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アンセル・アダムス作品展 [アート&デザイン]

六本木、東京ミッドタウンFUJIFILM SQUARE内、写真歴史博物館で開催中の「アンセル・アダムス作品展」を観てきました。

20100912 アンセル・アダムス作品展.JPG
「Leaf」 Glacier Bay National Monument, Alaska 1948年

展示点数は少ないのですが、静謐な空気が漂う写真をゆっくりと鑑賞できます。

同じ日に鑑賞した「陰影礼賛」展やこの作品展の写真を見ているとモノクロ写真を撮りたくなります。

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陰影礼賛 [アート&デザイン]

六本木の国立新美術館で開催中の陰影礼賛 国立美術館コレクションによる」を鑑賞してきました。

20100912 陰影礼賛.JPG
アレクサンドル・ロトチェンコ「階段」 1929年/プリント1994年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京国立近代美術館

独立行政法人国立美術館が2001年4月に発足し、今年で10年目というのを記念して、東京国立近代美術館(竹橋)、京都国立近代美術館、国立西洋美術館(上野)、国立国際美術館(大阪)、国立新美術館の5館が協力して開催の展覧会です。

「陰」「影」をテーマに、国立美術館のコレクションから、絵画、版画、写真、映像を中心に100作家・170点の作品が展示されています。

会場構成は次のとおり。
Ⅰ 影あるいは陰
地面などに落ちる人や物の「影」と、日が当たらない壁などが薄暗く見える「陰」
■影と影の諸相 ■実在感の創出
主な出品作家: アルフレッド・スティーグリッツ「ニューヨーク(シェルトン・ホテル西側より)」、ジョルジョ・モランディ「静物」、速水御舟「秋茄子と黒茶碗」

Ⅱ 具象描写の影と陰
影が重要な働きをしている肖像画や人のいる情景、風景表現
■肖像、または人のいる情景の演出 ■風景表現の構成要素 ■主張する影、自立した影
主な出品作家: 岸田劉生「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」、ギュスターヴ・クールベ「もの思うジプシー女」、クロード・モネ「ラ・ロシュ=ギュイヨンの道」、浅原清隆「郷愁」(湖面に映りこむ像)、東山魁夷「映象」、北脇昇「独活」(2本のウドの影が壁に映る)

Ⅲ カメラが捉えた影と陰
主な出品作家: W.ユージン・スミス「楽園への歩み」(森の中から明るい外へ出る二人の子供)、アンセル・アダムス「自画像、モニュメント・ヴァレイ、ユタ」

Ⅳ 影と陰を再考する現代
■概念的な思考 ■同時代の美術から
主な出品作家: マルセル・デュシャン「自転車の車輪」、高松次郎「影」、アンディ・ウォーホル「マリリン」、秋岡美帆「ながれ」、トーマス・デマンド「木漏れ日」、杉本博司

【おまけ1】
私が先日の札幌で撮影した“陰影礼賛”
20100918 モエレ沼公園.jpg

【おまけ2】
国立新美術館の地下にあるミュージアムショップ。
かなり広い店内には書籍、雑貨、衣類など、ひとひねりされたアート感覚あふれるグッズがたくさん並んでいます。
以前、金沢21世紀美術館のミュージアムショップで買ったステテコの履き心地とデザインに満足した私。先日の出張時に羽田空港の東京土産のショップで見つけたものの買わずに心残り。
そして、今回、このショップで見つけたのでステテコと五分袖のシャツを買っちゃいました。クレープ生地で本当に着やすいんです。おすすめ。私は部屋着兼パジャマにしています。

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