屋久島 白谷雲水峡 [旅 九州]
登山2日目。
前日は小屋に到着と同時に雨が強く降りだし、夜中は風の音が聞こえるくらい荒れた天気。数日の好天候で白谷雲水峡の苔が乾燥してカラカラだとのことだったので恵みの雨。
そして朝には晴れていた。なんてついているのでしょう。(日頃の行いがいいおかげ?)
7人くらい横になるといっぱいになるくらいの小屋の板の間。寝るときは床に薄いマット(銀色の幅約50㎝)を敷き、シュラフに入って蓑虫のように眠りますが、硬い床で体が痛くて夜中に何度も寝返りを打ち目が覚めた。早朝5時前には起床。
小屋には電気はないのでヘッドランプ(オレンジの帽子に付けてある)で明かりをとります。
朝食はイギリス食パンにマーガリンとハチミツを塗って、コーンスープとタンカンで軽く。
6時半すぎには小屋を出発。なんとか筋肉痛なしで登山2日目を始められました。
赤茶色のヒメシャラの木に別の木がくい込む
前日歩いた道を引き返し、トロッコ軌道の途中、楠川分岐で白谷雲水峡の方面へ向かいます。
所々に目印のピンクのリボン
岩の上であろうと根っこを這わせて木は生き続けます。
食虫植物マムシソウ
辻峠から登山道をあがった太鼓岩からの雄大な景色。安房川(左側)と小杉谷渓谷を見下ろし、正面には屋久島の山々を一望できます。(標高約1000m)
一緒に登った友人、ガイドさんと
山にはサクラツツジの淡いピンク色があちこちで咲いていました。
前夜の雨でようやく潤った杉苔。真ん丸い水滴をためて乾きを癒しています。
苔ワールドのクライマックス、もののけ姫の森に到着です。
本当はもっと森閑とした雰囲気。苔の湿り具合が足りないのが残念。
13時半、遅い昼食をとったのはさらに下った白谷小屋の近く。山菜おこわと冷やしそうめん&讃岐うどんの付け麺です。
近くまでヤクシカが寄って来ました
食事を終えて5分ほど歩くと、くぐり杉の場所に。
倒れた屋久杉の上にもう一つの杉が生え、倒木が朽ちてなくなり空洞となったため人がくぐれます。
緑の苔に覆われた石たち。もののけ姫に出てくるコダマが隠れていそうです。
自然の石が敷かれた楠川歩道で愛らしい立浪草を発見。
さつき吊橋を渡り飛流おとしを見たら登山のゴール、白谷入口はもうすぐ。(15時すぎ到着)
県道から宮之浦のながめ
一泊二日の登山。お疲れさまでした~
【おまけ(登山トレッキングの準備と心得)】
●服装:
・歩きやすいシューズ(私は底が厚めのウォーキング用)。足首を覆う登山靴が最適。
・ストレッチ性のズボン。足を上げ下ろしするためゆとりがあるほうがいい。
・長袖シャツ。半袖と重ね着すると暑い時に脱げる。バンダナを首に巻いていると汗を吸収してくれる。
・雨具。私は防水性のあるウィンドブレーカーにゴルフ用合羽ズボンを持参。
・帽子。日除けのほか少々の雨はしのげる。
・軍手。岩などにつかまりながら歩くので便利。手の日焼け予防にもなる。
●持ち物:
・シュラフ、マット、ヘッドランプ。(レンタル品)
・水ペットボトル500mlを1本。途中の沢などで補給。小腹がすいた時用のおやつ。私は小さい羊羹、ドライマンゴーなどを持参。干し梅の酸味も疲れをとってくれる。
・リュックサック。雨具や弁当、おやつ、予備のトイレットペーパーなどを入れるため少し大きめのほうがいい。
●心得:
・歩き始め、途中の休憩時、夜寝る前にはストレッチを十分に行う。ケガ防止と筋肉の疲労回復に効果あり。
・ゴミは持ち帰る。植物は持ち帰ってはいけない。
・動植物を大切に。ヤクシカなどに餌をやってはいけない。杉の皮を剥いだり、登ってはいけない。
・ずっと歩きづめよりも時々休憩をとりながらのペース配分。
体力のある時に登っておいて正解でした。もし次回行く機会があればヤクスギランドに行ってみたい。
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前日は小屋に到着と同時に雨が強く降りだし、夜中は風の音が聞こえるくらい荒れた天気。数日の好天候で白谷雲水峡の苔が乾燥してカラカラだとのことだったので恵みの雨。
そして朝には晴れていた。なんてついているのでしょう。(日頃の行いがいいおかげ?)
