ウォーキング 金澤表参道界隈 [出身地 北陸]
友人の町家は金澤表参道のすぐそば。
私が金沢に住んでいた頃は、通りの上がアーケードで覆われていて、「横安江町アーケード街」ということで雨に濡れずに歩ける歩行者天国の商店街でした。(と言っても、買い物客は少なく今も昔も閑散としていますが)
この界隈は昔ながらの民家が多く、住民も高齢化しているのでしょう。
今は金沢市の小さな路線バス「ふらっとバス」がお年寄りの移動の足として表参道を時折走っていきます。
表参道という名前が付いているのは京都・東本願寺の別院(金沢東別院)があるから。
唐門
実は、この日の朝6時半、東別院から聞こえてくる鐘の音で目が覚めたのでした。
せっかくの早起き。身支度をして朝の散歩に出かけることにしました。
境内に入ると、立派な本堂の中から朝のお勤めの読経が聞こえてきます。
階段の前にあるのは雪が降っても通路を確保できるようにするための屋根
若かりし頃、この本堂で和太鼓奏者、林英哲さんの演奏が行われ、間近に見ました。
太鼓がドーンと打ち叩かれるたびに本堂の空気が振動し体に伝わってくるのを実感できました。
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私が金沢に住んでいた頃は、通りの上がアーケードで覆われていて、「横安江町アーケード街」ということで雨に濡れずに歩ける歩行者天国の商店街でした。(と言っても、買い物客は少なく今も昔も閑散としていますが)
この界隈は昔ながらの民家が多く、住民も高齢化しているのでしょう。
今は金沢市の小さな路線バス「ふらっとバス」がお年寄りの移動の足として表参道を時折走っていきます。
表参道という名前が付いているのは京都・東本願寺の別院(金沢東別院)があるから。
唐門
実は、この日の朝6時半、東別院から聞こえてくる鐘の音で目が覚めたのでした。
せっかくの早起き。身支度をして朝の散歩に出かけることにしました。
境内に入ると、立派な本堂の中から朝のお勤めの読経が聞こえてきます。
階段の前にあるのは雪が降っても通路を確保できるようにするための屋根
若かりし頃、この本堂で和太鼓奏者、林英哲さんの演奏が行われ、間近に見ました。
太鼓がドーンと打ち叩かれるたびに本堂の空気が振動し体に伝わってくるのを実感できました。
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金沢 町家再生計画 その後 [出身地 北陸]
二週間経って、ようやく3月三連休の石川県帰省を振り返ります。
まず第一の目的は、兄と友人たちがそれぞれ買い求めた金沢の町家がどのように生まれ変わったか、“After”の様子を自分の目で確認すること。
(再生計画のBeforeはこちらで)
まずは兄の町家ゲストハウス「あかつき屋」
1月15日にオープンし、暖簾も掛かりました。
玄関を入るとフワーっとお香のいい匂いが鼻孔を刺激します。
すぐの間には花嫁のれんがお客様をお出迎え。
これは母が昭和27年(1952年)のお正月に富山県から石川県に嫁いだときに持参したもの。
三つ銀杏の家紋、柄は「高砂」です。
暖簾下に長板を敷いて金沢のガイドブックを並べています。
左下の白い箱は東日本大震災の義援金受付箱です。(私も気持ちを募金)
3月は各部屋に雛の置物を飾り、まるで“お雛さまの館”状態でした。(詳しくはこちらで)
今回は私の金沢の友人お二人(英語通訳の先輩、KさんとNさん)を案内し、あかつき屋の名物、大きな掘り炬燵で談笑。
暁町の和菓子の名店、水本さんの桜餅をいただきながら時間が経つのも忘れてしまいます。
別の友人I橋さんが迎えに来てくれたので、次の訪問先I澤さん宅へ。
(お二人とも、私と兄夫婦がお互いの友人を誘って20年以上前に作ったグループのメンバーです)
昭和25年頃に建てられた民家を昨年の夏に完全リフォームし、昔ながらの佇まいを残しながらも現代風の感覚を取り入れられた内装。
(ちなみに厳密には、戦前に建てられたものを町家と呼ぶそうです)
リビングダイニングは、テーブル上のペンダントライトや壁からの間接照明。部屋の雰囲気が和みます。
