小谷元彦展 幽体の知覚 [アート&デザイン]
六本木ヒルズの森美術館で開催中の「小谷元彦展 幽体の知覚」を観てきました。
彼の作品をはじめて見たのは5年以上前の金沢21世紀美術館か森美術館かの企画展だったと思う。でも、その時は作品だけが妙に印象に残っただけで、作家の名前は覚えてませんでした。
初期の頃に見たのは右の女の子の写真「ファントム・リム」(部分、1997年、高橋コレクション)と左下のビデオ作品「ロンパース」(2003年)
それがここ数年、現代アートの展覧会をいくつか見てまわるうちに、なぜか気になる作品の作者名を見ると「小谷元彦」と書いてあることが増え、次第に意識して見るようになったのです。
最近見た展覧会「ネオテニー・ジャパン」「Hollow」にも出展されていた作品とも再会できました。
今回の展覧会のサブタイトル「Phantom Limb」(幻影肢)とは、腕や足が切断された後もその箇所に痛みや痒みを覚える現象のことをいうそうです。
「小谷はしばしば、痛みや恐怖などの身体感覚や精神状態をテーマに、見る者の潜在意識を刺激するような作品を制作します」
「彫刻というメディアのもつ性格に対して鋭敏な意識をもつ小谷は、彫刻特有の量感や物質性に抗う(あるいは逆手にとる)かのように、実体のない存在や形にできない現象、すなわち『幽体』(ファントム)をとらえ、その視覚化を試みてきたといえます」
(展覧会パンフレットの紹介文から引用)
私が一番気に入ったのは「Inferno」(インフェルノ)というヴィデオ・インスタレーション。(2008-10年)
高さ6m近くある八角形の部屋。八面の壁は布のスクリーン、上下は鏡張り。スクリーンには激しく水しぶきをあげながら流れる滝の映像が投影され、高嶋啓による現代音楽風の音が聞こえます。
八角形の部屋の中に入ると、自分が滝の圧倒的な水流に押し流されて底にしずんでいくかのような錯覚に陥ります。かと思うと、ある瞬間、今度は逆に上に押し上げられるような感覚の逆転、浮遊感も体験します。
これは実際に体感してみないと、その真の迫力は伝わらない。
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彼の作品をはじめて見たのは5年以上前の金沢21世紀美術館か森美術館かの企画展だったと思う。でも、その時は作品だけが妙に印象に残っただけで、作家の名前は覚えてませんでした。
初期の頃に見たのは右の女の子の写真「ファントム・リム」(部分、1997年、高橋コレクション)と左下のビデオ作品「ロンパース」(2003年)
それがここ数年、現代アートの展覧会をいくつか見てまわるうちに、なぜか気になる作品の作者名を見ると「小谷元彦」と書いてあることが増え、次第に意識して見るようになったのです。
最近見た展覧会「ネオテニー・ジャパン」「Hollow」にも出展されていた作品とも再会できました。
今回の展覧会のサブタイトル「Phantom Limb」(幻影肢)とは、腕や足が切断された後もその箇所に痛みや痒みを覚える現象のことをいうそうです。
「小谷はしばしば、痛みや恐怖などの身体感覚や精神状態をテーマに、見る者の潜在意識を刺激するような作品を制作します」
「彫刻というメディアのもつ性格に対して鋭敏な意識をもつ小谷は、彫刻特有の量感や物質性に抗う(あるいは逆手にとる)かのように、実体のない存在や形にできない現象、すなわち『幽体』(ファントム)をとらえ、その視覚化を試みてきたといえます」
(展覧会パンフレットの紹介文から引用)
私が一番気に入ったのは「Inferno」(インフェルノ)というヴィデオ・インスタレーション。(2008-10年)
高さ6m近くある八角形の部屋。八面の壁は布のスクリーン、上下は鏡張り。スクリーンには激しく水しぶきをあげながら流れる滝の映像が投影され、高嶋啓による現代音楽風の音が聞こえます。
八角形の部屋の中に入ると、自分が滝の圧倒的な水流に押し流されて底にしずんでいくかのような錯覚に陥ります。かと思うと、ある瞬間、今度は逆に上に押し上げられるような感覚の逆転、浮遊感も体験します。
これは実際に体感してみないと、その真の迫力は伝わらない。
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ハーゲンダッツ フォンダンショコラ他 [定点観測 KitKat & more]
うん、この調子 [東京 お出かけ]
かなりいい感じ [東京 お出かけ]
「始め良ければ すべて良し」
朝のスタートがよかったからか、今日は一日、計画どおり(それ以上)に過ごせました♪
お昼前に自転車で白金を出発。
魚らん坂(上り)→メリーロード高輪を通り、そのまま品川方面へ→新高輪プリンス、品川プリンス裏のユニセフハウスの前を通り過ぎると、アイスランド大使館がありました。
そのまま真っすぐ走り(下り)、北品川(御殿山)の住宅街に入っていくと第一の目的地、原美術館に到着。
片道15分でした。意外に近い!
