THE OUTLINE 見えていない輪郭 展 [アート&デザイン]
六本木、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『THE OUTLINE 見えていない輪郭 展』を観てきました。
プロダクトデザイナー、深澤直人氏(1956-)のプロダクト118点と、写真家、藤井保氏(1949-)の写真65点が展示されています。
企画展チラシから引用。
人々の無意識の要素から「ものの輪郭」を割りだす独自の活動が広く注目を集めている深澤直人。
広告写真の第一人者にして、光や空気にとけているものの輪郭をみごとに描く藤井保。
あたり前のようでありながらも私たちに見えていない「デザインの輪郭」が、二人の活動から浮かびあがります。
「アウトラインとはものの輪郭のことである」
「わたしの役割はその輪郭を割り出し、そこにぶれなくはまるものをデザインすることである」 ―深澤直人
「“もの”は何も語らないが、実はその背後に多くの言葉や物事の真理がひそんでいる。装飾とは無縁なプロダクトの実在を前にして、僕は風景や彫刻をみるように写真を撮っている」 ―藤井 保
訪れたのは7日(木)の19時ごろ。
偶然、深澤さんご自身が解説するギャラリーツアーが始まったところでした。
(代表的なプロダクトには、MUJIの壁掛け式CDプレーヤー、±0ブランドの加湿器などがあります)
物の輪郭はなんとなくぼんやりとしているのが普通。輪郭がすべて一様にはっきり見えているわけではない。
上↑のチラシの写真は、大きな紫色の椅子をモノクロで撮影したもの。
座面の向こう角に焦点をあてて見ると、背もたれと手前の端(輪郭)はぼやけて見えることが表現されています。
私も試しにやってみました。
物の奥のほうに注目すると、手前はぼんやりします。
元のモノはこの子です。
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プロダクトデザイナー、深澤直人氏(1956-)のプロダクト118点と、写真家、藤井保氏(1949-)の写真65点が展示されています。
企画展チラシから引用。
人々の無意識の要素から「ものの輪郭」を割りだす独自の活動が広く注目を集めている深澤直人。
広告写真の第一人者にして、光や空気にとけているものの輪郭をみごとに描く藤井保。
あたり前のようでありながらも私たちに見えていない「デザインの輪郭」が、二人の活動から浮かびあがります。
「アウトラインとはものの輪郭のことである」
「わたしの役割はその輪郭を割り出し、そこにぶれなくはまるものをデザインすることである」 ―深澤直人
「“もの”は何も語らないが、実はその背後に多くの言葉や物事の真理がひそんでいる。装飾とは無縁なプロダクトの実在を前にして、僕は風景や彫刻をみるように写真を撮っている」 ―藤井 保
訪れたのは7日(木)の19時ごろ。
偶然、深澤さんご自身が解説するギャラリーツアーが始まったところでした。
(代表的なプロダクトには、MUJIの壁掛け式CDプレーヤー、±0ブランドの加湿器などがあります)
物の輪郭はなんとなくぼんやりとしているのが普通。輪郭がすべて一様にはっきり見えているわけではない。
上↑のチラシの写真は、大きな紫色の椅子をモノクロで撮影したもの。
座面の向こう角に焦点をあてて見ると、背もたれと手前の端(輪郭)はぼやけて見えることが表現されています。
私も試しにやってみました。
物の奥のほうに注目すると、手前はぼんやりします。
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT [シアター&シネマ]
11月に期間限定で上映されていたときに見逃してしまった映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
12月19日からアンコール上映中で、私は有楽町マリオンの丸の内ピカデリーで観てきました。
(監督:Kenny Ortega、2009年、アメリカ)
マイケル自身が「Final curtain call」と言っていた昨年7月にロンドンで行われる予定だったコンサートのリハーサル風景の映像を編集したもの。
はっきり言って感動です。
12月に矢沢永吉さんのドキュメンタリー映画を見たときに匹敵、もしくはそれを上回るほどの感激。
帰りは、マイケルの歌のサビの部分を何曲かメドレーで口ずさんでいる自分がいました。
映像を見、歌を聴きながら、いろいろと思いめぐらしたこと。
●スリムな体つきはとても50才とは思えない。そして、あのダンス。やっぱりマイケルは素晴らしい。(比べものにならないけど、なぜか郷ひろみを思い出してしまった)
●歌う楽曲は自分で作ったのがほとんどだとは知らなかった。結構、歌詞の内容にグッときます。
そう言えば、CDも買って実家に置いてあるかも。
●最近は少年虐待や整形、奇行などが話題になり、歌手としての活動よりも関係ない部分で取り沙汰されていたマイケル。可哀そうだったなぁ。先日、テレビで裁判のいきさつの再現ドキュメンタリーをやっていたけど、事実は何だったんだろう。
彼を表現するのには“innocent”という言葉が当てはまるのでは?「潔白の」という意味もあるけど「無邪気な」子供のような純粋さが時には誤解を招いていたのでは?
