北方神獣 [アート&デザイン]
札幌でも北へ南へ動き回りました。
北部のモエレ沼公園をあとにして向かったのは南部の真駒内。
1972年の札幌オリンピックの記念碑が駅前に立っています。尻もちのジャネット・リンが有名でしたよね。
真駒内駅からバスに乗り換え、札幌芸術の森美術館で開催中の「北方神獣」を鑑賞してきました。
福田豊四郎「樹氷」1937年、四曲一双屏風、秋田県立近代美術館蔵
厳しくも雄大な自然の中に生きる北方の動物たち。その姿は凛とし、清冽な眼差しを放つ。
本物の動物も好きですが、アートの中の動物にも興味をひかれる私です。
展示構成は次のとおり。
第一章 北辺の森 触れ交う視線
第二章 群勢 騒ぎ立つ聖域
第三章 孤高 清冽なるまなざし
主な出品作家。
岩橋英遠、竹内浩一、小山硬、西野陽一、国松登、小川原脩、橋本三郎、福田豊四郎、須田国太郎、山口華楊など。
私が気に入ったのは西野陽一の「穂波」(稲穂に雀の群れ)「王国」(竹林に虎)「森の家族」(林の中の象の家族)、山口華楊の「黒豹」「凝視」(ライオン)「猛」(雄牛)「木精」(巨木の根元にミミズク)、竹内浩一の「風の琴」(シマウマ)「器」(カバ)「蹲(うずくまる)」(猿)
【おまけ】
同時開催の中庭インスタレーションは森迫暁夫の「中庭住宅(分譲中)」
カラフルな鳥の巣箱、苔をあしらった雨傘、草の生えた長靴。
巣箱の家に有料で自分の表札を掲げることができます。
札幌芸術の森は広い敷地に美術館や工房、野外彫刻などが点在しています。
ランキング参加中。よろしければクリックを→
北部のモエレ沼公園をあとにして向かったのは南部の真駒内。
1972年の札幌オリンピックの記念碑が駅前に立っています。尻もちのジャネット・リンが有名でしたよね。
真駒内駅からバスに乗り換え、札幌芸術の森美術館で開催中の「北方神獣」を鑑賞してきました。
福田豊四郎「樹氷」1937年、四曲一双屏風、秋田県立近代美術館蔵
厳しくも雄大な自然の中に生きる北方の動物たち。その姿は凛とし、清冽な眼差しを放つ。
本物の動物も好きですが、アートの中の動物にも興味をひかれる私です。
展示構成は次のとおり。
第一章 北辺の森 触れ交う視線
第二章 群勢 騒ぎ立つ聖域
第三章 孤高 清冽なるまなざし
主な出品作家。
岩橋英遠、竹内浩一、小山硬、西野陽一、国松登、小川原脩、橋本三郎、福田豊四郎、須田国太郎、山口華楊など。
私が気に入ったのは西野陽一の「穂波」(稲穂に雀の群れ)「王国」(竹林に虎)「森の家族」(林の中の象の家族)、山口華楊の「黒豹」「凝視」(ライオン)「猛」(雄牛)「木精」(巨木の根元にミミズク)、竹内浩一の「風の琴」(シマウマ)「器」(カバ)「蹲(うずくまる)」(猿)
【おまけ】
同時開催の中庭インスタレーションは森迫暁夫の「中庭住宅(分譲中)」
カラフルな鳥の巣箱、苔をあしらった雨傘、草の生えた長靴。
巣箱の家に有料で自分の表札を掲げることができます。
札幌芸術の森は広い敷地に美術館や工房、野外彫刻などが点在しています。
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札幌 モエレ沼公園 [建築&インテリア]
以前から訪れたかった札幌のモエレ沼公園に行ってきました。
ゴミ処理場として利用した後、公園として造成された場所です。
この公園のグランドデザインは彫刻家イサム・ノグチが行い、「全体をひとつの彫刻とみなした公園」が設計されましたが、マスタープランを完成させた1988年の年末、彼は急逝。遺志を受け継いだ公園造成事業が翌年から本格化し、2005年7月にグランドオープンしたのです。
面積189haという、とにかく広大な大地。私は三時間ほどかけて歩いて回りましたが、レンタサイクルもあり自転車に乗って回っている人たちも多く見かけました。
では、写真でご紹介します。広い緑地にくりひろげられるイサム・ノグチのアートな世界をお楽しみください。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
