あこがれのヴェネチアン・グラス [アート&デザイン]
旅行記を執筆する合間を縫って、“東京お出かけ”もちゃんとやっていました。
東京ミッドタウン、サントリー美術館で開催中のコーニング・ガラス美術館特別出品「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」を鑑賞してきました。
レースグラス・ゴブレット、ヴェネチア、17-18世紀、サントリー美術館蔵
毎年どこかの美術館で展示されているガラス作品。そして、毎年どこかのガラス展を見に行っている私。
ガラスの透明感、硬質でもあり柔軟でもある素材、優美なフォルム。その変幻自在さに魅力を感じているからかもしれません。
会場構成は次のとおり。
Ⅰ ヴェネチアン興隆:技術の応酬
ヴェネチアン・グラスは、1450年ごろ開発された無色透明ガラス「クリスタッロ」の誕生と、都市経済の繁栄を背景に、その芸術性を花開かせました。
多彩な技術。
・ダイヤモンドポイント彫り:ダイヤモンドやガーネットなどの硬い石を用いてガラス表面を引っ掻いて文様を付ける技法。レース編みの風情を表現しようと1530年代から使用された。
・レースグラス
・エナメル彩:ガラスの表面に色ガラスの粉末で作った顔料を塗り、低温で焼き付けて定着させる技法。
・オペーク、ホワイトグラス:白磁を模した乳白色ガラス。錫の酸化物を調合することによってガラスを白濁させる。
・カルセドーニオ:素地に加えた銀イオンが熱の変化によって多様な色彩をもたらすことで生じる燿変ガラス。大理石や半貴石を模したマーブルグラスの一種。15世紀後半にヴェネチアで考案された。
・アイスグラス:まだガラスが熱いうちに急冷却し、器の表面全体に亀裂(氷裂文)を起こさせる。
Ⅱ 流出したヴェネチアン:「ヴェネチア様式」の誕生
16ー18世紀にヨーロッパを席巻したヴェネチア様式。
16-17世紀に周辺諸国へグラスが輸出された。製品だけでなく、職人も国外移住し、オーストリア、ネーデルランド、ドイツ、スペイン、イギリスなどに伝播した。
Ⅲ ヴェネチアンと和ガラス
ヴェネチア様式の国外への伝播はヨーロッパにとどまらず、南蛮船の渡来によって日本にももたらされ、和ガラスの誕生にも影響を与えたと考えられています。
Ⅳ ヴェネチアン再興:19世紀イタリア
モザイクグラスはヴェネチアングラスの特徴の一つ。「ムッリーニ」と呼ばれる小花のようなモザイクグラス。
Ⅴ 今に息づくヴェネチアン:現代アートへの影響
日本の藤田喬平、江波冨士子、植木寛子などの作品も展示されています。
思い起こせばガラス好きになったキッカケは、大学4年生の時、金沢で開催の国際ガラス展でコンパニオンを務めたことかもしれません。
その際、来場者の方々とともに国際コンペティションの受賞作を毎日間近に見て、ヴェネチアンやボヘミアン、北欧など世界のガラス工芸の産地、国内外のガラス作家について学びました。
(金沢市はアール・ヌーヴォーのガラス工芸作家エミール・ガレが活躍したフランス、ナンシー市と姉妹都市)
卒業旅行でヴェネチアにも訪れ、ムラーノ島にも渡りガラス工房の見学もしたのは懐かしい思い出です。
卒業旅行の際、買ったブローチ。
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東京ミッドタウン、サントリー美術館で開催中のコーニング・ガラス美術館特別出品「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」を鑑賞してきました。
レースグラス・ゴブレット、ヴェネチア、17-18世紀、サントリー美術館蔵
毎年どこかの美術館で展示されているガラス作品。そして、毎年どこかのガラス展を見に行っている私。
ガラスの透明感、硬質でもあり柔軟でもある素材、優美なフォルム。その変幻自在さに魅力を感じているからかもしれません。
会場構成は次のとおり。