7人くらい横になるといっぱいになるくらいの小屋の板の間。寝るときは床に薄いマット(銀色の幅約50㎝)を敷き、シュラフに入って蓑虫のように眠りますが、硬い床で体が痛くて夜中に何度も寝返りを打ち目が覚めた。早朝5時前には起床。
小屋には電気はないのでヘッドランプ(オレンジの帽子に付けてある)で明かりをとります。
朝食はイギリス食パンにマーガリンとハチミツを塗って、コーンスープとタンカンで軽く。
6時半すぎには小屋を出発。なんとか筋肉痛なしで登山2日目を始められました。
赤茶色のヒメシャラの木に別の木がくい込む
前日歩いた道を引き返し、トロッコ軌道の途中、楠川分岐で白谷雲水峡の方面へ向かいます。
所々に目印のピンクのリボン
岩の上であろうと根っこを這わせて木は生き続けます。
食虫植物マムシソウ
辻峠から登山道をあがった太鼓岩からの雄大な景色。安房川(左側)と小杉谷渓谷を見下ろし、正面には屋久島の山々を一望できます。(標高約1000m)
一緒に登った友人、ガイドさんと
山にはサクラツツジの淡いピンク色があちこちで咲いていました。
前夜の雨でようやく潤った杉苔。真ん丸い水滴をためて乾きを癒しています。
苔ワールドのクライマックス、もののけ姫の森に到着です。
本当はもっと森閑とした雰囲気。苔の湿り具合が足りないのが残念。
13時半、遅い昼食をとったのはさらに下った白谷小屋の近く。山菜おこわと冷やしそうめん&讃岐うどんの付け麺です。
近くまでヤクシカが寄って来ました
食事を終えて5分ほど歩くと、くぐり杉の場所に。
倒れた屋久杉の上にもう一つの杉が生え、倒木が朽ちてなくなり空洞となったため人がくぐれます。
緑の苔に覆われた石たち。もののけ姫に出てくるコダマが隠れていそうです。
自然の石が敷かれた楠川歩道で愛らしい立浪草を発見。
さつき吊橋を渡り飛流おとしを見たら登山のゴール、白谷入口はもうすぐ。(15時すぎ到着)
県道から宮之浦のながめ
一泊二日の登山。お疲れさまでした~
【おまけ(登山トレッキングの準備と心得)】
●服装:
・歩きやすいシューズ(私は底が厚めのウォーキング用)。足首を覆う登山靴が最適。
・ストレッチ性のズボン。足を上げ下ろしするためゆとりがあるほうがいい。
・長袖シャツ。半袖と重ね着すると暑い時に脱げる。バンダナを首に巻いていると汗を吸収してくれる。
・雨具。私は防水性のあるウィンドブレーカーにゴルフ用合羽ズボンを持参。
・帽子。日除けのほか少々の雨はしのげる。
・軍手。岩などにつかまりながら歩くので便利。手の日焼け予防にもなる。
●持ち物:
・シュラフ、マット、ヘッドランプ。(レンタル品)
・水ペットボトル500mlを1本。途中の沢などで補給。小腹がすいた時用のおやつ。私は小さい羊羹、ドライマンゴーなどを持参。干し梅の酸味も疲れをとってくれる。
・リュックサック。雨具や弁当、おやつ、予備のトイレットペーパーなどを入れるため少し大きめのほうがいい。
●心得:
・歩き始め、途中の休憩時、夜寝る前にはストレッチを十分に行う。ケガ防止と筋肉の疲労回復に効果あり。
・ゴミは持ち帰る。植物は持ち帰ってはいけない。
・動植物を大切に。ヤクシカなどに餌をやってはいけない。杉の皮を剥いだり、登ってはいけない。
・ずっと歩きづめよりも時々休憩をとりながらのペース配分。
体力のある時に登っておいて正解でした。もし次回行く機会があればヤクスギランドに行ってみたい。
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北欧レストラン AQUAVIT [レストラン&フード]
今日はふと思い立って髪をカットしてもらうため表参道のいつものヘアサロンへ。(ちょっと夏仕様)
リフレッシュして8時半すぎ、ぶらぶらと外苑前まで歩きました。
最近コメントを寄せてくださるakiさんのブログに紹介されていた北欧レストランAQUAVITに行きたいという気持ちをおさえられず。ほんと、こういう時の決断力、行動力は我ながらほれぼれします。(自画自賛)
外苑前駅の4番出口を上がってすぐのレクサスのショールームと第一園芸本店の間を奥へ入っていくと突き当たりに白い建物があります。背後には神宮球場の照明塔も見えます。