挽きたての豆で淹れてもらったコーヒーと一緒にいただいたのは東山に新しくできた和菓子のお店(三重県津から移ってこられたとのこと)、月天心の道明寺桜餅。ごちそうさま~
おうちの中をひととおり見学させてもらったけど、自分の好みで空間を計画・演出するのっていいなぁ。素敵な住まいを見るとマイホームがほしくなる。。
(I澤さんと、続いて紹介するI橋さんへの新居お祝いには鳩居堂で買い求めた葉書用掛け軸と桜の葉書をプレゼント。おうちの和のテイストに合わせて)
さて、最後はI橋さんの町家セカンドハウス。
金沢 町家再生計画 その2でBeforeをご紹介しましたが、こちらも見違えるほど内装が変わっていました。
でも、もともとあった造りも残っていたりして、新旧がうまい具合にミックスされています。
階段下の収納。三角の扉って不思議です。
私が泊めてもらった二階の和室には上品な雛人形が飾られていました。
掛け軸は黒々とした太い墨蹟が特徴の、京都・大徳寺塔頭 黄梅院の住職、小林太玄さんの書による「日々是好日」
こういう御軸を見ると、茶道のお稽古をしていた頃を懐かしく思い出します。
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まず第一の目的は、兄と友人たちがそれぞれ買い求めた金沢の町家がどのように生まれ変わったか、“After”の様子を自分の目で確認すること。
(再生計画のBeforeはこちらで)
まずは兄の町家ゲストハウス「あかつき屋」
1月15日にオープンし、暖簾も掛かりました。
玄関を入るとフワーっとお香のいい匂いが鼻孔を刺激します。
すぐの間には花嫁のれんがお客様をお出迎え。
これは母が昭和27年(1952年)のお正月に富山県から石川県に嫁いだときに持参したもの。
三つ銀杏の家紋、柄は「高砂」です。
暖簾下に長板を敷いて金沢のガイドブックを並べています。
左下の白い箱は東日本大震災の義援金受付箱です。(私も気持ちを募金)
3月は各部屋に雛の置物を飾り、まるで“お雛さまの館”状態でした。(詳しくはこちらで)
今回は私の金沢の友人お二人(英語通訳の先輩、KさんとNさん)を案内し、あかつき屋の名物、大きな掘り炬燵で談笑。
暁町の和菓子の名店、水本さんの桜餅をいただきながら時間が経つのも忘れてしまいます。
別の友人I橋さんが迎えに来てくれたので、次の訪問先I澤さん宅へ。
(お二人とも、私と兄夫婦がお互いの友人を誘って20年以上前に作ったグループのメンバーです)
昭和25年頃に建てられた民家を昨年の夏に完全リフォームし、昔ながらの佇まいを残しながらも現代風の感覚を取り入れられた内装。
(ちなみに厳密には、戦前に建てられたものを町家と呼ぶそうです)
リビングダイニングは、テーブル上のペンダントライトや壁からの間接照明。部屋の雰囲気が和みます。
挽きたての豆で淹れてもらったコーヒーと一緒にいただいたのは東山に新しくできた和菓子のお店(三重県津から移ってこられたとのこと)、月天心の道明寺桜餅。ごちそうさま~
おうちの中をひととおり見学させてもらったけど、自分の好みで空間を計画・演出するのっていいなぁ。素敵な住まいを見るとマイホームがほしくなる。。
(I澤さんと、続いて紹介するI橋さんへの新居お祝いには鳩居堂で買い求めた葉書用掛け軸と桜の葉書をプレゼント。おうちの和のテイストに合わせて)
さて、最後はI橋さんの町家セカンドハウス。
金沢 町家再生計画 その2でBeforeをご紹介しましたが、こちらも見違えるほど内装が変わっていました。
でも、もともとあった造りも残っていたりして、新旧がうまい具合にミックスされています。
階段下の収納。三角の扉って不思議です。
私が泊めてもらった二階の和室には上品な雛人形が飾られていました。
掛け軸は黒々とした太い墨蹟が特徴の、京都・大徳寺塔頭 黄梅院の住職、小林太玄さんの書による「日々是好日」
こういう御軸を見ると、茶道のお稽古をしていた頃を懐かしく思い出します。
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