Ⅰ ヴェネチアン興隆:技術の応酬
ヴェネチアン・グラスは、1450年ごろ開発された無色透明ガラス「クリスタッロ」の誕生と、都市経済の繁栄を背景に、その芸術性を花開かせました。
多彩な技術。
・ダイヤモンドポイント彫り:ダイヤモンドやガーネットなどの硬い石を用いてガラス表面を引っ掻いて文様を付ける技法。レース編みの風情を表現しようと1530年代から使用された。
・レースグラス
・エナメル彩:ガラスの表面に色ガラスの粉末で作った顔料を塗り、低温で焼き付けて定着させる技法。
・オペーク、ホワイトグラス:白磁を模した乳白色ガラス。錫の酸化物を調合することによってガラスを白濁させる。
・カルセドーニオ:素地に加えた銀イオンが熱の変化によって多様な色彩をもたらすことで生じる燿変ガラス。大理石や半貴石を模したマーブルグラスの一種。15世紀後半にヴェネチアで考案された。
・アイスグラス:まだガラスが熱いうちに急冷却し、器の表面全体に亀裂(氷裂文)を起こさせる。
Ⅱ 流出したヴェネチアン:「ヴェネチア様式」の誕生
16ー18世紀にヨーロッパを席巻したヴェネチア様式。
16-17世紀に周辺諸国へグラスが輸出された。製品だけでなく、職人も国外移住し、オーストリア、ネーデルランド、ドイツ、スペイン、イギリスなどに伝播した。
Ⅲ ヴェネチアンと和ガラス
ヴェネチア様式の国外への伝播はヨーロッパにとどまらず、南蛮船の渡来によって日本にももたらされ、和ガラスの誕生にも影響を与えたと考えられています。
Ⅳ ヴェネチアン再興:19世紀イタリア
モザイクグラスはヴェネチアングラスの特徴の一つ。「ムッリーニ」と呼ばれる小花のようなモザイクグラス。
Ⅴ 今に息づくヴェネチアン:現代アートへの影響
日本の藤田喬平、江波冨士子、植木寛子などの作品も展示されています。
思い起こせばガラス好きになったキッカケは、大学4年生の時、金沢で開催の国際ガラス展でコンパニオンを務めたことかもしれません。
その際、来場者の方々とともに国際コンペティションの受賞作を毎日間近に見て、ヴェネチアンやボヘミアン、北欧など世界のガラス工芸の産地、国内外のガラス作家について学びました。
(金沢市はアール・ヌーヴォーのガラス工芸作家エミール・ガレが活躍したフランス、ナンシー市と姉妹都市)
卒業旅行でヴェネチアにも訪れ、ムラーノ島にも渡りガラス工房の見学もしたのは懐かしい思い出です。
卒業旅行の際、買ったブローチ。
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セカンドバージン [シアター&シネマ]
今日は水曜、映画のレディースデーを利用して仕事帰りに有楽町マリオン、丸の内ピカデリーで映画「セカンドバージン」を見てきました。
これはNHK総合テレビで放送されていた連続ドラマの映画化されたもの。
毎週火曜日の夜10時、私も欠かさず見ていました。
鈴木京香演じる40代半ばの辣腕出版プロデューサー中村るい(20年くらい前に離婚)が、17歳年下の元金融庁官僚で証券会社を起業した鈴木行(長谷川博巳)と恋に落ちた。
行(こう)にはお嬢様育ちの妻(深田恭子)がいて、妻は二人の関係を知ったあとも意地で離婚を拒否。
(途中の話は端折って)テレビでは行が日本を離れ、シンガポールかマレーシアで台湾人として闇の仕事をしていて、偶然、るいが姿を見かけ、声をかけたが目の前で銃弾に倒れてしまったところで終わった(はず)。
映画では、マレーシア(マラッカ?)の人目につかない場所の小さな診療所で重傷を負った行をるいが献身的に看病しながら、二人の愛を確かめ合うというようなストーリー。
と、かいつまんで書いてしまうと味気ないが、テレビと同様、大石静さん脚本のストーリーは切ない大人の愛を描いていてついのめり込んでしまう。
私の日常にはイライラする男性は多くてもドキドキするような思いは皆無なので、映画の世界はまったく現実離れ。
