ミュンヘン 博物館エリア [旅 ドイツ]
ミュンヘンを発つ日。(6月2日)
出発までの半日、雨にもめげず傘をさしてのウォーキング!
今日は中央駅から北側にある博物館エリアに足を延ばします。
まずは裁判所の裏に広がる旧植物園(Alter Botanischer Garten)へ。
雨に濡れる白い鯛釣草が可憐
街の中にこういう空間があると癒されますよねぇ。
園内にあるネプチューンの噴水から裁判所を見たところ。
オベリスクが立っているカロリネン広場(Karolinenplatz)を通り、博物館が集まるケーニヒ広場(Kenigsplatz)に向かいます。
ここはギリシャ?と思わせるような建物は古代美術博物館(Antiken-Sammlungen)(って、ギリシャにはまだ行ったことがありませんが)
反対側にも古代ギリシャの神殿の柱のような古代ローマ、ギリシャの彫刻品陳列館グリプトテーク(Glyptothek)があります。
19世紀の肖像画家、レーンバッハの家を美術館として公開しているレーンバッハ美術館(Stadtische Galerie im Lenbachhaus)の裏通りに回ると目を奪う素敵なデザインの建物が並んでいます。
Richard-Wagner Str.という名前が付いています。ワーグナーとミュンヘンの関係を調べてみました。
「歌劇王」と呼ばれるドイツロマン派を代表する作曲家、リヒャルト・ワーグナーは1864年、バイエルン王国のルートヴィヒ2世に招待されたそうです。
バルコニーの手すりや底面も手を抜かず精巧なデザインです。
そばにはバイエルン州立古生物・地質学博物館(Staatssammlung fur Palaontologie und Geologie)があり、興味深い展示が見られます。
こういう思いがけない発見に出会えるから街歩きはやめられません。
さぁ、先を急ぎましょう。
工科大学(Technische Universitat)は歴史のある建物。建築関係の資料が充実しているとか。
大学とアルシス通り(Arcisstr.)をはさんで反対側一帯はピナコテーク(ギリシャ語の「絵画館」)が集まっています。
アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)
ルーベンス、レンブラント、ラファエロなど、14~18世紀のヨーロッパの絵画を集めた美術館。
隣接してノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)
こちらは19世紀の絵画と彫刻。ゴッホ、セザンヌ、マネ、ゴーギャンなど印象派絵画も展示されています。
さらに新しい20世紀以降の現代美術作品を所蔵するのがピナコテーク・デア・モダーネ(Pinakothek der Moderne)
ここまで紹介してきた博物館、美術館には残念ながら入る時間がありませんでしたが、最後に唯一見学したのが昨年オープンしたばかりのブランドホルスト美術館(Museum Brandhorst)
建築自体も美しく
展示室も広々として心地いい空間です。
今回は時間の都合で中に入ることができませんでしたが、ミュンヘンの博物館めぐりも楽しそうです。
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出発までの半日、雨にもめげず傘をさしてのウォーキング!
今日は中央駅から北側にある博物館エリアに足を延ばします。
まずは裁判所の裏に広がる旧植物園(Alter Botanischer Garten)へ。
雨に濡れる白い鯛釣草が可憐
街の中にこういう空間があると癒されますよねぇ。
園内にあるネプチューンの噴水から裁判所を見たところ。
オベリスクが立っているカロリネン広場(Karolinenplatz)を通り、博物館が集まるケーニヒ広場(Kenigsplatz)に向かいます。
ここはギリシャ?と思わせるような建物は古代美術博物館(Antiken-Sammlungen)(って、ギリシャにはまだ行ったことがありませんが)
反対側にも古代ギリシャの神殿の柱のような古代ローマ、ギリシャの彫刻品陳列館グリプトテーク(Glyptothek)があります。
19世紀の肖像画家、レーンバッハの家を美術館として公開しているレーンバッハ美術館(Stadtische Galerie im Lenbachhaus)の裏通りに回ると目を奪う素敵なデザインの建物が並んでいます。
Richard-Wagner Str.という名前が付いています。ワーグナーとミュンヘンの関係を調べてみました。
「歌劇王」と呼ばれるドイツロマン派を代表する作曲家、リヒャルト・ワーグナーは1864年、バイエルン王国のルートヴィヒ2世に招待されたそうです。
バルコニーの手すりや底面も手を抜かず精巧なデザインです。
そばにはバイエルン州立古生物・地質学博物館(Staatssammlung fur Palaontologie und Geologie)があり、興味深い展示が見られます。
こういう思いがけない発見に出会えるから街歩きはやめられません。
さぁ、先を急ぎましょう。
工科大学(Technische Universitat)は歴史のある建物。建築関係の資料が充実しているとか。
大学とアルシス通り(Arcisstr.)をはさんで反対側一帯はピナコテーク(ギリシャ語の「絵画館」)が集まっています。
アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)
ルーベンス、レンブラント、ラファエロなど、14~18世紀のヨーロッパの絵画を集めた美術館。
隣接してノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)
こちらは19世紀の絵画と彫刻。ゴッホ、セザンヌ、マネ、ゴーギャンなど印象派絵画も展示されています。
さらに新しい20世紀以降の現代美術作品を所蔵するのがピナコテーク・デア・モダーネ(Pinakothek der Moderne)
ここまで紹介してきた博物館、美術館には残念ながら入る時間がありませんでしたが、最後に唯一見学したのが昨年オープンしたばかりのブランドホルスト美術館(Museum Brandhorst)
建築自体も美しく
