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ミュンヘンでオペラ鑑賞 トゥーランドット [旅 ドイツ]

出張中に週末があると、せっかくなので土地の雰囲気を味わう活動計画を立てます。
ノイシュヴァンシュタイン城へのバスツアーも事前に調べて申し込みましたが、もう一つ計画したのがオペラ鑑賞。

ミュンヘンにはヨーロッパ三大歌劇場の一つに数えられるバイエルン州立歌劇場(Bayerisches Staatsoper)があります。
(あと二つは、ウィーンの国立歌劇場、ミラノのスカラ座と言われています)
20121125 7バイエルン劇場3.JPG

事前に調べると、ちょうどプッチーニの代表作『Turandot(トゥーランドット)』が上演されることを知りました。
20121125 7バイエルン劇場5.JPG

初演は1926年4月25日、ミラノのスカラ座。
原作はカルロ・ゴッツィの寓話劇。作曲はGiacomo Puccini。
第1幕から第3幕まで合計約2時間10分の上演時間。

物語の舞台は伝説の時代の中国・北京。
中国皇帝の娘トゥーランドット、韃靼(ダッタン)の王子カラフ、ダッタンの元国王でカラフの父ティムール、ティムールに仕える女奴隷リューなどが主要な登場人物。

第3幕ではトゥーランドットへの愛を熱烈に歌い上げるカラフのアリア「誰も寝てはならぬ」はフィギュアスケートの曲(荒川静香がトリノ・オリンピックで使用)としても耳になじみのある曲が歌われます。

20121125 7バイエルン劇場4.JPG

上演はイタリア語、ステージの上部にドイツ語での字幕が表示されていましたが、私にとってはほとんど役に立たず。。
舞台演出は斬新で、途中で入場時に配られた3Dメガネをかけて立体的なデジタル映像を見る場面があったり、天井からワイヤーで吊られたダンサーが下りてきて空中で舞ったり、スケート靴を履いた演者がステージ上を走り抜けたり。
音楽とともにビジュアル的なアートも楽しめました。

幕間に劇場を見学。上品な装飾です。
20121125 7バイエルン劇場6.JPG
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20121125 7バイエルン劇場12.JPG

観客席を出て少しウロウロまわってみました。
20121125 7バイエルン劇場10.JPG 色合いが上品な豪華さ
20121125 7バイエルン劇場11.JPG

観客の多くはおめかしして来場。
ドレス姿の女性も多く、出張とは言え、私もプリーツの華やかな服装を着て行きたかったなぁ。(何しろ資料などの荷物が多くて、そこまで余裕がなくて)

事前にネットでチケット予約をしようとしましたが、すでに売り切れ状態。
宿泊ホテルのコンシェルジェに依頼し、席確保。(前から10列目)
通常価格133.50ユーロのところ、190ユーロでチケットゲットできました。
20121125 7バイエルン劇場15.JPG

しかし、それだけの価値はありました。
幕間にホワイエのバーで買った白ワイン。飲みきれなかった分をホテルでいただきながら余韻に浸ったのでした。


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コメント 2

cecileyvr

おおっ~バイエルン歌劇場でオペラ!! しかもTurandotとは良い体験をしましたね。長さも程よく判り易いストーリー&ドラマティックな音楽と良い事ずくめの作品ですね。
いつかどっぷりとワーグナーを見てみたい劇場です。
by cecileyvr (2012-12-24 07:31) 

いっこ

★Cecileさん、ほんとラッキーでした。
ヨーロッパの劇場は雰囲気があるので、なおのこと味わい深いわ。
by いっこ (2012-12-25 00:16) 

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