それにしても17歳年下ということは30歳にもなっていない若い男性との恋愛かぁ。うーん、現実味ないなぁ、私には。というか、胸がときめくという感情を何年も忘れてるなぁ。(乾いた発言。。)
マレーシアというロケ地もタイムリーでしたが、映画の中の寝室の回想シーンで、私が先日買ったばかりのサイドテーブルが出てきたときはあまりの偶然に驚いてしまいました。
ここ数年のNHK、このドラマといい、「サラリーマンNEO」(こちらもこの秋、映画化)といい、結構はじけた内容をどんどんやっています。
私の推察では、私たち世代が企画制作の責任者的なポジションにつくようになって、結構自由に番組制作ができるようになったことと、同年代としての視聴者の波長が合うのではないかと思うのです。
映画の話からNHKの番組評論になってしまいました。
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これはNHK総合テレビで放送されていた連続ドラマの映画化されたもの。
毎週火曜日の夜10時、私も欠かさず見ていました。
鈴木京香演じる40代半ばの辣腕出版プロデューサー中村るい(20年くらい前に離婚)が、17歳年下の元金融庁官僚で証券会社を起業した鈴木行(長谷川博巳)と恋に落ちた。
行(こう)にはお嬢様育ちの妻(深田恭子)がいて、妻は二人の関係を知ったあとも意地で離婚を拒否。
(途中の話は端折って)テレビでは行が日本を離れ、シンガポールかマレーシアで台湾人として闇の仕事をしていて、偶然、るいが姿を見かけ、声をかけたが目の前で銃弾に倒れてしまったところで終わった(はず)。
映画では、マレーシア(マラッカ?)の人目につかない場所の小さな診療所で重傷を負った行をるいが献身的に看病しながら、二人の愛を確かめ合うというようなストーリー。
と、かいつまんで書いてしまうと味気ないが、テレビと同様、大石静さん脚本のストーリーは切ない大人の愛を描いていてついのめり込んでしまう。
私の日常にはイライラする男性は多くてもドキドキするような思いは皆無なので、映画の世界はまったく現実離れ。
それにしても17歳年下ということは30歳にもなっていない若い男性との恋愛かぁ。うーん、現実味ないなぁ、私には。というか、胸がときめくという感情を何年も忘れてるなぁ。(乾いた発言。。)
マレーシアというロケ地もタイムリーでしたが、映画の中の寝室の回想シーンで、私が先日買ったばかりのサイドテーブルが出てきたときはあまりの偶然に驚いてしまいました。
ここ数年のNHK、このドラマといい、「サラリーマンNEO」(こちらもこの秋、映画化)といい、結構はじけた内容をどんどんやっています。
私の推察では、私たち世代が企画制作の責任者的なポジションにつくようになって、結構自由に番組制作ができるようになったことと、同年代としての視聴者の波長が合うのではないかと思うのです。
映画の話からNHKの番組評論になってしまいました。
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秋の休日 [東京 お出かけ]
台風が去ったあと、すっかり秋になった涼しい東京。
この休日は部屋の中と白金近辺でのんびり過ごしました。
「スッキリ計画」は続行中で、先日はキッチンのゴミ箱を替え、今日は巻尺を手にいろんな所の寸法を測って模様替えを検討中。
しかし、せっかくの秋晴れに部屋の中ばかりにいてももったいないので、自転車でジムに行き、荷物を預けたあとは白金ウォーキングに出かけた。
東京大学医科学研究所の構内を通り抜けていたとき、一角の赤い塊が目に入った。
彼岸花
抜けるとプラチナ通り。
左(広尾方面)に曲がると、ショコラティエ・エリカ、BioTopと続きますが、それらのお店には入らず、今日は初めてのお店、Kiwi Kitchenが目的地でした。(白金6-16-22、営業10-18時、日曜定休)