モエレ沼公園のシンボル。太陽光が差し込むアトリウムは休憩スペースでもあり、館内にはギャラリーやフレンチレストランなどがあります。
ここで標高62mのモエレ山から公園を俯瞰してみましょう。
右側からガラスのピラミッドと駐車場、環状の緑はカラマツの林、その奥のサークルはモエレビーチ、それを取り囲む緑は遊具が点在するサクラの森
視線を左に移すと、
カラマツの林の左側にあるピラミッド状の丘がプレイマウンテン、手前の三角のスペースがアクアプラザ
高さ30mのプレイマウンテンの頂上からアクアプラザ(水がカナールを流れる水と石の広場)とモエレ山を見た風景。
モエレ山の242段の階段を上がりました
カラマツの林の中にある海の噴水
直径48m、最大噴上高は25m。音楽に合わせて一日に3、4回噴き上がります。
モエレビーチは淡いピンク色をした珊瑚で舗装されたビーチ。
緩やかなすり鉢状の池の中に3か所、水の吹き出し口があり水面に波紋を形成します。
サクラの森の中に園路で結ばれた遊具エリアが7か所あり、イサム・ノグチのデザインによる遊具が設置されていて、子供たちが自由に遊ぶことができます。
テトラマウンドは直径2mのステンレス柱を組み合わせた高さ13mの三角錐と芝生のマウンドで構成されています。
右端に見える半球形の建物はミュージックシェル。前面がステージになっています。
向こうに見えるプレイマウンテンは四角錘の一つの斜面が花崗岩の階段になって他三面は芝生。
雄大なランドスケープの中で思いっきり心も体も解放させました。
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ゴミ処理場として利用した後、公園として造成された場所です。
この公園のグランドデザインは彫刻家イサム・ノグチが行い、「全体をひとつの彫刻とみなした公園」が設計されましたが、マスタープランを完成させた1988年の年末、彼は急逝。遺志を受け継いだ公園造成事業が翌年から本格化し、2005年7月にグランドオープンしたのです。
面積189haという、とにかく広大な大地。私は三時間ほどかけて歩いて回りましたが、レンタサイクルもあり自転車に乗って回っている人たちも多く見かけました。
では、写真でご紹介します。広い緑地にくりひろげられるイサム・ノグチのアートな世界をお楽しみください。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
モエレ沼公園のシンボル。太陽光が差し込むアトリウムは休憩スペースでもあり、館内にはギャラリーやフレンチレストランなどがあります。
ここで標高62mのモエレ山から公園を俯瞰してみましょう。
右側からガラスのピラミッドと駐車場、環状の緑はカラマツの林、その奥のサークルはモエレビーチ、それを取り囲む緑は遊具が点在するサクラの森
視線を左に移すと、
カラマツの林の左側にあるピラミッド状の丘がプレイマウンテン、手前の三角のスペースがアクアプラザ
高さ30mのプレイマウンテンの頂上からアクアプラザ(水がカナールを流れる水と石の広場)とモエレ山を見た風景。
モエレ山の242段の階段を上がりました
カラマツの林の中にある海の噴水
直径48m、最大噴上高は25m。音楽に合わせて一日に3、4回噴き上がります。
モエレビーチは淡いピンク色をした珊瑚で舗装されたビーチ。
緩やかなすり鉢状の池の中に3か所、水の吹き出し口があり水面に波紋を形成します。
サクラの森の中に園路で結ばれた遊具エリアが7か所あり、イサム・ノグチのデザインによる遊具が設置されていて、子供たちが自由に遊ぶことができます。
テトラマウンドは直径2mのステンレス柱を組み合わせた高さ13mの三角錐と芝生のマウンドで構成されています。
右端に見える半球形の建物はミュージックシェル。前面がステージになっています。
向こうに見えるプレイマウンテンは四角錘の一つの斜面が花崗岩の階段になって他三面は芝生。
雄大なランドスケープの中で思いっきり心も体も解放させました。
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