原美術館でアート鑑賞したあとは、館内のカフェ・ダール(Cafe d'Art)でランチ。
パンチェッタと南瓜の豆乳リゾット。
カボチャが熱々、ほくほく。パンチェッタの塩味、にんにくと黒胡椒の味がいい具合においしい。
さ、来た道を引き返しましょ。
高輪のユニセフハウスで買い物をして(後日の記事で)、桜田通りを高輪台駅の反対側、白金台のほうに渡り下ります。第二の目的地、畠山美術館に到着。
現代アートの世界から一転、江戸時代の和の世界に浸ったあとは現実世界に戻り、スポーツクラブへ。
運動前のエネルギー補給
80分、ジムで気持ちいい汗をかきました。(クロストレーナーの隣ではドン小西さんも頑張っていました)
「たいへん良くできました」
ごほうびのワインを飲みながら夕食。充実~
明日もいい日にするために早く寝よう!
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お昼前に自転車で白金を出発。
魚らん坂(上り)→メリーロード高輪を通り、そのまま品川方面へ→新高輪プリンス、品川プリンス裏のユニセフハウスの前を通り過ぎると、アイスランド大使館がありました。
そのまま真っすぐ走り(下り)、北品川(御殿山)の住宅街に入っていくと第一の目的地、原美術館に到着。
片道15分でした。意外に近い!
原美術館でアート鑑賞したあとは、館内のカフェ・ダール(Cafe d'Art)でランチ。
パンチェッタと南瓜の豆乳リゾット。
カボチャが熱々、ほくほく。パンチェッタの塩味、にんにくと黒胡椒の味がいい具合においしい。
さ、来た道を引き返しましょ。
高輪のユニセフハウスで買い物をして(後日の記事で)、桜田通りを高輪台駅の反対側、白金台のほうに渡り下ります。第二の目的地、畠山美術館に到着。
現代アートの世界から一転、江戸時代の和の世界に浸ったあとは現実世界に戻り、スポーツクラブへ。
運動前のエネルギー補給
80分、ジムで気持ちいい汗をかきました。(クロストレーナーの隣ではドン小西さんも頑張っていました)
「たいへん良くできました」
ごほうびのワインを飲みながら夕食。充実~
明日もいい日にするために早く寝よう!
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ちょっといい感じ [東京 お出かけ]
今朝は携帯電話のアラームが鳴る前に目が覚め、二度寝することなく起きられた。
週末のいいスタート!
