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定期観光バス のと恋路号 [出身地 北陸]

羽田空港から能登空港に降り立ち、すぐに定期観光バス「のと恋路号」に乗って奥能登観光に出かけました
(羽田空港の滑走路閉鎖の影響で到着が40分遅延、バスもそれに伴って遅れて昼12時に出発)

では、出発進行!
20090917 のと恋路号2.JPG 道両側に2㎞ほど続く真っ赤なサルビア
 
[1]恋路海岸
その昔、弁天島で釣りを楽しむ助三郎という若者が、近くで溺れる娘、鍋乃を助け、恋仲になる。二人は夜にかがり火を目印にしてデートを重ねた。しかし、鍋乃に恋心を寄せる源次が、ある夜、かがり火の場所を変えて助三郎を待ち伏せして命を奪い、その事態を知った鍋乃も命を絶たれるという悲恋物語がある海岸。

20090917 のと恋路号2恋路海岸3.JPG 鳥居の左側が弁天島

透きとおる海の水 20090917 のと恋路号2恋路海岸4.JPG

海岸沿いにしばらく行くと見附島が見えます。

20090917 のと恋路号3見附島2.JPG 別名、軍艦島

[2]鉢ヶ崎の珠洲ビーチホテルで昼食
いしる鍋定食(1,400円)をいただきました。「いしる」とは魚醤のこと。

20090917 のと恋路号4いしる鍋定食.JPG

奥能登は杜氏でも有名。冬の農閑期に酒造りに日本各地に出稼ぎに出たそうです。

外浦(日本海)は内浦(富山湾側)よりも波が荒く、奇岩が見られます。
20090917 のと恋路号6外浦海岸.JPG

[3]仁江(にえ)・塩田村
揚げ浜式の塩づくりの様子が見られます。

20090917 のと恋路号8仁江塩田村3.JPG 

朝のうちに海から汲み出した海水を砂の上に霧状に撒き、お昼すぎにカン砂(海水のついた砂)を掻き集めて組み立てた沼井に入れます。

カン砂にムシロをかけて海水をかけて沼井から浸出されたカン水を釜で焚き水分を蒸発させます。

20090917 のと恋路号8仁江塩田村6.JPG かなり煮詰まった状態

できたばかりの塩は苦いため、3日ほど放置して苦汁をとると純白の塩の完成です。

ここで作った天然塩を使ったジェラートはさっぱりした塩味で抜群の美味しさ。
20090917 のと恋路号8仁江塩田村12.JPG 一個300円、食べる価値あり

[4]上時国家(かみときくにけ、国指定 重要文化財)
源平の合戦で平家が滅亡した際、平清盛の義弟、平大納言時忠は能登に流された。その子孫が住んだ邸。

20090917 のと恋路号11上時国家1.JPG 入母屋茅葺きの大屋根

松竹梅に鶴亀を配した欄間は暑さ10cm以上の一枚板を両面から彫ったもの。
20090917 のと恋路号11上時国家10.JPG

[5]白米(しろよね)・千枚田
海に面した急斜面に2,000枚以上の狭い田んぼがモザイク画のように敷き詰められている。

20090917 のと恋路号12千枚田2s.JPG

稲作には労力がかかり、現在では市職員やボランティアの人たちの手を借りているとのこと。

[6]輪島・キリコ会館
能登では7月から9月にかけて各地で夏秋の祭りが催され、キリコが豪勢に町を担がれます。
ここでは、能登各地から集められた20数本と3基の神輿が展示されている。

20090917 のと恋路号13キリコ会館2.JPG 高いものでは15mのものも

輪島塗や仏壇のような金箔の飾りなど手が込んだ細工が施されています。
20090917 のと恋路号13キリコ会館7.JPG

ふらっと訪夢(旧輪島駅)に立ち寄り、和倉温泉までの6時間のバス旅行。
施設の入館料込みで大人3,000円。おもだった観光スポットを効率的にまわれ、お得です。

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