名前からも想像できるとおり、ニュージーランド出身の女性二人が共同経営者として数年前に立ち上げ、最近、白金にもオープンしたヘルシーフードのお店です。
オーストラリアで肉を食べまくってきた、だぎんさんに対抗したわけではなく、きのう、近くのエステサロンで夏の疲れた肌にフェイシャル・トリートメントを受けたあとに通りかかったときには閉店していたので、今日はリベンジ来店だったのです。
アイシングたっぷりのバナナケーキとカップすれすれに注がれたカプチーノをいただきました。
ニュージーランドには行ったことがない私ですが、北島のオークランド出身という男性マネジャーとしばし会話。なんだか居心地のいいお店。
ショーケースにはケーキ類のほか、ヘルシーなサンドイッチやサラダも。先日、Cecileさんのブログで知ったメキシコ産の高栄養食材Quinoa(見た目はクスクスに似ている)のサラダがあって興味をひかれたけど、次回に持ち越し。
禅カフェが閉店してしまって残念に思っていましたが、新しく寛げるカフェを見つけてうれしい。
摂取したカロリーはジムに戻り、プールでウォーキングとアクアビクスで消費。
さぁ、今週は三日働いたら週末だー。(変則休日は9月で終了)
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この休日は部屋の中と白金近辺でのんびり過ごしました。
「スッキリ計画」は続行中で、先日はキッチンのゴミ箱を替え、今日は巻尺を手にいろんな所の寸法を測って模様替えを検討中。
しかし、せっかくの秋晴れに部屋の中ばかりにいてももったいないので、自転車でジムに行き、荷物を預けたあとは白金ウォーキングに出かけた。
東京大学医科学研究所の構内を通り抜けていたとき、一角の赤い塊が目に入った。
彼岸花
抜けるとプラチナ通り。
左(広尾方面)に曲がると、ショコラティエ・エリカ、BioTopと続きますが、それらのお店には入らず、今日は初めてのお店、Kiwi Kitchenが目的地でした。(白金6-16-22、営業10-18時、日曜定休)
名前からも想像できるとおり、ニュージーランド出身の女性二人が共同経営者として数年前に立ち上げ、最近、白金にもオープンしたヘルシーフードのお店です。
オーストラリアで肉を食べまくってきた、だぎんさんに対抗したわけではなく、きのう、近くのエステサロンで夏の疲れた肌にフェイシャル・トリートメントを受けたあとに通りかかったときには閉店していたので、今日はリベンジ来店だったのです。
アイシングたっぷりのバナナケーキとカップすれすれに注がれたカプチーノをいただきました。
ニュージーランドには行ったことがない私ですが、北島のオークランド出身という男性マネジャーとしばし会話。なんだか居心地のいいお店。
ショーケースにはケーキ類のほか、ヘルシーなサンドイッチやサラダも。先日、Cecileさんのブログで知ったメキシコ産の高栄養食材Quinoa(見た目はクスクスに似ている)のサラダがあって興味をひかれたけど、次回に持ち越し。
禅カフェが閉店してしまって残念に思っていましたが、新しく寛げるカフェを見つけてうれしい。
摂取したカロリーはジムに戻り、プールでウォーキングとアクアビクスで消費。
さぁ、今週は三日働いたら週末だー。(変則休日は9月で終了)
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ボルネオで何買った? [旅 ボルネオ島]
旅行記の締めはいつものように「何買った?」編。
いつもなら別立ての「何食べた?」編は今回はなし。
何しろ、ホテルのビュッフェか機内食(もしくは空港での軽食)ばかりだったので特に特筆すべきものがなく。さらに、マレーシアは以前住んでいたこともあり、食べ物自体に懐かしさは感じても目新しさはなく。
そう言えば、ブルネイからクアラルンプールに向かう機中で(日没前の時刻)、座席で携帯用コーランを広げてお祈りをするイスラム教徒の姿を見かけました。
