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建築はどこにあるの? [建築&インテリア]

海外脱出(夏休み旅行)の前に、先週からの東京活動記録をアップします。

東京国立近代美術館の企画展建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」を見てきました。

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7組の日本の建築家による新作のインスタレーション。会場内は写真撮影ができたので、私が気に入ったものを数点、ご紹介します。

会場に入るとまず目に入るのは中村竜治(なかむら りゅうじ)作、「とうもろこし畑」
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高さは人間の身長くらいあります。
vulcanized fibreという紙と糊を使用した繊細な造り。空間から向こう側を通して見えます。
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「kuma」という作品も蟻チェアに置かれていました。かわいい。
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別の展示室に行くと伊藤豊雄(いとう とよお)作、「うちのうちのうち」
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スチールパイプに白い布を張った多面体。
実際に愛媛県瀬戸内海の島、大三島で進行中の「今治市伊藤豊雄建築ミュージアム(仮)」プロジェクトでも多面体の組み合わせで構成されるそうです。見てみたい~
多面体の内側はこんなふうに海中のような神秘的な世界。
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美術館の建物入口にはアトリエ・ワン(Atelier Bow-Wow 塚本由晴、貝島桃代)の「まちあわせ」
20100806 建築はどこにあるの?9.jpg

竹で作られたキリン、ゾウ、カバ。動物のお腹の下にはベンチが置かれていて待ち合わせや休憩場所になっています。

ここまで紹介して、「いったい、どこが建築?」と思われたかもしれません。
いいんです。新しい形のメディア・アート。
それも東京都現代美術館とかではなく、国立近代美術館で行われたということが興味深い。

7つのインスタレーション、他の建築家と作品名。
中山英之「草原の大きな扉」
鈴木了二「物質試行 51 DUBHOUSE」
内藤廣「赤縞」
菊地宏「ある部屋の一日」

【おまけ】
同時開催で「いみありげなしみ」と所蔵作品展「近代日本の美術」も見ました。
20100806 近代日本の美術 山口華揚.jpg

山口華揚の描いたボルゾイ犬の日本画。
気品のある姿。そして、涼しげ~ 妖しげ~

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