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東京都現代美術館 パブリックスペースART [アート&デザイン]

東京都現代美術館(MOT)のパブリックスペースには無料で楽しめるアートがいくつかあります。

屋外の水に浮かぶ白い半球体の彫刻。
20100116 都現代美 屋外アート.JPG

建物内側のメディアコートに期間限定で設置されていたアート。

20100116 都現代美 夢の中の洞窟1.JPG

大西麻貴+百田有希の若手建築家ユニットによる「夢の中の洞窟」(Cave in a Dream)という作品。
地面からは隆起したような床、上からは鍾乳洞のような浮遊する屋根。空間の内と外、下と上、感覚を刺激するアートです。

秋から開催されているMOTコレクション展
「アメリカの絵画 1950s・1960s」「クロニクル 1945,1951,1957 戦後日本美術を見直す」「特別展示 岡崎乾二郎」
モーリス・ルイス、アンディ・ウォーホル、ダイヴィッド・ホックニーといった好きなアーティストの作品を久しぶりに鑑賞できました。

それ以外には、エルネスト・ネトのこの作品が気に入りました。
20100116 都現代美 エルネスト・ネト.JPG

ジャージーオーガンジーのようなチューブが天井からぶら下がり、中に発砲スチロールの粒が入っていて巨大な恐竜の卵のような、蚕の繭のような。低反発性のビーズソファに寝転がってリラックスした状態で見上げていると妙な安堵感を感じます。

【おまけ】
美術館の2階にはヴェトナム風のカフェ。
20100116 都現代美 Cafe.JPG

大きなガラスに描かれた花のイラストが可愛い。

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Luxury ファッションの欲望 [アート&デザイン]

東京都現代美術館(MOT)で開催していた「Luxury ファッションの欲望」の最終日に鑑賞してきました。

20100116 Luxuryファッションの欲望.JPG

Luxury=贅沢。
時代や価値観の変遷にともなって「贅沢」の意味合いも変わりましたよね。

着飾ることは自分の力を示すこと-Ostentation
入手しにくければしにくいほど、美しければ美しいほど、そのものの価値が高まる。金・銀・宝石。美しい色糸を用いて織られた絢爛豪華なテキスタイル、優雅で繊細な刺繍やレース、絹織物。玉虫の羽を刺繍したドレス。ドレス全面にビーズ、ラインストーン、シークイン(スパンコール)。毛皮。
そして、一着の服になるまでの数多くの職人たちの精緻な手仕事。19世紀半ばから始まるフランスの贅沢産業「オートクチュール(高級仕立服)」一着のために100時間以上もかけて制作したことも。
ドレスの背中から長く伸びるトレーン(引きすそ)。髪型も今の“盛り髪”以上に巨大になり、おまけに軍艦や馬車などが載せられた。
一夜かぎりのイベントだけの衣装。
ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールなどのブランド服。
アート作品をデザインしたオリジナルの一点物。
「見せること=顕示」という最も普遍的で本質的でもあるラグジュアリー。

削ぎ落とすことは飾ること-Less is more
華美な装飾が好まれる一方で、シンプルで日常的なスタイルを望む動きもある。快適さや機能性がデザインに強く求められている現代。
余分な装飾を削ぎ落とすことで浮かび上がる新しい美の世界。簡素さの中の豊かさ。「神は細部に宿る」
ポワレが作る服は社会進出する女性たちの身体をコルセットの束縛から解放した。
身頃全体に手縫いのピン・タックを施したヴィオネの服は、一見単純に見えるが実に精巧なオートクチュールの手仕事。バイアス・カットの技法を駆使したドレスは動きやすさを生み出す美しいドレープを描く。
シャネルはブラウスとスカートのアンサンブル、絹ジョーゼットのワンピースなど、スポーティで機能的な服をデザインした。
外からは見えにくい贅沢、密やかなラグジュアリー。
(イッセイミヤケのプリーツも削ぎ落とされた美です)

ひとつだけの服-Uniqueness
メゾン・マルタン・マルジェラが展開する「アーティザナル(手仕事による)」ラインを通じて現在のラグジュアリーの本質を探る。
古着や使い古しの日用品をリメイクした「一点もの」の服。
効率性や利便性とは別の価値、手間と時間をかけて作り出されたものが、いつの時代においてもラグジュアリーの重要な要素。