展示室も広々として心地いい空間です。
今回は時間の都合で中に入ることができませんでしたが、ミュンヘンの博物館めぐりも楽しそうです。
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ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち [アート&デザイン]
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催の「ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち」を観てきました。
(クロード・モネ「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」部分)
ボストン美術館はモネの作品所蔵数、世界第2位を誇るそうで、今回、増改築の時期に16~20世紀の選りすぐりの西洋絵画80点が日本にやってきました。
会場構成と代表的な画家は次のとおり。
Ⅰ 多彩なる肖像画
ドメニコ・ティントレット、アンソニー・ヴァン・ダイク、レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン他
Ⅱ 宗教画の運命
ヤコポ・バッサーノ、フランシスコ・デ・スルバラン他
Ⅲ オランダの室内
エマニュエル・デ・ウィッテ他
Ⅳ 描かれた日常生活
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアッツェッタ、ジャン=バティスト=カミーユ・コロー、ジャン=フランソワ・ミレー、エドガー・ドガ、ピエール=オーギュスト・ルノワール他
Ⅴ 風景画の系譜
カナレット、ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ他
Ⅵ モネの冒険
クロード・モネ(水の画家)
Ⅶ 印象派の風景画
カミーユ・ピサロ(大地の画家)、アルフレッド・シスレー(空の画家)、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ他
Ⅷ 静物と近代絵画
ジョルジュ・ブラック、アンリ・マティス他
左上、ジャン=フランソワ・ミレー「馬鈴薯植え」部分
左下、レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン「ヨハネス・エリソン師」部分
右、フィンセント・ファン・ゴッホ「オーヴェールの家々」部分
日本人は印象派が好きなようで。(私はジャンルを問わずアートが好きなので、印象派も見に行きます)
それにしても、今年2010年は日本に印象派関連の美術展が目白押し。
私も3月にルノアール展を見てきましたし、現在開催中、近いうちに開催されるものも含めると毎月どこかで何かを鑑賞できます。
オルセー美術館展 ポスト印象派(国立新美術館)、語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで(ザ・ミュージアム)、マネとモダン・パリ(三菱一号館美術館)、ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展(世田谷美術館)、ドガ展(横浜美術館)、ゴッホ展(国立新美術館)
私も忙しくなりそう。
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(クロード・モネ「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」部分)
ボストン美術館はモネの作品所蔵数、世界第2位を誇るそうで、今回、増改築の時期に16~20世紀の選りすぐりの西洋絵画80点が日本にやってきました。
会場構成と代表的な画家は次のとおり。
Ⅰ 多彩なる肖像画
ドメニコ・ティントレット、アンソニー・ヴァン・ダイク、レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン他
Ⅱ 宗教画の運命
ヤコポ・バッサーノ、フランシスコ・デ・スルバラン他
Ⅲ オランダの室内
エマニュエル・デ・ウィッテ他
Ⅳ 描かれた日常生活
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアッツェッタ、ジャン=バティスト=カミーユ・コロー、ジャン=フランソワ・ミレー、エドガー・ドガ、ピエール=オーギュスト・ルノワール他
Ⅴ 風景画の系譜
カナレット、ナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ他
Ⅵ モネの冒険
クロード・モネ(水の画家)
Ⅶ 印象派の風景画
カミーユ・ピサロ(大地の画家)、アルフレッド・シスレー(空の画家)、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ他
Ⅷ 静物と近代絵画
ジョルジュ・ブラック、アンリ・マティス他
左上、ジャン=フランソワ・ミレー「馬鈴薯植え」部分
左下、レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン「ヨハネス・エリソン師」部分
右、フィンセント・ファン・ゴッホ「オーヴェールの家々」部分
日本人は印象派が好きなようで。(私はジャンルを問わずアートが好きなので、印象派も見に行きます)
それにしても、今年2010年は日本に印象派関連の美術展が目白押し。
私も3月にルノアール展を見てきましたし、現在開催中、近いうちに開催されるものも含めると毎月どこかで何かを鑑賞できます。
オルセー美術館展 ポスト印象派(国立新美術館)、語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで(ザ・ミュージアム)、マネとモダン・パリ(三菱一号館美術館)、ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展(世田谷美術館)、ドガ展(横浜美術館)、ゴッホ展(国立新美術館)
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