きのう(金曜)の午後は用事(人間ドックの結果、再検査)があったので午後から会社をお休み。
ランチは同僚(先輩男性二人)と初めてのお店、赤坂の和食・音羽へ。
ヤリイカの漬け丼御膳
たっぷりのヤリイカの漬けの上に刻んだ山芋と卵黄。全体をかきまぜて食べる時、ほんの少しの青紫蘇のさわやかさがアクセントになって絶妙。
夜は高級な和食のお店ですが、ランチメニューは950円で、気軽においしい和食が食べられそう。
さて、北参道のクリニックから明治通りを歩き表参道へ。
11月にパーマをかけて以来、伸びきった髪をカットしてもらいすっきり。
その後は、平日にせっかく時間ができたので街をぶらぶらすることに。
買い物で入ったGyreビルのMoMA Design Store隣のイベントスペースで蜷川実花の写真展が行われていました。
いつものように鮮やかな色彩が印象的な作品。
続いては、ルイ・ヴィトンのビル7階に1月15日にオープンしたばかりのEspace Louis Vuitton Tokyoでフランス人アーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤンの「FREE FALL」という現代アートの展示を見てきました。
作品は4点ですが、浮遊感を感じさせるペーパーワークや巨大な機械仕掛けの作品など面白い。
新しい作家に出会えました。
探せば、街のそこここに無料で鑑賞できるアートスペースがあります。
さぁ、今日は自転車で品川方面へお出かけ~
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きのう(金曜)の午後は用事(人間ドックの結果、再検査)があったので午後から会社をお休み。
ランチは同僚(先輩男性二人)と初めてのお店、赤坂の和食・音羽へ。
ヤリイカの漬け丼御膳
たっぷりのヤリイカの漬けの上に刻んだ山芋と卵黄。全体をかきまぜて食べる時、ほんの少しの青紫蘇のさわやかさがアクセントになって絶妙。
夜は高級な和食のお店ですが、ランチメニューは950円で、気軽においしい和食が食べられそう。
さて、北参道のクリニックから明治通りを歩き表参道へ。
11月にパーマをかけて以来、伸びきった髪をカットしてもらいすっきり。
その後は、平日にせっかく時間ができたので街をぶらぶらすることに。
買い物で入ったGyreビルのMoMA Design Store隣のイベントスペースで蜷川実花の写真展が行われていました。
いつものように鮮やかな色彩が印象的な作品。
続いては、ルイ・ヴィトンのビル7階に1月15日にオープンしたばかりのEspace Louis Vuitton Tokyoでフランス人アーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤンの「FREE FALL」という現代アートの展示を見てきました。
作品は4点ですが、浮遊感を感じさせるペーパーワークや巨大な機械仕掛けの作品など面白い。
新しい作家に出会えました。
探せば、街のそこここに無料で鑑賞できるアートスペースがあります。
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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人 [シアター&シネマ]
渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映中の映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」を観てきました。
原題:HERB & DOROTHY、監督・プロデューサー:佐々木芽生、2008年、アメリカ、87分
元郵便仕分け員の夫と元図書館司書の妻が主人公のとっても素敵な映画です。
舞台は世界中からさまざまなジャンル、世代のアーティストが集まるニューヨーク。
公務員の仕事をしながら小さなアパートに暮らすごく普通の市民、しかしアートに対する情熱だけは大きく、二人の共通の楽しみは仕事を終えての美術館・ギャラリーめぐり。そのうち少しずつ作品を買い求めるようになった。
選ぶ基準は簡単。
(1)自分たちの給料で買える値段であること。必然的に有名作家の作品は買えず、まだ無名の若いアーティストの作品を中心に。しかも、Minimum artやConceptual artといった現代アートにテーマをしぼって。
(2)1LDKのアパートに収まるサイズであること。
そうして二人が約30年かけてコツコツと収集した現代アートのコレクション。
芸術を見る目を持つヴォーゲル夫妻、ハーブとドロシーが選んだ作品・アーティストは価値が上がり、アート界から羨望の対象になる。
あちこちの美術館からの寄贈依頼を断った夫婦ですが、「YES」と答えたのは国立ナショナル・ギャラリーからの申し出。ここは作品をいったん入手すると他には売却せず保管してくれるから。
というわけで2000点以上の絵画、立体作品などが5台の大きなトラックに積まれ、ニューヨークからワシントンDCへ輸送されました。
アメリカ在住の日本人女性が監督。約4年かけて撮影したドキュメンタリーです。
アートの世界を描いている内容も、老夫婦の仲睦まじい姿も、見ていて心が温かいもので満たされました。
