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タヒチ島半日観光ツアー [旅 タヒチ&イースター島]

私、本を読んで学習するよりも現地へ出かけていって見聞で知識を深めるタイプの人間です。そこで興味を持ったことを後追いで勉強するほうが身に付きやすいので。こうやってブログ記事を書いて記録することも学習の一つ。

行く前はタヒチについてはほとんど無知。
フランス領だということも今回はじめて知りました。
日常会話はフランス語とタヒチ語
挨拶はボンジュール、ボンソワール、メルスィ。
タヒチ語では、こんにちは=イアオラナ(Iaorana)、ありがとう=マウルール(Mauruuru)。
タヒチ島は大きな島Tahiti Nui(ヌイは大きいの意味)と小さな島Tahiti Iti(イティは小さい)からなる瓢箪型の火山島です。

では、島の西側から反時計回りの観光ツアーの足取りでご紹介。

1)タヒチ博物館
正式には「タヒチとその島々の博物館」
ここではポリネシア全体(歴史、地形、動植物、人々の生活文化)の理解が深められます。

フレンチ領ポリネシアはタヒチ島、モーレア島、ボラボラ島などのソシエテ諸島のほか、ツアモツ諸島マルケサス諸島など、南太平洋に散らばる小さな島々から成り立っています。
南太平洋は、タヒチやハワイが含まれるポリネシア、グアムやサイパンが含まれるミクロネシア、ニューカレドニアやフィジーがあるメラネシアの三つに文化圏が分けられます。ハワイを頂点にNZとイースター島を結ぶ大三角形の海域をポリネシアトライアングルと呼び、そのほぼ真ん中がタヒチです。

ポリネシア人の起源はモンゴロイド、つまり私たちと同じアジア人。ユーラシア大陸を南下し、東南アジア方面からカヌーで太平洋を漂流してソシエテ諸島に定住したのが紀元後3~4世紀。彼ら(マオリ族)がタヒチからハワイ、ニュージーランド、イースター島など周辺(と言っても遠いですが)の島々へ渡ったそうです。

2)アラフラフのマラエ
タヒチには「マラエ」と呼ばれる神殿が点在しています。
マラエは聖なる地。祖先に対する尊敬を表す私的なものもあり、神を招き悪霊を追い払う力があると信じられていた。

20090815 5-3アラフラフのマラエ1s.JPG

石垣で囲まれた場所では礼拝をしたり儀式を催したとのこと。日本の土偶のような木彫りの人形や石に彫刻されたTiki(ティキ)が置かれています。

20090815 5-3アラフラフのマラエ3s.JPG20090815 5-3アラフラフのマラエ5s.JPG

3)ヴァイパヒガーデン
南国ならではの植物が見られます。

ヌルヌルした液が出ることからシャンプーの花とも呼ばれるTorch ginger
20090815 5-4ヴァイパヒガーデン2torch ginger.JPG

大きな菩提樹の前には蓮の池。瞑想の場になりそうなオリエンタルな雰囲気。
20090815 5-4ヴァイパヒガーデン5.JPG

門扉にカヌーの櫂が使われています。さいげないアート。
20090815 5-4ヴァイパヒガーデン6.JPG

タヒチは島中、花であふれています。
国花のティアレ・タヒチと同じく香りが芳しいプルメリア
20090815 7プルメリア1.JPG20090815 7プルメリア2.JPG

暮らしに欠かせないヤシの木タコの木(パンダナス)、パンの木(ウル)、バナナやグァバの木もいたるところに見られます。

ちなみにタヒチは南半球(赤道と南回帰線の間)なので今は冬。でも気温は25度前後の爽やかな暑さ。(さすがに陽射しは強く、日が陰ると長袖でも涼しいくらい)

4)ゴーギャン博物館

20090815 5-5ゴーギャン博物館1.JPG

フランス人の画家、ゴーギャンがタヒチに二度暮らし、最期はフレンチ・ポリネシアのマルケサス諸島のヒバ・オア島でなくなったことは先日鑑賞した『ゴーギャン展』で学んだこと。 

この博物館ではゴーギャンの生涯、彼の絵のモデルになった人たちの紹介などが展示されています。

20090815 5-5ゴーギャン博物館3.JPG 庭で見かけたギザギザの植物

5)アラホホの潮吹き穴
道路沿いの岩に穴が開いていて、その穴をドーンという破裂音のような大きな音を発して風が吹きぬけ波しぶきが激しく上がります。

20090815 5-6アラホホの潮吹き穴1s.JPG

通り雨が降って海の向こうに大きな弧を描く虹が見えました。
20090815 5-6アラホホの海に虹2s.JPG

6)夕陽のパペーテ港
ツアーの最終地点はパペーテ港。雲の上下から光が放射状にもれて神様が降りてくるかのような神々しさ。

20090815 6パペーテ港の夕暮れ2s.JPG

以上で半日ツアーは終了。
では次回までナナ~!(さようなら)

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