屋久島 縄文杉登山 [旅 九州]
屋久島でのメインイベント。縄文杉に逢うための登山。
日帰りで往復する人もいるようですが、私たちは体力に自信が持てなかったこともありますが、せっかく行くなら目的地のみを目指すだけでなく途中もゆっくり楽しみたいと思い、エコツアーのガイドさん(島いとこの真辺さん)にお願いし、翌日は白谷雲水峡をめぐる宿泊コースを案内してもらいました。
縄文杉登山の参考になるように行程を記録します。
【前日】
登山のための装備の確認。(足りないものはレンタル)出発時刻の打ち合わせ。
初日の朝食と昼食のお弁当を事前注文。(早朝、宿に届けられる)
【初日】
朝6時すぎ、ガイドさんのお迎えで宮之浦の宿を出る。車でスタート地点、荒川登山口へ。標高600m。
ゴミはすべて持ち帰ります
朝食を食べたら十分にストレッチ。さぁ、いよいよ出発です。(7時30分)
前半はトロッコ軌道(年に数回、屋久杉工芸用の土埋木や切株を運搬する)をたどって歩きます。
途中、こういう標識があります
川や沢を渡って奥へ奥へと進んでいきます。
愛子沢
一時間から一時間半に一度、10分くらいの休憩をとります。トロッコ軌道の中ほど、楠川分れを少し行ったところにある三代杉の前で休憩。
一代目の倒木の上に二代目の杉が成長し(倒木更新)、伐倒された二代目の切り株の上に三代目が成長して(切株更新)今も生きています。
木橋をいくつか渡り、仁王杉(阿形)に目をとめ、トロッコ軌道の終点まで歩を進めます。
12時すぎ、大株歩道入口(標高930m)で昼食です。
ここから本格的な登山道に入ります。いきなり急な階段。(13時少し前)
30分ほど登ると最初の屋久杉。(樹齢1000年以上になって屋久杉と呼ばれます)
ヒノキやヤマグルマ、サクラツツジなどの着生樹(寄生樹ではない)の根が髭のように見える翁杉。推定樹齢2000年。
さらに5分ほど行くとウィルソン株。アメリカの植物学者E.H.ウィルソンが屋久島を訪ねた際、雨宿りをして発見したことにちなんで命名。
300年ほど前に切り倒された空洞になっている切株の中に入って見上げるとハート型。
別角度からはダイヤ型にも見えます
メデューサと呼ばれる根っこを上にしたような苔むした木も見られます。
ややキツイ上り道を行くと樹齢3400年と言われる大王杉、二本の木が手をつないだようにつながっている夫婦杉を過ぎ、初日の最大の目的、縄文杉までもう少しです。
ここまで来ると標高も結構高く、木々の間から急に空が見通せるようになります。この日の天候は曇り時々晴れ。鬱蒼とした森の中を歩いているのでサングラスは不要。
白っぽく見える杉は観音様のよう。
15時半すぎには縄文杉に到着。この時間になると私たちのほかに誰もおらず、展望デッキで邪魔されることなくゆっくりとその姿を拝むことができました。
木を痛めないよう近づけなくなっています
圧倒的な存在感。推定樹齢7200年とも言われていますが、最新の科学的な炭素測定法でも不明。樹高25.3m、胸高周囲16.4m、直径5.1m。
しばらくして靄が垂れこめてきて、その神々しい姿にさらに神秘的な雰囲気が加わりました。
縄文杉をあとにして、雨が強くなる前の絶好のタイミングで16時すぎに近くの高塚小屋に到着。初日はここで宿泊。(標高約1300m)
明るいうちに夕食の準備です。ガイドさんがこんなふうにお湯を沸かしてボンカレーを温めてくれました。
山とは思えない立派な食事
17時。夕食のメニューはアルファ米のカレーライス、ゴーヤとハムの酢の物、トビウオとニラが入ったさつま揚げ。デザートには冷凍のタンカン。
寝る前にもストレッチで体をほぐし、20時には就寝。登山初日は暮れたのでした。
