タヒチ ドルフィン・ウォッチング・クルーズ [旅 タヒチ&イースター島]
それは受付カウンターの女性のこの一言から始まった。
“You are so lucky. You will see dolphins and whales as well. So, it will take about three hours not two hours.”
宿泊ホテルに朝7時半に迎えがあり、クルーズの出発場所であるInterContinental Resort Tahitiの桟橋で胸を躍らせながら友人と水上バンガローの写真を撮ったり、水着の肌に日焼け止めクリームを塗りあったりして待つ。
私たち二人のほか、ほとんどがフランス人のカップルで、計11人の乗客を乗せた屋根付きボートは少しずつ加速し沖に出る。
出発して約30分。水面からイルカの三角の背びれが浮き沈みするのが見えた!(遭遇率は90%以上とか)
三、四頭のグループ
ボートを移動させながら他の群れも見る。動きが速くて写真に収められない。
逆光でボケてるけどイルカの姿
私はこれで十分だった。
しかし、ボートはさらに沖に向かう。
ラグーンを越えるとますます波が高くなる。波頭が目線より高く見える。
タヒチはサーフィンの発祥地。たしかにいい波だ(と思う)。
ボートのキャプテンとナビの二人はクジラ探しに懸命。ついにタヒチ島から20km離れたモーレア島の沖にまで来てしまった。
青い海、白い砂、起伏のある山々
この時点で出発から2時間経過。これから引き返せば予定通りに陸に戻れる(はずだった。。)
~ 撮影中断 ~
想い起こせば、私の船酔いのヒストリー。
淡路島へ渡る高速船で酔い止めの薬を飲んだにもかかわらず乗船時間のほとんどをトイレで過ごす。
バリ島に旅行した時、近くの島へアイランドホッピング。トイレに先約ありで海に向かって…(食事中の方、すみません)
そして今回、途中からは舟板に腹ばいになって倒れこみ、ひたすらボートの揺れに耐えながら、急にガバッと起き上がり海に飛び込みそうな勢いで側板へ。私の朝食はすべて海のお魚さんの餌に…(再び失礼!)私が海のほうに駆け寄るたびにフランス人のムッシュが腕を支えてくれました。メルシー。
桟橋に到着したのは出発から5時間半後!!
使命感に燃えていたキャプテンとナビの努力むなしく、結局クジラには遭えず。
(っていうか、このクルーズ、もともとドルフィン・ウォッチングですから。クジラはオマケ程度でよかったのに。。)
他の乗客も気分が悪くなり、途中で下船した人や気持ち悪くなるのを避けるため、ずっと立ちっぱなしの人もいたとか。(友人談)
マッサージでリラックスしているのではありません。死人状態の私(写真撮影は私の許諾済)
イルカを見た感動もとっくに消え去り、私の胃の中は空っぽ。
足元はフラフラ、体温は下がり唇は紫色、手は冷たく。
少し落ち着いたのでホテルに送ってもらい、何もせずにとにかく眠る。
介抱してくれた友人がいなければどうなっていたことか。
固形物を受け付けない胃のためにジュースとマックシェイクで水分と糖分を補給。暴飲暴食対策のために持っていったパンシロンがこんなところで役立つとは。
あー、船のトラウマが。。
【おまけ】
旅先で問題が発生したときの対処方法。
不満をもちこさずに、問題点(事実)をその時点で伝えることが大事。
今回、クルーズの主催者の受付カウンターの女性、クルーズのキャプテンとナビの二人に直接、予定の所要時間と内容からかけ離れすぎていることをクレームし、手配してくれた現地の旅行代理店にも体験した状況を伝えました。(おかげで、その日の予定が完全に狂ってしまったことも)
済んでしまった時間は戻りませんが、次に利用する人が同じ目に遭わないようにするためにもクレームすることは意味があると思います。
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“You are so lucky. You will see dolphins and whales as well. So, it will take about three hours not two hours.”
