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“これも自分と認めざるをえない”展 [アート&デザイン]

東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「“これも自分と認めざるをえない”展」を観てきました。

20100809 これも自分と認めざるをえない展.JPG

表現研究者、佐藤雅彦さんディレクションの展覧会。キーワードは「属性」です。
個人を特定する技術が急速に進み、個人の「属性」が一人歩きする社会が近づいている、という問題意識に基づき、「自分」を形づくる要素を探る作品を通して、自分自身の「属性」を発見する機会を提供する内容となっています。

「属性」とは、例えば、性別、年齢、身長、出身地などもそうですが、今回の展覧会でとりあげられているものとしては、指紋、虹彩、ふるまい、思考、声紋、鼓動、耳紋、輪郭といったものが挙げられています。

会場に入って最初の作品「指紋の池」(ユークリッド)では、初めにセンサーに指をのせて自分の指紋を記憶させると、指先の指紋が白いバックライトの台の上の四角い枠から出てゾウリムシのように遊泳。他の人たちの指紋たちと交わって縦横無尽に動き回る。再びセンサーに指をのせると、台の上に枠が表示され、家に戻るように私の記憶された指紋が吸い寄せられるように帰ってくる。

言葉で説明しようとするとむずかしいですが、会場で体験型の展示作品を実際に見ると、「自分(の個性)とは?」ということ再認識するきっかけになると思います。

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STAR LIGHT CINEMA 2010 [シアター&シネマ]

恵比寿ガーデンプレイスで夏のイベントとして行われている「STAR LIGHT CINEMA 2010」に行ってきました。

20100808 Star Light Cinema.JPG

7~8月の金・土・日・祝日の夜、センター広場に設置された300インチの特設野外スクリーンに、十年ほど前のヒット作や数年前の邦画作品が上映されます。

私が観たのは最終日、8月8日(日)の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
(2007年、142分、監督:松岡錠司、主演:オダギリジョー、樹木希林)

17:45頃から無料の座席券が配付されたのですが、ほぼその時間に私が着いたときにはすでに定員オーバー。
というわけで、広場に面したPapas Cafeでまったりとワイングラスをかたむけながら鑑賞。(18:45から上映開始)

20100808 Star Light Cinema1.JPG

見始めたころはまだ薄暗い程度でしたが、夜7時を過ぎるとこんな感じ。
20100808 Star Light Cinema2.JPG

最近、日が暮れるのが早くなってきたような気がします。
結局、映画が終わるまでカフェのテラス席に陣取っていました。さすがにワインをグラス1杯だけというのも気がひけ、桃のタルトとコーヒーも追加注文。でも、お店のスタッフは全然いやな顔もせず、時折、グラスに水を足してくれたり親切に応対してくれました。感謝。

ロンドンでは夏の期間、市内数か所の屋外シアターで映画が無料上映されますが、そんなピクニック気分で楽しめました。
こんなイベントが日本でももっと増えるといいな。

【おまけ】
本日8月13日(金)~15日(日)の夜(19時~21時)は、同じく恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場で「ウィーン音楽フィルム フェスティバル 2010 in Tokyo」が開催されます。
スクリーンに映るオペラやオーケストラ・コンサートを無料で楽しめます。ウィーン風の軽食やスイーツ、ワインなども販売されるようです。

東京にも探せば、ステキなオープンエアのイベントがありそうですね。

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