冒険する精神-Clothes are free-spirited
ラグジュアリーであることは物質的、金銭的なものだけにとどまらない。「今までにない服」作りに挑戦する作り手とその情熱を受け止めようと努力する着用者。
川久保玲(コム・デ・ギャルソン)のデザインする服はオリジナリティに溢れ、時に着用の仕方すらわからない服であるため、「着る」という日常的な行為にさえ知的な体験を与えてくれる。

展示構成の最後は「妹島和世による空間デザイン COMME des GARCONS」

20100116 妹島和世による空間デザイン2.JPG
(展覧会パンフレットから)

吹き抜けの空間に透明なアクリル板を湾曲させて多様な形の島をつくり、コム・デ・ギャルソンの1991年から2008年までのコレクションの中から選んだ服32点が展示されていた。
迷路の中を歩くように宙に浮いたカラフルな彫刻作品のような洋服を見てまわる。浮遊感や神秘性を感じる不思議な体験。

【おまけ】
同時開催で「Swedish Fashion 新しいアイデンティティを求めて」を見ることができました。
新しい世代のスウェーデンのファッションデザイナー13組の作品を展示。

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コンビニの甘い誘惑 [レストラン&フード]

またしてもコンビニの甘い誘惑に負けてしまいました。

カルピスとサンクスがコラボして、カルピスと苺の商品を期間限定で販売しています。「カルピスサワー いちご練乳仕立て」もその一つ。他にはキャンディ、いちごカルピスのドリンクなどがあります。

20100119 苺モノ.jpg

春気分にさせる苺。
つられて練乳苺ヨーグルトやデニッシュリングドーナツ(イチゴチョコ)もお買い上げ。

ジャンボサイズの卵たっぷり濃厚プリンは食べごたえあるボリューム。過食症?
20100121 濃厚プリン.jpg

スナック菓子コーナーに目をやると、定番商品にまたしても合格祈願バージョンを発見。

20100119 ウカール.jpg

キャラメルコーンが「カナエルコーン」になったのと同様、商品名が「ウカール」に変わっています。試験に受か~る。「サクッとウカレー!」のカレー味。

さらに、キャラメルコーンに通常の5倍の大きさのでっかいのがミルクコーヒー味となって登場。

20100119 でっかいキャラメルコーン.jpg

大きくしただけなのになぜか心ひかれた私。まったく、メーカーのマーケティング戦略にまんまとやられています。

ヤマザキのロールちゃん生キャラメルも大きく(長~く)したもの。

20100123 ロールちゃん.jpg

トラなのかウサギなのか。いいんです、どっちでも。可愛くて美味しければ。

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深川宿 深川めし [レストラン&フード]

先週末、両国に続いて清澄白河へ移動。

偶然、前日(16日)のテレビ番組「キズナ食堂」で紹介されていましたが、昼食を駅そば(深川江戸資料館向かい)の深川宿でいただきました。

20100117 深川宿1.JPG

ここは深川めしの専門店。
深川の佐賀、永代あたりは江戸時代に漁師町として開けた所。江戸前の魚介類や海苔などを捕る漁師さんたちが大勢住んでいて、付近で捕れたアサリと、あり合わせの野菜を味噌で煮、ご飯の上に汁ごとかけたものを日常食としていたのが深川めしの始まりだそうです。

駅弁で食べたことはありますが、ちゃんとしたのをお店で食べるのは初めて。
丼に入った味噌汁のぶっかけ飯(深川めし)、お重に入った醤油味の炊き込みご飯(浜松風)、玉子とじの島千鳥。メニューはシンプルです。
私が注文したのは、ぶっかけ飯と炊き込みご飯がそれぞれミニ丼に盛られた二種類の味を同時に楽しめる辰巳好み

20100117 深川宿2.JPG

お店のこだわり。
国産のアサリのみを使用。冷凍物は一切使わず、採れたてのものを直送仕入れ。
味噌は関東ミソと信州ミソを混ぜ合わせたもの。一年以上の開発の賜物。

海苔の吸い物、煮物、漬物、白玉だんご、デザートに葛きりがついて2100円なり。もうお腹いっぱいです。

20100117 深川宿3.JPG

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