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破天荒の浮世絵師 歌川国芳 前期 [アート&デザイン]

神宮前の太田記念美術館で開催中の特別展 没後150年記念「破天荒の浮世絵師 歌川国芳 前期 豪快なる武者と妖怪」を観てきました。

20110617 歌川国芳1.jpg
上部:「相馬の古内裏」部分、個人蔵

江戸後期、広重や北斎と同時代に活躍した浮世絵師、歌川国芳(1797-1861)
倹約令が出されるなど、閉塞感で息詰まる時代に知恵とユーモアで創作世界を切り開き、大衆からも圧倒的な支持を得た浮世絵師です。

前期(6月1日~26日)のテーマは「豪快なる武者と妖怪」
会場構成は次のとおり。
「勇」(武者絵)
当時、国芳の「水滸伝」の錦絵がきっかけに、色鮮やかな刺青を彫るようになり、爆発的な流行になったそうです。

「怪」(妖怪画)
現代にもウケそうな、独創的な妖怪の世界。

「華」(役者絵・忠臣蔵)
華々しく、粋で伊達な歌舞伎役者を描いた。


後期(7月1日~28日)のテーマは「遊び心と西洋の風」
「遊」(戯画・狂画)、「爽」(美人画・風俗画)、「憧」(洋風画)で構成されます。

【おまけ】
ユーモラスな「金魚づくし」も国芳の絵。
20110617 歌川国芳2.jpg

以前に東京国立博物館で買ったトートバッグ。
太田記念美術館の地階には手拭い専門店「かまわぬ」のショップがあり、これからの季節に活躍するガーゼハンカチ(金魚柄)を買いました。

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