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VIDAL SASSOON [シアター&シネマ]

きのう、渋谷アップリンクで観てきた映画は「VIDAL SASSOON」

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原題:Vidal Sassoon The Movie、監督:クレイグ・ティパー、2010年、アメリカ、91分

1928年、イギリス生まれのヴィダル・サスーン
54年、ロンドンにサロンを開店し、60年代のファッションシーンをリードし、美容界に多大な影響を及ぼした伝説のヘア・ドレッサー。世界各地にサロンをオープンし、美容学校ヴィダル・サスーン・アカデミーも設立、ヘアケア製品を開発しブランドを確立した。
奇しくも、映画が日本で公開された今年5月に84歳で亡くなった。

国際的な名声をおさめたヴィダル・サスーンの人生を振り返るドキュメンタリー。
彼の栄光への道の背後に、幼い頃に両親が離婚、ロンドンの孤児院で育ち、ユダヤ人排斥の社会で戦争と貧困を生き抜いた過去があったとは。
そんな過去があったからこそ、自分自身にも厳しく(健全な肉体に健全な精神が宿ると、常に体を鍛えた)、サロンのスタッフにも厳格さを求めた(靴を磨かずにサロンに出勤してきたスタッフを帰したほど)。一方で、ハリケーン被害を受けたニューオーリンズを手助けしようと自らも現地に赴き住居を建設する慈善活動も行った。

「ハサミ一つで世界のファッションを変えた男」と称され、それまでのスプレーで固めた窮屈なヘアスタイルではなく、「Wash & Go」(=洗ったまま何もしなくても出かけられる)というスタイリングを生み出し、女性のヘアのみならず生き方をも自由にした。


ロンドンに住んでいた頃、ヴィダル・サスーン・アカデミーで学んだという日本人女性ヘア・スタイリストに髪を切ってもらっていた。
彼女とはいつも、「今回はどんなスタイルにしようか」と相談しながら、斬新なスタイリングを楽しんだものでした。ある時は左右で5cm以上は長さが違うアシンメトリーなカットにしてみたり。

そして今日。表参道の行きつけのヘア・サロンで髪を切ってもらった。
今までで最短とも言えるショートカット。ジーン・セバーグの“セシルカット”風に。
襟元スッキリ。おでこもバッチリ。


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タグ:美容 渋谷
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コメント 4

cecileyvr

この映画、観たいな~。Vancouverでも上映されるとよいけれど。
いっこさんのnew styleも観てみたいわ♪
by cecileyvr (2012-07-21 23:57) 

いっこ

★Cecileさん、あれっ、2010年の作品だから日本以外ではすでに上映済かと思っていましたよ。マリー・クワント本人やロンドン、NY、LAの風景も出てきて、ストーリーとともに楽しめました。
by いっこ (2012-07-22 07:33) 

ラパン

私も観たいわあ!セシル風ベリーショートまで短くなりましたか~!どんどん進化するいっこさんのヘアスタイル。美容師のあの彼、NYでショーのお手伝いもしていた人なので、いっこさんみたいにスタイルがある人だと、カットしがいがあるでしょうね~。私なんてずっとある意味変えませんから、笑。
by ラパン (2012-07-22 20:43) 

いっこ

★ラパンさん、彼に「今回はこんな感じで」とお願いすると、「え?何かあったの?」と驚かれました。いつも、もっと短くと言い続けているんですが、今回ようやく思いきって切ってくれました。
by いっこ (2012-07-22 21:39) 

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