夏を惜しむ 江戸情緒

きのう（土曜）の夜、日本橋浜町に行きました。
“かしまし娘”の次女Ｓ子さんの「仕事帰りに浜町に寄りませんか？」のお誘いにのって。
人形町駅まで地下鉄で行き、向かった先は浜町公園。

近づくにつれ、太鼓や歌の音響が大きく聞こえてきます。胸が高鳴る。
「盆踊りを適当にひやかして」という言葉から近所の児童公園で行われるような小ぢんまりとしたものを想像していたのですが、ビックリ。
櫓も組まれ、こんなに大規模な盆踊り大会でした。


プログラムをもらったところ、中央区主催の今年で22回になる二日間のイベントです。
「大江戸まつり盆おどり大会」
オープニングパレードに始まり、会場となっている区立浜町公園には盆踊り大会、縁日コーナー、区内名物市コーナー、友好・交流都市コーナー、アンテナショップコーナーなどが設けられている。

まずは、物販テントをブラブラ、声をかけられるまま梨を食べ、柚子こしょうをのせたキュウリをいただき。
でも、ちゃんと買いましたよ。津軽リンゴと岩手県大船渡市さいとう製菓の銘菓「かもめの玉子」（会場の一角には被災地支援コーナーもありました）

私たちは、縁日コーナーで支払いに使うチケットを手に、食べものを買おうと順番を待っている人たちにまじり、生ビールとモツ煮込みを買い、櫓のまわりの踊りの人の輪をながめながら立ち飲み。

少し落ち着いたところで、公園を出て川のほうに歩きました。
「隅田川花火大会」の花火が垣間見られないかと期待して。
そして、ビルの向こうの上空に明るい閃光とともに大輪の花火、少し遅れてドーンという音が聞こえてきます。


規制のため川には近づけませんでしたが、近くの歩道からでも十分に楽しめました。
立ったまま30分ほど、花火の打ち上げのたびに歓声を上げ拍手をし、時には余韻に浸り、久しぶりに“日本の夏”の風物詩を満喫し、私たちは食事の場所を求めて夜の浜町を散策。

そして、近くのイタリアンのお店でまったり。
スプマンテに始まり、白ワインを飲み、気がついたら二時間が経っていました。
今回は二人でしたが、いつものようにかしましく夜は更けたのでした。

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タグ：花火 盆踊り 日本橋浜町