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ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ KANAZAWA [出身地 北陸]

石川県立美術館のリニューアルと同時にオープンしたLe Musee de H Kanazawa

石川県七尾市出身のパティシエ、辻口博啓さんプロデュースのカフェです。
(自由が丘のモンサンクレール、六本木ヒルズのル・ショコラ・ドゥ・アッシュなど東京で10ブランドの店舗展開をしているほか、地元七尾の和倉温泉でも辻口博啓美術館ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュを二年前にオープン)

緑を見ながらケーキとお茶をいただけます。(ケーキ類は20種類以上!)

20090918 金沢2ル・ミュゼ・ド・アッシュ.JPG

私が注文したのは大好きなモンブラン(500円)
「栗をふんだんに使った」という説明書きでしたが、残念ながら、ホイップクリームが強すぎて栗の味が全然感じられず。

そして地元素材を使ったゴロジマパイ(320円)
加賀野菜のひとつ、五郎島金時さつまいもを使ったパイ。ホクホク、サクサク、おいしい。

お茶はリベルテ(650円、ケーキと一緒だと200円引き)
香ばしい加賀棒茶の味に爽やかなレモンの香りがほどよくマッチ。

持ち帰りにクロワッサン中島菜(280円)
能登の中島町の特産野菜、中島菜を練りこんだヘルシーなクロワッサン。

値段は金沢価格に比べると全体的に高め。味の評価もむずかしいところ。またの機会に違うケーキを食べて判断することにしようっと。

コンセプトG(玉露茶室コース)という「和」と「スイーツ」の融合とやらも試してみたい。
小菓子、季節のお茶(お口ならし)、本玉露(一煎目)、本玉露(二煎目)、ア・シェット・デ・セール、熱出し玉露(三煎目)、小菓子、炒り立てほうじ茶、というコースで約一時間、3000円。

【おまけ】
中島町の能登演劇堂では9月18日~11月15日、仲代達也さん率いる無名塾のロングラン公演『マクベス』を上演中。
舞台後ろの扉を開け広げ、木々を背景に生きた馬が登場する迫力ある演出で前評判が高い今回のシェイクスピア演劇。
650席あるチケットは6月時点ですでに売り切れだそうです。スゴイ。
能登の田舎でもキラリと光るものがあります。頑張れ、能登!

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古代カルタゴとローマ展 [アート&デザイン]

金沢石川県立美術館『チュニジア世界遺産 古代カルタゴとローマ展を観てきました。

20090918 金沢3古代カルタゴとローマ展.JPG

カルタゴという地名は耳にしたことがありましたが、北アフリカの国チュニジアの都市で、今から約2800年前に海洋民族フェニキア人によって建国された都市国家で東西地中海の貿易中継地として栄えた場所だったということとは理解が結びついていませんでした。
そして、一度はローマによって消滅させられ、それから100年後にローマ帝国の植民都市としてよみがえり、再び黄金時代を取り戻したのです。

展示内容は
第1章:地中海の女王カルタゴ
古代地中海の覇者カルタゴの栄華の全貌を紹介。
第2章:ローマに生きるカルタゴ
ポエニ戦争で徹底的に破壊されたカルタゴ。やがてローマ、アレクサンドリアに次ぐローマ帝国第三の都市として再び円熟期を迎える。

特に、カルタゴ遺跡に残されたモザイクコレクションは必見です。

本展は日本各地を巡回し、10月は大丸ミュージアム・東京で開催されます。

【おまけ】
石川県立美術館は兼六園にも近い台地に建っていて、ちょうど一年前(2008年9月20日)、大規模改修を終えてリニューアルオープンしました。
美術館裏から金沢21世紀美術館のある本多町・広坂に下りる美術の小径(こみち)は私のお気に入りの場所のひとつです。

20090918 金沢4美術の小径.JPG 木陰の階段脇を滝のように水が流れます

兼六園周辺には他に、歴史博物館や伝統産業工芸館、能楽堂などがあり、緑あふれる文化ゾーンです。
10月1日~8日は兼六園周辺文化の森 ミュージアムウィークと題して、狂言を観る会、能楽体験講座、講演会、コンサート、食談など多彩な催しが行われます。

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