SSブログ

あきた美彩館 [レストラン&フード]

東京には日本各県のアンテナショップがたくさんありますが、高輪の品川プリンスホテルそばには秋田県産品ショップ&ダイニング「あきた美彩館」があり、3月にリニューアルされたばかりです。

20100407 品川プリンスHあきた美彩館1.jpg

店内は結構広く、秋田県の食品や地酒、伝統工芸品などが所狭しと売られています。
6種類の漬物が詰めあわされたお楽しみ袋(630円)を買ってみました。

20100407 あきた美彩館3.jpg
「いぶりがっこ」香ばしい独特の風味。花ずしは茄子が花のよう。

秋田から直送されているお菓子。桜餅は一個80円とリーズナブル。
20100407 あきた美彩館2.jpg

ダイニングではきりたんぽ鍋、ハタハタ酢、比内地鶏なども食べられるようです。
すごいのは営業時間。アンテナショップなのに夜23時までオープンしています。

ランキング参加中。よろしければクリックを→ にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

新しい人生のはじめかた [シアター&シネマ]

品川プリンスシネマで映画「新しい人生のはじめかた」を見てきました。
(原題:Last Chance Harvey、2009年、イギリス、93分)

20100407 新しい人生のはじめかた.JPG

音楽家(と言ってもCMのジングルの作曲)の62歳アメリカ人、ハーヴィ・シャイン(ダスティン・ホフマン)バツ1。夢はジャズピアニスト。
統計局勤務の45歳イギリス人、ケイト・ウォーカー(エマ・トンプソン)独身。夢は小説家になってスペインで暮らすこと。

ハーヴィは離婚で別れた娘の結婚式に出席するためにアメリカからロンドンに向かうが、直前に長年のクライアントから見限られる。ロンドンに着いても、娘は別れた妻が再婚した男と仲良く、自分ひとり取り残された気分で落ち込む。
一方、ケイトはいまだ独身。一人暮らしの母からは日に何度も電話がかかり、早く結婚するように急かされる。気乗りがしないまま合コンに行っても周囲から自分が浮いているように感じ、人生を諦めかけている。
そんな二人が空港で出会い、ひょんなことから娘の結婚パーティに参加し、いつしか心をひかれあうようになり。。

大人の静かな恋のストーリーの舞台になっているのはロンドン
ヒースロー空港、テムズ川、ウォータールー・ブリッジ、サマセットハウス、ナショナル・シアター、ウエストミンスター宮殿、ロンドン・アイ、セントポール大聖堂、ミレニアム・ブリッジ。
すべて私の行動エリアだったところ。
エマ・トンプソンが話すイギリスアクセントの英語とともに懐かしくスクリーンを見つめていました。

【おまけ】
シネマは品川プリンスホテルに入っていて、エプソンのアクエリアムもあります。
アプローチは波やイルカなどのイルミネーション、シネマの入口にもアシカのオブジェが。

20100407 品川プリンスHアクアスタジアム2.jpg

シネマのロビーにあるカフェで映画鑑賞の前にバナナシーバー(パフェのようなもの)とジュースのセット(750円)をいただきました。

20100407 品川プリンスシネマ・カフェ.jpg

バナナの薄い輪切りがきれいに並べられています。

ランキング参加中。よろしければクリックを→ ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ボルゲーゼ美術館展 [アート&デザイン]

東京お出かけ記録に戻ります。

上野東京都美術館「ボルゲーゼ美術館展」を見てきました。

20100404 ボルゲーゼ美術館展1.JPG
(ラファエロ・サンツィオ「一角獣を抱く貴婦人」1506年頃)

施設・設備の老朽化から、2年間の改修工事のため全面休館する前の最後の展覧会でした。

20100404 東京都美1.JPG

ローマ市北東部、ピンチアーナ門の北側に広がるボルゲーゼ公園の中にあるボルゲーゼ美術館。
名門貴族・ボルゲーゼ家の出身であり、ローマ教皇パウルス5世の甥であるシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿(1576-1633)が夏を過ごすために建てた別荘で、大理石で飾られた白亜の館はローマ・カトリック教会の中央機関が外国からのお客様をもてなすためにも使われました。

上の左が美術館の外観、その隣がシピオーネの胸像。
20100404 ボルゲーゼ美術館展2.jpg

イタリアのルネサンス期の邸宅をモデルにして建てられた、ロンドン郊外のChiswick House(チズィック・ハウス)に似ています。

シピオーネは17世紀を代表する大パトロンであり、ボルゲーゼ美術館のコレクションは、彼が集めた絵画・彫刻を出発点としており、ルネサンス・バロック美術の宝庫とされています。

序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生
15世紀後半から17世紀にイタリアで活躍した巨匠たちのまとまった作品のコレクション。
(1)理想の美を追求し続けたサンドロ・ボッティチェリ
(2)ルネサンスにおける調和という理想を体現するラファエロ・サンツィオ
(3)ヴェネツィア派を代表するヴェロネーゼ
(4)イタリア、ヨーロッパの絵画史において重要な位置を占めるカラヴァッジョら

Ⅰ 15世紀・ルネサンスの輝き
政治的にも経済的にも権勢を誇った都市国家フィレンツェで花開いたルネサンス。
ボッティチェリやサンツィオ、ダ・ヴィンチの絵は光と影のコントラストが特徴的。
(豊穣多産や復活を象徴するザクロ、貞淑や純潔を象徴する一角獣などを絵の中に描くことで意味を持たせる)
特別出品として、「ボルゲーゼと日本:支倉常長と慶長遣欧使節」の展示がありました。
(1613年、仙台藩主・伊達政宗が藩士・支倉らをメキシコ経由でスペイン、ローマへ派遣。スペイン国王、ローマ教皇に拝謁し、奥州への宣教師派遣とメキシコとの直接貿易について交渉するのが目的)

Ⅱ 16世紀・ルネサンスの実り -百花繚乱の時代
イタリア各地に拡がったルネサンス。
模範とされ、大きな影響力をもったのがラファエロ、ミケランジェロ。
(絵の中に描かれる白い百合は純潔の象徴)

Ⅲ 17世紀・新たな表現に向けて -カラヴァッジョの時代
16世紀の社会的混乱は、カトリック教会が一致団結して改めて民衆への布教を重視することを促し、それによって神学的な厳密さを守りつつ、感情に素直に訴えかけるバロック芸術が求められた。
(メスの鳩は豊穣の象徴)

【おまけ】
3月14日から4月10日まで、上野公園内のあちこちで「東京・春・音楽祭」ということで有料の音楽会や無料のミニコンサートが開かれていました。
東京都美術館の改修工事前の最終日閉館後、前庭でVive!サクソフォーン・クワルテットの演奏がありました。

20100404 東京・春・音楽祭@都美.JPG

ランキング参加中。よろしければクリックを→ にほんブログ村 美術ブログへ

nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。