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日帰りで往復する人もいるようですが、私たちは体力に自信が持てなかったこともありますが、せっかく行くなら目的地のみを目指すだけでなく途中もゆっくり楽しみたいと思い、エコツアーのガイドさん(島いとこの真辺さん)にお願いし、翌日は白谷雲水峡をめぐる宿泊コースを案内してもらいました。
縄文杉登山の参考になるように行程を記録します。
【前日】
登山のための装備の確認。(足りないものはレンタル)出発時刻の打ち合わせ。
初日の朝食と昼食のお弁当を事前注文。(早朝、宿に届けられる)
【初日】
朝6時すぎ、ガイドさんのお迎えで宮之浦の宿を出る。車でスタート地点、荒川登山口へ。標高600m。
ゴミはすべて持ち帰ります
朝食を食べたら十分にストレッチ。さぁ、いよいよ出発です。(7時30分)
前半はトロッコ軌道(年に数回、屋久杉工芸用の土埋木や切株を運搬する)をたどって歩きます。
途中、こういう標識があります
川や沢を渡って奥へ奥へと進んでいきます。
愛子沢
一時間から一時間半に一度、10分くらいの休憩をとります。トロッコ軌道の中ほど、楠川分れを少し行ったところにある三代杉の前で休憩。
一代目の倒木の上に二代目の杉が成長し(倒木更新)、伐倒された二代目の切り株の上に三代目が成長して(切株更新)今も生きています。
木橋をいくつか渡り、仁王杉(阿形)に目をとめ、トロッコ軌道の終点まで歩を進めます。
12時すぎ、大株歩道入口(標高930m)で昼食です。
ここから本格的な登山道に入ります。いきなり急な階段。(13時少し前)
30分ほど登ると最初の屋久杉。(樹齢1000年以上になって屋久杉と呼ばれます)
ヒノキやヤマグルマ、サクラツツジなどの着生樹(寄生樹ではない)の根が髭のように見える翁杉。推定樹齢2000年。
さらに5分ほど行くとウィルソン株。アメリカの植物学者E.H.ウィルソンが屋久島を訪ねた際、雨宿りをして発見したことにちなんで命名。
300年ほど前に切り倒された空洞になっている切株の中に入って見上げるとハート型。
別角度からはダイヤ型にも見えます
メデューサと呼ばれる根っこを上にしたような苔むした木も見られます。
ややキツイ上り道を行くと樹齢3400年と言われる大王杉、二本の木が手をつないだようにつながっている夫婦杉を過ぎ、初日の最大の目的、縄文杉までもう少しです。
ここまで来ると標高も結構高く、木々の間から急に空が見通せるようになります。この日の天候は曇り時々晴れ。鬱蒼とした森の中を歩いているのでサングラスは不要。
白っぽく見える杉は観音様のよう。
15時半すぎには縄文杉に到着。この時間になると私たちのほかに誰もおらず、展望デッキで邪魔されることなくゆっくりとその姿を拝むことができました。
木を痛めないよう近づけなくなっています
圧倒的な存在感。推定樹齢7200年とも言われていますが、最新の科学的な炭素測定法でも不明。樹高25.3m、胸高周囲16.4m、直径5.1m。
しばらくして靄が垂れこめてきて、その神々しい姿にさらに神秘的な雰囲気が加わりました。
縄文杉をあとにして、雨が強くなる前の絶好のタイミングで16時すぎに近くの高塚小屋に到着。初日はここで宿泊。(標高約1300m)
明るいうちに夕食の準備です。ガイドさんがこんなふうにお湯を沸かしてボンカレーを温めてくれました。
山とは思えない立派な食事
17時。夕食のメニューはアルファ米のカレーライス、ゴーヤとハムの酢の物、トビウオとニラが入ったさつま揚げ。デザートには冷凍のタンカン。
寝る前にもストレッチで体をほぐし、20時には就寝。登山初日は暮れたのでした。
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