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金沢みやげ 水引ストラップ&愛香菓 [出身地 北陸]

金沢はご存じのとおり、伝統工芸や和の文化が生活に息づいている町
私も金沢名品を買い求めてきました。

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金沢21世紀美術館のミュージアムショップで売っている水引ストラップ
金沢は昔から結納品や祝儀袋などに水引飾りをする伝統があります。
最近はアクセサリーなど現代風のアレンジも。
ブルー系のほうは以前に買った水引ネックレス。
二重巻きにしてチョーカー風にもできるし、ベルトとして使ってもOK
どちらも金沢水引の老舗、津田水引折型の制作です。

この水引の結び方は「あわじ結び」というそうで、人と人とを結ぶという意味が込められているとのこと。
本能的に“ご縁”を求めていたようです(笑)

こげ茶に青の波模様の布はステテコ
部屋着として。リゾート地で水着の上に履いてもいいかも。
最近、おしゃれなステテコが静かなブームの兆しらしいですね。
綿素材で吸湿性にすぐれ、履き心地も抜群。オンライン販売もやってます。(これは金沢名品ではありませんが)

もう一つの名品は自分用のお土産に買った創作菓子 浦田の洋風菓子、愛香菓。アーモンドとレモン、シナモンの上品な味と香りで緑茶でも紅茶でもワインのお供としても美味しくいただけます。

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金沢 しいのき迎賓館 [出身地 北陸]

金沢21世紀美術館は金沢の市内中心地、香林坊から徒歩5分くらいの金沢市役所に隣接しています。
そして、広坂通りをはさんで反対側にあるのがしいのき迎賓館。旧石川県庁舎です。

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レンガ造りの正面手前に左右対称にあるのが建物の名前の由来にもなっている堂形のシイノキ
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国指定天然記念物で、樹齢約300年。加賀藩時代に、京都の三十三間堂を模した堂形(どうがた)の的場(弓の練習場)や米蔵が置かれたことから「堂形」の名称がつけられたそうです。

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玄関ホールの階段踊り場にはデーンと金箔の石川県地図

2階に上がると全面ガラス張りの休憩スペースになっていて、金沢城の石垣と緑の森の眺望を楽しめます。
20100717 しいのき迎賓館4.jpg

しいのき迎賓館のもう一つの目玉は、ポール・ボキューズのカフェ&ブラッスリー(1階)とレストラン(2階)が入っていること。

カフェのほうで友人(昨年の夏にタヒチ&イースター島へ一緒に旅したリッキー)と昼下がりのランチ。

20100717 Paul Bocuse.jpg

気温30度以上の暑さにスパークリングワインは必須!
スープ(ガスパッチョ)、ハムとチーズのバゲットサンド、コーヒーの「本日のランチ」は1200円。
国立新美術館のボキューズのお店はいつ行っても混んでいるから断念してばかりですが、金沢は意外と穴場かも。金沢観光の際は是非どうぞ。

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ヤン・ファーブル×舟越 桂 新たなる精神のかたち [アート&デザイン]

最近は石川県に帰省しても金沢で過ごす時間がほとんどないのですが、今回は久しぶりに金沢21世紀美術館で企画展を鑑賞してきました。

Alternative Humanities -新たなる精神のかたち ヤン・ファーブル×舟越 桂
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ヤン・ファーブル「私自身が空(から)になる(ドワーフ)」、2007年、個人蔵

ヤン・ファーブル(Jan Fabre)は1958年、ベルギーのアントワープ生まれ・在住。
曽祖父は『ファーブル昆虫記』を書いた人。ということもあって玉虫色スカラベ(フンコロガシ)やカミキリムシなどの昆虫を使った作品や動物の死骸・剥製、自分の血を用いた作品が多い。
15-16世紀のフランドル宗教画と組み合わせたものも。(↑のチラシの作品も)
生と死の対比によって“生きる”ことの意味を考えさせるような気がします。

一方、舟越桂は1951年、盛岡市生まれ、東京都在住。
父は同じく彫刻家の舟越保武。
クスノキを彫った人物像。淡い彩色。深閑とした森の中の湖畔にいるような静かな佇まい。
大理石の目は遠くを見ていて、人間の内面を見つめているかのよう。

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舟越桂「森の奥の水のほとり」、2009年、西村画廊蔵

うだるように暑い夏に清涼感あふれる作品。
舟越さんの彫刻作品をたっぷり見るのは、およそ二年前、東京都庭園美術館での企画展「舟越桂 夏の邸宅」以来。何度見ても好きな作家です。

金沢21世紀美術館の独特の展示室構成により、展示室だけでなく通路、光庭などにも作品が展示されています。

20100717 ヤン・ファーブル水に書く男、雲を測る男.jpg
光庭に設置されているファーブルの「水に書く男」と屋上に常設設置されている「雲を測る男」

今回の企画展は二人の現代美術家の作品の他、アントワープ王立美術館所蔵のフランドル絵画や河鍋暁斎「釈迦如来図」など、洋の東西・時代を超えた作品も鑑賞できます。

東京の美術館と違って、素晴らしい展覧会をゆったりと堪能できる贅沢さ。

【おまけ】
金沢21世紀美術館で同時開催中の企画・展示と今後の予定。

みかんぐみ「みかんぐみのアイディアワークショップ -みんなのがっこう」
 金沢の新竪町小学校を舞台に、子供たちの学びの場である小学校について、みんなで考えるプロジェクト。
 環境、建築計画、コミュニティ、アート、地域学をテーマにワークショップが進行中。(2010/6/12-9/26)
高嶺 格 ~いい家・よい体~ (TAKAMINE Tadasu Good House, Nice Body)
 長期インスタレーションルームでは、古い民家を解体して運んできた引き戸や欄間などを使った展示に、映像と音声を組み合わせたインスタレーションを体験できます。8月28日からはプロジェクト工房で作品公開制作が始まります。(2010/4/29-2011/3/21)
八谷和彦「Open Sky project」
 飛行装置(一人乗りのジェット・グライダー)を作ってみるプロジェクト。設計書やテスト飛行記録映像などを紹介。(2010/4/29-8/31)
映画「死なない子供たち」
 今年5月に亡くなった美術家、荒川修作さんの建築作品「三鷹天命反転住宅」の居住者の記録を中心とするドキュメンタリー。
コピーには、「人間は死なない」と断言した男と、「死なない家」に住んだ人々の生命の記録、と書いてあります。
「養老天命反転地」の学芸員を務めた経験をもつ21世紀美術館の学芸員の方のプレトークも予定されているとのことです。(2010/8/31、上映2回)私は劇場公開されたら見に行こう。

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