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レニングラード国立バレエ 海賊 [シアター&シネマ]

渋谷のBunkamuraオーチャードホールレニングラード国立バレエ(ミハイロフスキー劇場)の『海賊』を観てきました。

20090115 レニングラード国立バレエ海賊.jpg

『海賊』はローザンヌバレエコンクールなどで男性ダンサーが踊る演目としてしばしば見たことがありますが全幕を見るのははじめて。レニングラード国立バレエも初めて。(全3幕、休憩2回、上演時間110分)

二人のゲスト・ソリストが光を放っていました。
男性主役のひとり(海賊のアリ)はマリインスキー劇場バレエのイーゴリ・コルプは独特の雰囲気を醸し出す個性派。女性主役のひとり(ギリシャ娘のメドーラ)はキエフ・バレエのナタリア・マツァークは折れそうなくらい細い体にエキゾチックな顔立ち。

ロンドンでバレエ公演を観ていた時と東京での劇場の様子はどことなく雰囲気が違う。ロイヤル・オペラ・ハウスやロイヤル・アルバート・ホールのような歴史を感じさせる厳粛さ、それでいて気持ちを高揚させる独特の雰囲気がないような感じがしましたし、木曜の夜ということもあってか客席には空席が目立ちました。
そして懸念していたことが。
日本のバレエ公演に必ずいる‘ブラボー男’ だいたい後ろのほうの客席にいて何かと「ブラボー!」と張り上げる声が興ざめを誘う。
歌舞伎の「待ってました!○○屋!」という掛け声と同じく「ブラボー!」もそのタイミングが大事だと思うのですがね。

【おまけ】
Bunkamuraは今年、開館20周年。
20090115 Bunkamura20周年.jpg

私が社会人になった頃にオープンしたんですね。そういえば、東急のBunkamuraザ・ミュージアムと西武のセゾン美術館、百貨店系の美術館を時々訪れていましたが今は東急のほうだけ。
センター街は用なしですが、文化村方面は近くに戸栗美術館や松涛美術館もあるので渋谷は私の訪問スポットの一つです。

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タグ:バレエ
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