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鳴門公園 大塚国際美術館 [旅 四国]

鳴門visitの三つ目の目的、大塚国際美術館
大塚グループが創立75周年記念事業として設立した世界初の陶板名画美術館です。
西洋名画1000点あまりを大塚オーミ陶業㈱の特殊技術によってオリジナル作品の原寸大で複製しています。

展示方法は3つあり、環境展示(古代遺跡や教会などの壁画を環境空間として再現した立体展示)、系統展示(古代から現代にいたるまでの西洋美術の変遷を美術史的に理解できる)、テーマ展示(トロンプ・ルイユ、時、生と死、家族など人間にとって根源的、普遍的な主題)と、より深く楽しく名画を鑑賞できます。

B3階のエントランスホールの正面、システィーナ・ホール(ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂の天井画・壁画、ミケランジェロ作)からスタート
20110327 4大塚国際美術館1システィーナ・ホール.JPG

隣の環境展示はスクロヴェーニ礼拝堂壁画(イタリア・パドヴァ、ジョット作)
20110327 4大塚国際美術館3スクロヴェーニ礼拝堂.JPG

これらすべて畳より大きい陶板を組み合わせてあるんです。
美術陶板ができる工程は次のとおり。
1.現地調査、原画撮影→2.色分解→3.転写紙に印刷
(一方で、陶板の成形・乾燥・素焼き・施釉・焼成)
4.陶板に転写→5.焼成→6.リタッチ(加筆修正)→7.焼成→8.検品→9.完成→10.施工

B3階には他に、エル・グレコの部屋、フェルメールの部屋など、古代および中世の系統展示が展開しています。

B2階はルネサンス、バロックの系統展示。
ラファエロの「アテネの学堂」(ヴァティカン宮殿)や
20110327 4大塚国際美術館7アテネの学堂.JPG

ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」「春」(フィレンツェ、ウフィツィ美術館)
20110327 4大塚国際美術館8ボッティチェリ.JPG

ダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ブリューゲル、カラヴァッジョ、レンブラント、ベラスケス、ルーベンスなど見ごたえ満点。

B1階もバロックの続き。ゴヤの家という展示室にはプラド美術館(マドリード)所蔵の名品複製が並んでいます。
さらに、近代のマネ、ルノワール、ミレー、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ムンク、ターナー、ドラクロワなどなど充実度が増します。
20110327 4大塚国際美術館11.JPG

1階、2階は現代(ピカソ、ミロ、ダリ、シャガール、ウォーホルなど)およびテーマ展示。

全体を見るのに3時間。世界中の美術館をめぐってきたような内容です。
鑑賞の仕方はいろいろあると思います。
ここで初めて名品に出会い、いつか現地で本物を見ようと思うきっかけにする。
また、かつて旅先の美術館で見た絵画に再会し、旅の思い出に浸るというもの。
私は両方でした。

【おまけ】
鳴門のお土産として空港で買ったもの。どんだけ芋好きなの~
20110327 7鳴門みやげ.JPG

鳴門うず芋(鳴門金時芋を糖蜜に漬け込み、乾燥させたもの)美味しい!
鳴門金時まんじゅう。会社へのお土産。
鳴門金時キャラメル。仕事中、小腹が空いた時のおやつ。

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