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桃紅水墨 -文字というかたち- [アート&デザイン]

先日の関市での篠田桃紅作品の鑑賞に続き、今日は日本橋浜町ギャラリー サンカイビで開催中の『篠田桃紅作品展 桃紅水墨 -文字というかたち-』を観てきました。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展1.jpg

当日は会場に篠田さんご本人がいらっしゃるということだったので、その時間に合わせて出かけました。
狭いギャラリーには外国からの方を含め十数人の見学者がいて、夏らしい藍染の和服を召した篠田さんが立ってお話をされています。予想通り、キリッとした話し方。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展3.jpg スピーチの後に腰かけられて

文字をテーマにした展示。

20090704 Gサンカイビ篠田桃紅作品展2.jpg

会場ではグラスワインもふるまわれ、ありがたく頂戴しました。

篠田さんいわく、
「文字を書くのは遊びのようなもの。それだけでは物足りなくて抽象を描くんです。
文字はすでに決まっているものを書くだけ。誰にでも書ける。川という字は縦棒が三本。私が四本書こうと思ってもできない。私が文字を書くのはアレンジであって創作ではない」

【おまけ】
水天宮前駅からギャラリーに向かう途中に見つけた木槿(むくげ)の花。夏ですねぇ。

               20090704 木槿.jpg

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マティスの時代 [アート&デザイン]

20世紀初頭のフォーヴィスム(野獣派)運動の中心的人物であったアンリ・マティス(Henri Matisse、1869-1954)
今年2009年は彼の生誕140年です。

金曜の仕事帰り、京橋ブリジストン美術館『マティスの時代 -フランスの野生と洗練』を鑑賞してきました。

20090703 マティスの時代1.jpg

今回の展覧会では、生前のマティスと交友のあった福島繁太郎が日本に招来した作品をはじめ、石橋財団所蔵のフランスの作家たちの作品が展示されています。
マティス以外の作家は、ピエール・ボナール、ポール・セザンヌ、アンドレ・ドラン、ポール・ゴーガン、アルベール・マルケ、ギュスターヴ・モロー、ジョルジュ・ルオー、ポール・シニャック、モーリス・ド・ヴラマンク、ラウル・デュフィ、ピエール・ラプラード、ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソなど。

構成は
I. マティスとフォーヴィスムの出現:1905年頃まで
II. フォーヴの仲間たち:それぞれの道
III. 親密なあるいは曖昧な空間:ヴァリエーション、装飾、室内、窓、空間の広がり
IV. 色とかたちの純粋化:拡張する画面、余白の問題、越境、即興

20090703 マティスの時代2.jpg

「私は今、人を不安にしたり混乱させたりしない、平静で純粋な芸術を求めている。私は、疲れ果て、過重な負担をかけられ、うちひしがれた人が、私の絵を見て平和と安らぎを見出すことを望む」(1920年代のマティスの言葉)

マティスの絵の明るい色彩、単純化された線と形。元気が出てくるので好きです。
特に晩年の「切り紙絵」の手法を用いた面的な絵画がお気に入り。(『ダンス』や『ジャズ』など)

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見波亭 のこぎり山バウムクーヘン [レストラン&フード]

近所の食品スーパー、Queen's ISETANでは毎月1日に普段は販売していない各地のお菓子を1点、特別に売っています。

7月1日のお菓子は、千葉県の見波亭のこぎり山バウムクーヘン

20090704 のこぎり山バウムクーヘン1.jpg

                    20090704 のこぎり山バウムクーヘン2.jpg

しっとり、やさしい甘さで美味しい。

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