藤巻商店 [ショップ&買い物]
六本木ヒルズの森アーツギャラリー・ミュージアムショップ奥に期間限定でオープンしている藤巻商店
かつての伊勢丹のカリスマバイヤー、藤巻さんプロデュースの和テイストの商品を集めたコーナーです。
懐かしいブリキ玩具や
アートな石鹸など
面白い商品がセレクトされています。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
かつての伊勢丹のカリスマバイヤー、藤巻さんプロデュースの和テイストの商品を集めたコーナーです。
懐かしいブリキ玩具や
アートな石鹸など
面白い商品がセレクトされています。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
アイ・ウェイウェイ展-何に因って? [アート&デザイン]
六本木ヒルズの森美術館で『アイ・ウェイウェイ展-何に因って?』を観てきました。
「童話-椅子」清時代の木製椅子の連続
1957年、北京生まれの現代中国を代表するクリエイター、アイ・ウェイウェイ。
美術、建築、デザイン、出版、展覧会企画など多方面にわたって活躍しています。
森タワーの52階から美術館のある53階に上がるエスカレーターホールの吹き抜けに吊り下げられた巨大なクリスタルガラスの「シャンデリア」
2008年北京オリンピックのメインスタジアム(鳥の巣)の設計をしたのも彼。
1990年代以降の主要作品26点を紹介する過去最大級の個展。立体、写真、ビデオ、インスタレーションなど多岐にわたる表現。
3部構成。
基礎的な形体とボリューム
手前は「1トンのお茶」
1㎥に圧縮したプーアール茶の茶葉。
その後ろに1㎥のテーブルが連続し、さらに向こうには「12の五角形と20の六角形」が釘を使わない組木の技法で接続されサッカーボールのようです。
他にも「一杯の真珠」という直径1mの碗に淡水パールがぎっしり盛られたインスタレーション作品も。
構造とクラフトマンシップ
月の箪笥(Moon Chest)
手前と背板に丸く窓の開いた花梨の箪笥が一列に並んでいて、窓を通して奥のほうをのぞくと、月の満ち欠けのように見えます。
それに合わせるかのに「72の基準」という写真作品も展示されていました。
中秋節に皆既日食が重なった1997年9月17日。月の満ち欠けを5分ごとに6時間かけて撮影した写真。
月を愛でるのは中国と日本に共通の慣習です。
3本足のテーブル
この微妙なバランス。他に「2本足のテーブル」の展示も。
伝統の継承と革新
解説パネルから引用。
アイ・ウェイウェイはしばしば「断片」「パズルの一部」といった表現を使う。人類数千年の歴史における一瞬としての「今日」、世界67億人のひとりとしての「個人」という認識。
「断片」に眼を向けることは歴史、時間、社会、現実を客観的に意識することのあらわれであり、物事の全体像を構造的に捉えながら、同時に構成している最も小さな存在や根源的な単位を見失わないアイの世界観を示唆している。
「自分とは何者なのか?」「なぜそれを行うのか?」「どこから来てどこへ向かっているのか?」など、人間の根源的な存在の問題を常に問い続けています。
↑
この問いはゴーギャンの問題意識と同じ。いつの世も人間は同じ問いを繰り返すものなのですね。
フォーエバー自転車
42台のフォーエバー製(上海の自転車メーカー)の自転車が分解され、再構成され、一つの固まりになっている。
「漢時代の壺を落とす」(写真の人物はアイ)
「着彩された壺」(新石器時代の壺を工業用塗料で彩色)
他に、唐時代の壺に塗料でCoca Colaのロゴを描いた「コカ・コーラの壺」
ランキング参加中。よろしければクリックを→
「童話-椅子」清時代の木製椅子の連続
1957年、北京生まれの現代中国を代表するクリエイター、アイ・ウェイウェイ。
美術、建築、デザイン、出版、展覧会企画など多方面にわたって活躍しています。
森タワーの52階から美術館のある53階に上がるエスカレーターホールの吹き抜けに吊り下げられた巨大なクリスタルガラスの「シャンデリア」
2008年北京オリンピックのメインスタジアム(鳥の巣)の設計をしたのも彼。
1990年代以降の主要作品26点を紹介する過去最大級の個展。立体、写真、ビデオ、インスタレーションなど多岐にわたる表現。
3部構成。
基礎的な形体とボリューム
手前は「1トンのお茶」
1㎥に圧縮したプーアール茶の茶葉。
その後ろに1㎥のテーブルが連続し、さらに向こうには「12の五角形と20の六角形」が釘を使わない組木の技法で接続されサッカーボールのようです。
他にも「一杯の真珠」という直径1mの碗に淡水パールがぎっしり盛られたインスタレーション作品も。
構造とクラフトマンシップ
月の箪笥(Moon Chest)
手前と背板に丸く窓の開いた花梨の箪笥が一列に並んでいて、窓を通して奥のほうをのぞくと、月の満ち欠けのように見えます。
それに合わせるかのに「72の基準」という写真作品も展示されていました。
中秋節に皆既日食が重なった1997年9月17日。月の満ち欠けを5分ごとに6時間かけて撮影した写真。
月を愛でるのは中国と日本に共通の慣習です。
3本足のテーブル
この微妙なバランス。他に「2本足のテーブル」の展示も。
伝統の継承と革新
解説パネルから引用。
アイ・ウェイウェイはしばしば「断片」「パズルの一部」といった表現を使う。人類数千年の歴史における一瞬としての「今日」、世界67億人のひとりとしての「個人」という認識。
「断片」に眼を向けることは歴史、時間、社会、現実を客観的に意識することのあらわれであり、物事の全体像を構造的に捉えながら、同時に構成している最も小さな存在や根源的な単位を見失わないアイの世界観を示唆している。
「自分とは何者なのか?」「なぜそれを行うのか?」「どこから来てどこへ向かっているのか?」など、人間の根源的な存在の問題を常に問い続けています。
↑
この問いはゴーギャンの問題意識と同じ。いつの世も人間は同じ問いを繰り返すものなのですね。
フォーエバー自転車
42台のフォーエバー製(上海の自転車メーカー)の自転車が分解され、再構成され、一つの固まりになっている。
「漢時代の壺を落とす」(写真の人物はアイ)
「着彩された壺」(新石器時代の壺を工業用塗料で彩色)
他に、唐時代の壺に塗料でCoca Colaのロゴを描いた「コカ・コーラの壺」
ランキング参加中。よろしければクリックを→