春」が紹介されていました。
今回の一番の見どころは十五年ぶりに公開された京焼きの陶芸家、野々村仁清の連作「銹絵富士山香炉」
富士山の朝・昼・暮の三態を表現した堂々とした大きさの香炉です。裾野にあたる底辺は30㎝ほどもあります。
それに合わせて重要文化財の本阿弥光悦作の赤楽茶碗「雪峰」も特別展示されていました。(チラシの上の丸い茶碗)
畠山記念館の創立者、畠山一清(1881-1971)は金沢市の生まれの実業家(荏原製作所を創業)。
日本趣味に造詣が深く、数寄者として能楽や茶の湯を嗜み、長年にわたって収集した古美術品の保存と展示公開を通じて日本の伝統文化の興隆に寄与することを念願して自ら建物を設計監督し、1964年に記念館を開館しました。
現代建築に書院造りを調和させ、中には茶室、茶庭も設けられています。
畳の上で正座。気持ちが引き締まります。
徒歩圏内に素敵な美術館がいくつもあって得した気分です。
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新しい年を寿ぐ華やいだ雰囲気と侘びの世界。吉祥(めでたいこと)や慶賀(よろこび祝うこと)などの意味や願いがこめられた作品を展示し「日本の春」が紹介されていました。
今回の一番の見どころは十五年ぶりに公開された京焼きの陶芸家、野々村仁清の連作「銹絵富士山香炉」
富士山の朝・昼・暮の三態を表現した堂々とした大きさの香炉です。裾野にあたる底辺は30㎝ほどもあります。
それに合わせて重要文化財の本阿弥光悦作の赤楽茶碗「雪峰」も特別展示されていました。(チラシの上の丸い茶碗)
畠山記念館の創立者、畠山一清(1881-1971)は金沢市の生まれの実業家(荏原製作所を創業)。
日本趣味に造詣が深く、数寄者として能楽や茶の湯を嗜み、長年にわたって収集した古美術品の保存と展示公開を通じて日本の伝統文化の興隆に寄与することを念願して自ら建物を設計監督し、1964年に記念館を開館しました。
現代建築に書院造りを調和させ、中には茶室、茶庭も設けられています。
畳の上で正座。気持ちが引き締まります。
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