アクアヴィットとは北欧の蒸留酒の名前。
インテリアもスカンジナビアのモダンデザインでアートギャラリーのような空間です。
ラウンジには黒レザーのEgg chair
白い壁にウォールナット材のダークブラウンの床やテーブル。シンプル、シック、スタイリッシュ。こんな清潔で温もりを感じさせる色調が落ち着くし好きです。
同じくArne JacobsenデザインのSwan chairもライトブラウンのレザー。
でも私、やはり赤のウレタンフォームのほうが欲しいな。(オリジナルだと30万円以上しますがリプロダクト製品だと10万円以下。でも値段の問題ではなく今の私にはスペース上の問題で買えないんですよねぇ)
7 chairやAnt chairなどヤコブセンの椅子ってデザインだけでなく座り心地がよくて機能面でもすぐれもの。
北欧インテリアの本が飾ってあったので手にとってページをめくっていたら、お店の人が「他のもどうぞ」と持ってきてくれました。
向こうのテーブルを見たらフィンランドのブランドiittalaのAaltoの小皿が灰皿として使われていました。
こちら↓、会社の上司が「もらったけど好みじゃなくて」と言うので私が喜んでいただいたもの。洗面台の小物入れに使っています。
メイン・ダイニングをながめると天井からはPoul Henningsenの花びらを重ねてような照明がさがっていて、ここもまた素敵。
そんな洒落た空間の中で、小一時間満ち足りたひとときを過ごしました。
白と一緒にニシンの酢漬け
おっと、肝心のAQUAVITを飲むのを失念してしまいました。次回はきっと。
akiさん、素敵なお店の情報をありがとうございました!
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最近コメントを寄せてくださるakiさんのブログに紹介されていた北欧レストランAQUAVITに行きたいという気持ちをおさえられず。ほんと、こういう時の決断力、行動力は我ながらほれぼれします。(自画自賛)
外苑前駅の4番出口を上がってすぐのレクサスのショールームと第一園芸本店の間を奥へ入っていくと突き当たりに白い建物があります。背後には神宮球場の照明塔も見えます。
アクアヴィットとは北欧の蒸留酒の名前。
インテリアもスカンジナビアのモダンデザインでアートギャラリーのような空間です。
ラウンジには黒レザーのEgg chair
白い壁にウォールナット材のダークブラウンの床やテーブル。シンプル、シック、スタイリッシュ。こんな清潔で温もりを感じさせる色調が落ち着くし好きです。
同じくArne JacobsenデザインのSwan chairもライトブラウンのレザー。
でも私、やはり赤のウレタンフォームのほうが欲しいな。(オリジナルだと30万円以上しますがリプロダクト製品だと10万円以下。でも値段の問題ではなく今の私にはスペース上の問題で買えないんですよねぇ)
7 chairやAnt chairなどヤコブセンの椅子ってデザインだけでなく座り心地がよくて機能面でもすぐれもの。
北欧インテリアの本が飾ってあったので手にとってページをめくっていたら、お店の人が「他のもどうぞ」と持ってきてくれました。
向こうのテーブルを見たらフィンランドのブランドiittalaのAaltoの小皿が灰皿として使われていました。
こちら↓、会社の上司が「もらったけど好みじゃなくて」と言うので私が喜んでいただいたもの。洗面台の小物入れに使っています。
メイン・ダイニングをながめると天井からはPoul Henningsenの花びらを重ねてような照明がさがっていて、ここもまた素敵。
そんな洒落た空間の中で、小一時間満ち足りたひとときを過ごしました。
白と一緒にニシンの酢漬け
おっと、肝心のAQUAVITを飲むのを失念してしまいました。次回はきっと。
akiさん、素敵なお店の情報をありがとうございました!
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