高知2011夏旅 DAY4のはずだったけど… [旅 四国]
前夜は台風の影響でひどい雨風。
朝起きて窓の外を見ると、ホテルそばの高知橋の両岸に植わっているシュロの木が大きく揺れていました。
でも、まだこの時点では楽観的に考えていました。
高知市の観光名所ダントツはきっと坂本龍馬の像が立つ桂浜でしょう。
しかし、植物好きの私たちが行きたかった場所は高知県立牧野植物園。
雨で庭園散策は無理でも、温室や展示館もあるから楽しめるだろうと。
ところが、この淡い期待はJR駅に着いたあと、はかなくも砕け散りました。
「お知らせ 台風6号の接近に伴い始発から運転見合わせ中です。」
ニュース映像の取材のカメラクルーの姿も
JRはNG でも、市内バスは動いているかも。
植物園に向かうバスの運行についてバスセンターでたずねると、「植物園がある五台山のふもとまではバスは走っていますが、頂上へは雨のため運休になりました」
ガーン!!
ここまで聞いて、ようやく事態の深刻さを実感しました。台風の接近は大変なことだということを。
もう、こうなったら一刻も早く高知を離れたほうが賢明です。
JRの窓口で改めて運行見込みを確認したものの、回答は「見込みは不明」
私たちはバスセンターに引き返し、高速バスでの本州へのアプローチに変更。
鉄道の運行は止まっていた瀬戸大橋、車の通行はまだ大丈夫だったため、瀬戸大橋経由で岡山行きのバスに乗り込んだ。さぁ、そろそろ発車という時に運転手がアナウンス。
「たった今、瀬戸大橋の車も通行止めになりました。すみませんが、下りてください」
はぁー。
それではと、代替ルートとして淡路島~明石海峡大橋経由で大阪へ行く3時間後に出発のバスに予約変更。
「今後、状況が変わるかもしれないので発券せずに席だけ予約しておきますね」という係員のアドバイスに従い、予約のメモをもらって待合室のベンチに腰掛けた。
30分経っただろうか、後からやって来て受付カウンター越しに係員とやりとりしている乗客の会話にぼんやりと耳をかたむけていると、「瀬戸内しまなみ海道から尾道経由で岡山に向かうバスが出ます」という説明をキャッチした。
真相を確かめに私はベンチを立ち上がり、カウンターへ。
確認したところ、情報は間違いない。「席二つ、空いていたらお願いします!」
支払いを済ませ、乗車券を受け取り、「これ、大阪行きの予約番号お返しします!」とメモを渡すと、まだベンチに座っている年上の友人に向かって一言「急いで!!」と叫ぶ。
説明を省略したため事情をうまくのみこめていないような表情の友人を促し、雨の中をバス停に駆け足で向かう。なぜなら、発車時刻10時30分の1分前だったのだから。
そうしてバスに乗り込み、出発にギリギリセーフ。
高知駅を出たバスは、高知道~松山道を通って、途中、石鎚山サービスエリアで休憩し愛媛県今治へ。
瀬戸内しまなみ海道の島々を次々と渡り本州側の尾道に上陸。
終点の岡山駅に到着したのは15時。予約していた新幹線の時刻に間に合いました。ふー。
こうして結局、今回の四国への旅で一度に四県(香川・徳島・高知・愛媛)とも制覇(通過)したことになりました。
後半は台風に翻弄された高知・夏旅。ハプニングも思い出の一部。
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朝起きて窓の外を見ると、ホテルそばの高知橋の両岸に植わっているシュロの木が大きく揺れていました。
でも、まだこの時点では楽観的に考えていました。
高知市の観光名所ダントツはきっと坂本龍馬の像が立つ桂浜でしょう。
しかし、植物好きの私たちが行きたかった場所は高知県立牧野植物園。
雨で庭園散策は無理でも、温室や展示館もあるから楽しめるだろうと。
ところが、この淡い期待はJR駅に着いたあと、はかなくも砕け散りました。
「お知らせ 台風6号の接近に伴い始発から運転見合わせ中です。」
ニュース映像の取材のカメラクルーの姿も
JRはNG でも、市内バスは動いているかも。
植物園に向かうバスの運行についてバスセンターでたずねると、「植物園がある五台山のふもとまではバスは走っていますが、頂上へは雨のため運休になりました」
ガーン!!
ここまで聞いて、ようやく事態の深刻さを実感しました。台風の接近は大変なことだということを。
もう、こうなったら一刻も早く高知を離れたほうが賢明です。
JRの窓口で改めて運行見込みを確認したものの、回答は「見込みは不明」
私たちはバスセンターに引き返し、高速バスでの本州へのアプローチに変更。
鉄道の運行は止まっていた瀬戸大橋、車の通行はまだ大丈夫だったため、瀬戸大橋経由で岡山行きのバスに乗り込んだ。さぁ、そろそろ発車という時に運転手がアナウンス。
「たった今、瀬戸大橋の車も通行止めになりました。すみませんが、下りてください」
はぁー。
それではと、代替ルートとして淡路島~明石海峡大橋経由で大阪へ行く3時間後に出発のバスに予約変更。
「今後、状況が変わるかもしれないので発券せずに席だけ予約しておきますね」という係員のアドバイスに従い、予約のメモをもらって待合室のベンチに腰掛けた。
30分経っただろうか、後からやって来て受付カウンター越しに係員とやりとりしている乗客の会話にぼんやりと耳をかたむけていると、「瀬戸内しまなみ海道から尾道経由で岡山に向かうバスが出ます」という説明をキャッチした。
真相を確かめに私はベンチを立ち上がり、カウンターへ。
確認したところ、情報は間違いない。「席二つ、空いていたらお願いします!」
支払いを済ませ、乗車券を受け取り、「これ、大阪行きの予約番号お返しします!」とメモを渡すと、まだベンチに座っている年上の友人に向かって一言「急いで!!」と叫ぶ。
説明を省略したため事情をうまくのみこめていないような表情の友人を促し、雨の中をバス停に駆け足で向かう。なぜなら、発車時刻10時30分の1分前だったのだから。
そうしてバスに乗り込み、出発にギリギリセーフ。
高知駅を出たバスは、高知道~松山道を通って、途中、石鎚山サービスエリアで休憩し愛媛県今治へ。
瀬戸内しまなみ海道の島々を次々と渡り本州側の尾道に上陸。
終点の岡山駅に到着したのは15時。予約していた新幹線の時刻に間に合いました。ふー。
こうして結局、今回の四国への旅で一度に四県(香川・徳島・高知・愛媛)とも制覇(通過)したことになりました。
後半は台風に翻弄された高知・夏旅。ハプニングも思い出の一部。
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緊急時であっても情報を正確に捉えること、そしてその情報がある日本、素晴らしいです~。カナダにないもののひとつだわ。
by cecileyvr (2011-08-06 14:33)
★Cecileさん、たしかに公共交通機関で「なぜ遅れているのか」等の情報を提供してくれるのはありがたいのですが、車内アナウンスで何度も何度も繰り返し“丁重な”お詫びの言葉とともに聞かされると、少々ウンザリしたりも。。(過ぎたるは及ばざるが如し?)
by いっこ (2011-08-06 21:39)