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イースター島に一日遅れで到着 [旅 タヒチ&イースター島]

当初の予定ではタヒチ到着2日目の深夜にイースター島に向かう予定だった。
その出発が遅れることを知ったのは、船酔いで体調最悪だったために現地の旅行代理店のガイドさんに連絡したとき。
最初の連絡時は「数時間遅れかも」とのことだったが、夜になってガイドさんから電話があり「大変なお知らせ」を聞くことに。

イースター島で住民約20人が空港でデモを行い一時占拠しているため、サンティアゴからイースター島経由でタヒチに到着するはずの飛行機が出発できず、結果的に折り返し便のタヒチ発の目処がたたないとのこと。その時点では出発時刻は不明。

なんということ。。

よりによって私たちが乗る便がめったにない出来事が原因で飛ばないなんて。

ひょっとして私が“嵐を呼ぶ女”?
そう言えば、2004年12月のスマトラ沖地震が起きた夜、私は友人の結婚披露パーティに出席するため、ちょうどバンコクのホテルにいたのでした。
クアラルンプールに勤務していた時(1995年)は、帰国前の1月に阪神大震災、3月に東京地下鉄サリン事件が起き、かろうじて被害をのがれたこともありました。

デモの新聞記事。島旗を掲げる住民たちの写真が載っています。
20090818 21住民の空港デモ新聞記事.JPG

日本テレビのネットニュースでも紹介されていました。

これが一日遅れで到着したラン航空の飛行機と占拠された空港。

20090818 1EasterIsland到着.JPG

ちなみにイースター島の空港の滑走路、アメリカのスペースシャトルの緊急着陸用に修理・延長され、世界最長(約3300m)だそうです。

ようやく上陸!

では、イースター島について簡単におさらい。

●1722年のイースター(復活祭)の日にオランダ人のヤコプ・ロッゲフェーンが上陸したことから「イースター島」と名づけられた。
正式名称はIsla de Pascua(パスクア島)。チリの一部。
地元の言葉ではRapa Nui(ラパ・ヌイ、大きな土地という意味)。
●1770年、スペイン人フェーリペ・ゴンザレスがやってきて「サン・カルロス島」と命名し、スペイン領と宣言した際に、島の首長たちが宣言書にサインしたのが「ロンゴ・ロンゴ」という文字。

20090819 9ロンゴ・ロンゴ.jpg 
文字が木片に彫られたことから土産物にもなっている。
●1888年、チリ政府が領有宣言を行う。
●1966年、イースター島はチリの自治区となり、1995年にユネスコの世界遺産に登録された。

●位置的には、タヒチから約4000㎞、チリ本土からは約3800㎞、人が住む最も近い島とも約2000㎞離れている孤島。

●公用語はスペイン語だが、島の住民はラパヌイ語を使う。タヒチ人が起源とされるだけに言葉もタヒチ語に似ている。
こんにちは、さようならはIorana(イオラナ)。ありがとうはMaururu(マウルル)。

【おまけ】
秘境を旅する際の心得と準備。
・少なくともフライトとホテルは、個人手配よりも旅行代理店を通じて予約したほうが緊急時の対応が楽。特に、複数国を移動したり、就航便が限られている場合は代理店経由で連絡が入ったり手配できるので安心。
・旅行保険は「旅のお守り」。現地での病気や予期せぬ出来事に役立つことあり。

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コメント 2

rocky

いい経験?したんですね!

いっこさんの写真はいつも色がいいなって感じてます。

やっぱりセンスなのかなー!

アクシデントも旅行の一つですよね!

忘れなれない思い出になりますからね
by rocky (2009-09-02 23:46) 

いっこさん

★rockyさん、ほんと、自分自身では作れない思い出まで持ち帰ることができました。ある意味、ラッキー。
by いっこさん (2009-09-04 00:13) 

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