彼らは旅行中であっても断食は守り、当然Halalであろう機内食も着陸後に食するのでしょう、持ち帰り用の手提げ袋に入れていました。
では、旅の思い出の品。
友人へのお土産用と自分用に買ったビーズブレスレットの数々。(何か所かで購入)
一つ買うと同じデザインのものがもう一つ無料でもらえた。(右の二つ)
冷静に考えると、半額の値段でも儲かる仕組み。実際、いくつかのショップで同じようなものを売っていて価格比較してみると、高い買い物をしていたわけです。
リッキーもアクセサリーのバイヤーのように買っていましたが、面白いのは二人の好みが全然違うこと。(はい、私のほうはカラフルな色選びです)
動物モノも必須。
今回一緒に行けなかったチームBのもう一人のメンバーのお土産に買ったオランウータンのぬいぐるみ。(ウーちゃん)
ずっとカバンに入れて持ち歩いていたら愛着がわいてきて自分用にもお買い上げ。今は枕元でつぶらな瞳で一日の疲れを癒してくれています。
サイチョウ(Hornbill)はピューター製。目がアクアブルーのガラスです。
ブルネイ(バンダル・スリ・ブガワン)では、ピルケースとカード類を。
モノづくりをしない国なので、これらの製品もどこか他国で作られたものでしょう。
最後に、クアラルンプール国際空港で。
行きのウィンドーショッピングの際に見かけたサバ茶入りのチョコレートを帰りの待ち時間に探したけれど見つからず。
ここでの学び:決断は先送りにしない、見つけた時に買っておく。
【おまけ】
経由地のクアラルンプール空港でたっぷり4時間待ち時間があったので、空港内をブラブラ。
ターミナルビルに突如現れるジャングル。
KLIA Jungle Boardwalk
これにてボルネオ紀行、完結です。
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いつもなら別立ての「何食べた?」編は今回はなし。
何しろ、ホテルのビュッフェか機内食(もしくは空港での軽食)ばかりだったので特に特筆すべきものがなく。さらに、マレーシアは以前住んでいたこともあり、食べ物自体に懐かしさは感じても目新しさはなく。
そう言えば、ブルネイからクアラルンプールに向かう機中で(日没前の時刻)、座席で携帯用コーランを広げてお祈りをするイスラム教徒の姿を見かけました。
彼らは旅行中であっても断食は守り、当然Halalであろう機内食も着陸後に食するのでしょう、持ち帰り用の手提げ袋に入れていました。
では、旅の思い出の品。
友人へのお土産用と自分用に買ったビーズブレスレットの数々。(何か所かで購入)
一つ買うと同じデザインのものがもう一つ無料でもらえた。(右の二つ)
冷静に考えると、半額の値段でも儲かる仕組み。実際、いくつかのショップで同じようなものを売っていて価格比較してみると、高い買い物をしていたわけです。
リッキーもアクセサリーのバイヤーのように買っていましたが、面白いのは二人の好みが全然違うこと。(はい、私のほうはカラフルな色選びです)
動物モノも必須。
今回一緒に行けなかったチームBのもう一人のメンバーのお土産に買ったオランウータンのぬいぐるみ。(ウーちゃん)
ずっとカバンに入れて持ち歩いていたら愛着がわいてきて自分用にもお買い上げ。今は枕元でつぶらな瞳で一日の疲れを癒してくれています。
サイチョウ(Hornbill)はピューター製。目がアクアブルーのガラスです。
ブルネイ(バンダル・スリ・ブガワン)では、ピルケースとカード類を。
モノづくりをしない国なので、これらの製品もどこか他国で作られたものでしょう。
最後に、クアラルンプール国際空港で。
行きのウィンドーショッピングの際に見かけたサバ茶入りのチョコレートを帰りの待ち時間に探したけれど見つからず。
ここでの学び:決断は先送りにしない、見つけた時に買っておく。
【おまけ】
