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ブエノスアイレス市内観光 5月広場周辺 [旅 アルゼンチン]

ブエノスアイレスでの二日目は夕方までの時間、市内観光のツアーに出かけた。
日本人ガイドの案内でお昼まで効率的にまわった。

最初に向かったのはブエノスアイレスの中心部、モンセラート地区(Monserrat)の5月広場周辺。
ここには歴史的にも政治的にも重要な見どころが集まっています。
20120815 2五月広場6.JPG

ピンク色の建物は大統領府(La Casa de Gobierno、カサ・ロサーダCasa Rosada)。
1873-1894年に建設されたスペイン・ロココ調の建物。
かつてのブエノスアイレスの要塞で、その後、一方の角は郵便局、もう一方は大統領府となった。
バルコニーはペロン大統領とエビータ夫人が演説したことで知られている。

ブエノスアイレスは「南米のパリ」とも呼ばれる都市。
建物もヨーロッパ風です。
20120815 2五月広場3.JPG

右側の通りの向こうに、街の象徴的存在のオベリスコ(高さ67m)があります。
20120814 6BuenosAires1.JPG
7月9日大通り

7月9日大通りに面してイタリア・ルネサンス様式のコロン劇場が立っています。
20120814 6BuenosAires2.JPG

ミラノのスカラ座に次ぐ世界第二の大きさで、パリのオペラ座と合わせて世界三大劇場とされている。

スペイン植民地時代は行政機関として、独立後はブエノスアイレス市議会として使用されている白い建物はカビルド(Cabildo)。
20120815 4カビルド1.JPG

5月広場はアルゼンチンの民主主義の原点となる場所。
1810年5月25日、植民地としてスペイン政府に操られることに耐えられなくなったクリオージョ(現地生まれの白人)たちが引き起こした「5月革命」。(この日を名前にした通りもある)
当時のリオ・デ・ラ・プラタ副王の退位と自治政府の設置を迫って人々がカビルドに集結し、この広場で独立宣言を行った。

5月広場から真っすぐ西、大統領府と対面する形で国会議事堂が立っています。
20120815 6国会議事堂.JPG

さらに、ネオ・クラシック様式の建物が大聖堂(Catedral Metropolitana)。
20120815 3大聖堂1.JPG
12人の使徒を表す12本の柱

正面右側に燃える炎は1827年の完成当時がから現在にいたるまで絶えることなく燃え続けているそうです。

南米解放の父、ホセ・デ・サン・マルティン将軍の柩が、アルゼンチン、チリ、ペルーの聖女の像に見守られて安置されていて、柩の部屋の入口には近衛兵が200年前の独立軍のデザインを復元した軍服に身を包み、交替で護衛にあたっています。
20120815 3大聖堂22.JPG

【おまけ】
地下鉄スブテ(Subte)の5月広場駅への入口。
20120815 2五月広場9.JPG

ブエノスアイレスの地下鉄の歴史は古く、最も古い路線(A線)が開通したのは1913年。
当時、東京い地下鉄を造ろうと計画していた日本から視察に来たそうで、銀座線のモデルになったとのこと。
そして、現在走っている車両には東京の丸ノ内線や名古屋の東山線のお古が使われているとかで、言ってみれば逆輸入ということですね。


世界で最初にボールペンが販売されたのもアルゼンチンだそうですよ
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