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原題:HERB & DOROTHY、監督・プロデューサー:佐々木芽生、2008年、アメリカ、87分
元郵便仕分け員の夫と元図書館司書の妻が主人公のとっても素敵な映画です。
舞台は世界中からさまざまなジャンル、世代のアーティストが集まるニューヨーク。
公務員の仕事をしながら小さなアパートに暮らすごく普通の市民、しかしアートに対する情熱だけは大きく、二人の共通の楽しみは仕事を終えての美術館・ギャラリーめぐり。そのうち少しずつ作品を買い求めるようになった。
選ぶ基準は簡単。
(1)自分たちの給料で買える値段であること。必然的に有名作家の作品は買えず、まだ無名の若いアーティストの作品を中心に。しかも、Minimum artやConceptual artといった現代アートにテーマをしぼって。
(2)1LDKのアパートに収まるサイズであること。
そうして二人が約30年かけてコツコツと収集した現代アートのコレクション。
芸術を見る目を持つヴォーゲル夫妻、ハーブとドロシーが選んだ作品・アーティストは価値が上がり、アート界から羨望の対象になる。
あちこちの美術館からの寄贈依頼を断った夫婦ですが、「YES」と答えたのは国立ナショナル・ギャラリーからの申し出。ここは作品をいったん入手すると他には売却せず保管してくれるから。
というわけで2000点以上の絵画、立体作品などが5台の大きなトラックに積まれ、ニューヨークからワシントンDCへ輸送されました。
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Travel Planner [日記]
最近、仕事で来年度の出張先の計画を立てています。
今年は昨年よりも行き先が増えそう。初めて訪れる場所もあるからうれしい半面、結構きつい出張スケジュールになりそうな気配。
でも、そんな中でも楽しみを見つけるのが私流なのですがね。
仕事での旅行は否応なしに決まっていきそうなのですが、プライベートの旅行先が全然定まらない。
そんな時、毎日送信されてくる旅行業界のメールニュースにヒントになる情報が。
『世界のベストシーズン&プラン』という書籍の紹介があったのです。
発行は日経ナショナル・グラフィック社。住所を見ると白金のご近所。毎日前を通っているビルに入っているのね。
きのうの夜、六本木ヒルズに行った帰り道に早速TSUTAYAで立ち読み。
月ごとに、訪れるのにベストシーズンと思われる世界各地の候補と旅行モデルプランがカラー写真と合わせて紹介されています。俄然“旅ごころ”をかきたてられます。
しかし、この本、大きく、結構なお値段(8400円)なので、そばにあった似たような本のコンパクト版を二冊買うことにしました。それでもお得。(各2940円)
『いつかは行きたい 一生に一度だけの旅』
一冊に500の場所。二冊で1000か所!
この中から行き先を絞り込むのは大変だわ~ いやいや毎年忙しくなるかも(笑)
TSUTAYAのトラベルコーナーに滞在時間、かれこれ一時間。すでに夜10時。
お腹が空いたので帰り道の南麻布で野菜ラーメンを食べました。
別に写真を撮るつもりはなかったのですが、盛り上げられた野菜とメンマの量に撮影せずにはいられませんでした。
こんな食生活してたら、ダイエットの神様は来てくれないかな~
でも、麻布十番から六本木ヒルズまで、帰りも白金まで歩いたからプラス・マイナス0ということで。
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今年は昨年よりも行き先が増えそう。初めて訪れる場所もあるからうれしい半面、結構きつい出張スケジュールになりそうな気配。
でも、そんな中でも楽しみを見つけるのが私流なのですがね。
仕事での旅行は否応なしに決まっていきそうなのですが、プライベートの旅行先が全然定まらない。
そんな時、毎日送信されてくる旅行業界のメールニュースにヒントになる情報が。
『世界のベストシーズン&プラン』という書籍の紹介があったのです。
発行は日経ナショナル・グラフィック社。住所を見ると白金のご近所。毎日前を通っているビルに入っているのね。
きのうの夜、六本木ヒルズに行った帰り道に早速TSUTAYAで立ち読み。
月ごとに、訪れるのにベストシーズンと思われる世界各地の候補と旅行モデルプランがカラー写真と合わせて紹介されています。俄然“旅ごころ”をかきたてられます。
しかし、この本、大きく、結構なお値段(8400円)なので、そばにあった似たような本のコンパクト版を二冊買うことにしました。それでもお得。(各2940円)
『いつかは行きたい 一生に一度だけの旅』
一冊に500の場所。二冊で1000か所!
この中から行き先を絞り込むのは大変だわ~ いやいや毎年忙しくなるかも(笑)
TSUTAYAのトラベルコーナーに滞在時間、かれこれ一時間。すでに夜10時。
お腹が空いたので帰り道の南麻布で野菜ラーメンを食べました。
別に写真を撮るつもりはなかったのですが、盛り上げられた野菜とメンマの量に撮影せずにはいられませんでした。
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