宿泊ホテルに朝7時半に迎えがあり、クルーズの出発場所であるInterContinental Resort Tahitiの桟橋で胸を躍らせながら友人と水上バンガローの写真を撮ったり、水着の肌に日焼け止めクリームを塗りあったりして待つ。
私たち二人のほか、ほとんどがフランス人のカップルで、計11人の乗客を乗せた屋根付きボートは少しずつ加速し沖に出る。
出発して約30分。水面からイルカの三角の背びれが浮き沈みするのが見えた!(遭遇率は90%以上とか)
三、四頭のグループ
ボートを移動させながら他の群れも見る。動きが速くて写真に収められない。
逆光でボケてるけどイルカの姿
私はこれで十分だった。
しかし、ボートはさらに沖に向かう。
ラグーンを越えるとますます波が高くなる。波頭が目線より高く見える。
タヒチはサーフィンの発祥地。たしかにいい波だ(と思う)。
ボートのキャプテンとナビの二人はクジラ探しに懸命。ついにタヒチ島から20km離れたモーレア島の沖にまで来てしまった。
青い海、白い砂、起伏のある山々
この時点で出発から2時間経過。これから引き返せば予定通りに陸に戻れる(はずだった。。)
~ 撮影中断 ~
想い起こせば、私の船酔いのヒストリー。
淡路島へ渡る高速船で酔い止めの薬を飲んだにもかかわらず乗船時間のほとんどをトイレで過ごす。
バリ島に旅行した時、近くの島へアイランドホッピング。トイレに先約ありで海に向かって…(食事中の方、すみません)
そして今回、途中からは舟板に腹ばいになって倒れこみ、ひたすらボートの揺れに耐えながら、急にガバッと起き上がり海に飛び込みそうな勢いで側板へ。私の朝食はすべて海のお魚さんの餌に…(再び失礼!)私が海のほうに駆け寄るたびにフランス人のムッシュが腕を支えてくれました。メルシー。
桟橋に到着したのは出発から5時間半後!!
使命感に燃えていたキャプテンとナビの努力むなしく、結局クジラには遭えず。
(っていうか、このクルーズ、もともとドルフィン・ウォッチングですから。クジラはオマケ程度でよかったのに。。)
他の乗客も気分が悪くなり、途中で下船した人や気持ち悪くなるのを避けるため、ずっと立ちっぱなしの人もいたとか。(友人談)
マッサージでリラックスしているのではありません。死人状態の私(写真撮影は私の許諾済)
イルカを見た感動もとっくに消え去り、私の胃の中は空っぽ。
足元はフラフラ、体温は下がり唇は紫色、手は冷たく。
少し落ち着いたのでホテルに送ってもらい、何もせずにとにかく眠る。
介抱してくれた友人がいなければどうなっていたことか。
固形物を受け付けない胃のためにジュースとマックシェイクで水分と糖分を補給。暴飲暴食対策のために持っていったパンシロンがこんなところで役立つとは。
あー、船のトラウマが。。
【おまけ】
旅先で問題が発生したときの対処方法。
不満をもちこさずに、問題点(事実)をその時点で伝えることが大事。
今回、クルーズの主催者の受付カウンターの女性、クルーズのキャプテンとナビの二人に直接、予定の所要時間と内容からかけ離れすぎていることをクレームし、手配してくれた現地の旅行代理店にも体験した状況を伝えました。(おかげで、その日の予定が完全に狂ってしまったことも)
済んでしまった時間は戻りませんが、次に利用する人が同じ目に遭わないようにするためにもクレームすることは意味があると思います。
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タヒチはフランス領なので、よくテレビでも拝見するところですけれど、やっぱりブルーの色の濃さが違いますね~。綺麗。
そして、いっこさん、こんなに苦しい思いをしていらしたとは。。。波が余程激しかったのでしょうね。
by ラパン (2009-08-30 05:00)
★ラパンさん、タヒチの海の色、私の大好きな青のグラデーションで本当に綺麗でしたよ~♪魚が泳ぐ様子を見られたら、もっと良かったのですが、残念。
「楽園」と呼ばれるタヒチ。
クルーズから戻ってきて、フラフラの状態で私、キャプテンに毒ついてしまいました。「楽園(Paradise)どころか地獄(Hell)だったよ」
その後、キャプテンは反省したのか心配そうに倒れている私を見守っていたそうです(友人談)
by いっこさん (2009-08-30 09:31)
なんともまあ、いっこさん!大変でしたね。
私もクルーズの旅で初日の大波のせいか、翌日は真っ青な顔で飲み物しか受け付けられない、という経験があります。クリスマスディナーも台無しでしたよ~。小さな船は揺れも激しいですからね。
by cecileyvr (2009-08-31 07:05)
★Cecileさん、そうなんです。苦しみながら、ドラえもんの「どこでもドア」があればいいのになぁ、と早く陸に着くことだけを祈っていました。
あの苦しみは経験したものでないとわかりませんよね。
by いっこさん (2009-08-31 22:05)