●ロンドンでマイケルとニアミスだったなぁ、とか。
●映画館のシートでじっと座って見ているより、立ち上がって一緒に踊り、歌いだしたくなる衝動を覚えました。
ウィンブルドンに住んでいた頃のダンスクラスのインストラクター、Ronだったら、この映画を見たあとはしばらくクラスでThrillerかBeat ItのMJミュージックで盛り上がるに違いない。
映画のエンドロールが終わると、映画館の中に自然とかすかな拍手が起こりました。もちろん私も。
見終わって、すがすがしい気持ちになりました。
Michaelのご冥福を心からお祈りします。
【おまけ】
銀座の地下街を歩いているとARMANIのビルの地下にきました。
黒とシルバーのフューチャリスティックなデザインの壁、天井、階段。
まるでMJのコンサート・ステージみたい。
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12月19日からアンコール上映中で、私は有楽町マリオンの丸の内ピカデリーで観てきました。
(監督:Kenny Ortega、2009年、アメリカ)
マイケル自身が「Final curtain call」と言っていた昨年7月にロンドンで行われる予定だったコンサートのリハーサル風景の映像を編集したもの。
はっきり言って感動です。
12月に矢沢永吉さんのドキュメンタリー映画を見たときに匹敵、もしくはそれを上回るほどの感激。
帰りは、マイケルの歌のサビの部分を何曲かメドレーで口ずさんでいる自分がいました。
映像を見、歌を聴きながら、いろいろと思いめぐらしたこと。
●スリムな体つきはとても50才とは思えない。そして、あのダンス。やっぱりマイケルは素晴らしい。(比べものにならないけど、なぜか郷ひろみを思い出してしまった)
●歌う楽曲は自分で作ったのがほとんどだとは知らなかった。結構、歌詞の内容にグッときます。
そう言えば、CDも買って実家に置いてあるかも。
●最近は少年虐待や整形、奇行などが話題になり、歌手としての活動よりも関係ない部分で取り沙汰されていたマイケル。可哀そうだったなぁ。先日、テレビで裁判のいきさつの再現ドキュメンタリーをやっていたけど、事実は何だったんだろう。
彼を表現するのには“innocent”という言葉が当てはまるのでは?「潔白の」という意味もあるけど「無邪気な」子供のような純粋さが時には誤解を招いていたのでは?
●ロンドンでマイケルとニアミスだったなぁ、とか。
●映画館のシートでじっと座って見ているより、立ち上がって一緒に踊り、歌いだしたくなる衝動を覚えました。
ウィンブルドンに住んでいた頃のダンスクラスのインストラクター、Ronだったら、この映画を見たあとはしばらくクラスでThrillerかBeat ItのMJミュージックで盛り上がるに違いない。
映画のエンドロールが終わると、映画館の中に自然とかすかな拍手が起こりました。もちろん私も。
見終わって、すがすがしい気持ちになりました。
Michaelのご冥福を心からお祈りします。
【おまけ】
銀座の地下街を歩いているとARMANIのビルの地下にきました。
黒とシルバーのフューチャリスティックなデザインの壁、天井、階段。
まるでMJのコンサート・ステージみたい。
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