経由地のクアラルンプール空港でたっぷり4時間待ち時間があったので、空港内をブラブラ。
ターミナルビルに突如現れるジャングル。
KLIA Jungle Boardwalk
これにてボルネオ紀行、完結です。
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ブルネイ バンダル・スリ・ブガワン市内観光 [旅 ボルネオ島]
一ヶ月近くかかってレポートしてきたボルネオ旅行記、いよいよ終盤です。
クアラルンプールからコタキナバルに向かう飛行機で、三人掛けシートで一緒になった中国系のおじさん。(コタキナバル市内で空調設備会社を経営。名刺までくれた。文字が金文字、さすが中国系)
私たちがブルネイにも行く予定だという話をすると、キッパリと「Nothing to see in Brunei.」と言い切った。サバ州にはウミガメの産卵地であるタートル・アイランズ公園もあるし、なぜブルネイになんか行くんだ?的な感じだったけど、パッケージツアー参加者の私たちにそんなこと言われてもねぇ。
せっかくめったに行く機会のないボルネオ島に行くわけだし、“世界一裕福”とすら言われるブルネイという国がどんな所が自分の目で見てみたいというものではありませんか。
では、5時間の首都バンダル・スリ・ブガワン市内観光をご一緒に。
最初に訪れたのはロイヤル・レガリア(Royal Regalia、王室宝物史料館)
白いドーム形の大きな屋根
前夜、ホテルからオールドモスクへ行く途中にあり、ずいぶん立派な建物だなぁ、と見ていた。
中はさらに豪華。
ドームの下に展示されているのは現国王(第29代)の即位パレード(1968年)の際に使われた金ピカの御所車(Royal Chariot)
台座には国王たった一人が座っただけで数百人ものお付きの人たちが前後に控え、行列がくりひろげられたそうです。
御所車の両脇にあるのはお付きの人たちが持った楯や槍。
展示室には、国王の生い立ちや国の独立の歴史に関する写真、パネルでの紹介。
面白かった展示は、国王が被る冠は重量が重く首に負担がかかるため、座っている間、国王の顎を手のひらで支えるのに用いられた黄金の腕。
その他、世界各国から国王に贈られたギフトが数多く飾られ、眩いばかり。
現国王は19歳だった従妹と結婚(第一夫人)。第二夫人はブルネイ航空の元客室乗務員で国王に見初められたそう。第三夫人はマレーシアでニュースキャスターをしていた女性だったが、計画的に王室の財産を横領していたことが発覚し離婚。
国王はプライベートジェットを保有しているだけでなく、パイロット免許も持っており自ら操縦して外遊するそうです。
続いて向かったのは市中心地から東に離れたところにあるブルネイ博物館(Brunei Museum)
博物館は6つの展示ギャラリーに分かれています。
1.イスラミックアート: イスラム模様のタイルなど
2.石油の歴史と技術: ブルネイは石油と天然ガスで潤っている国。
東日本大震災後には援助もしてくれたとか。(日本はブルネイ最大の貿易相手国。輸出額全体の半分近くが対日輸出。輸出のほとんどが石油と天然ガス)
最近はメタノール等の製造開発にも力を入れているらしい。
ここでトリビア。ブルネイの石油はShellのみ。昔、貝殻売りをしていたのが社名の由来。
3.自然史: 動物の剥製などのジオラマ展示
4.伝統文化: 人々の誕生から結婚まで風習や文化を紹介
5.考古学と歴史: 先史時代から1984年の独立にいたるまで年代順に歴史をたどる
6.独立以後: 愛国心をあおる25年間の繁栄の様子
二つの博物館を見学していて強い印象を受けたこと。それは公務員の働きざま。
はっきり言って、全く働く意欲なし。博物館の中で数人が集まっておしゃべりに花を咲かせていた。
日本人ガイドの説明によると、就労者の70%が公務員。国民の30%が王族系(三親等以内)。
個人所得税はなく、医療・教育は無償。年金は65歳以上で月250ドル(約17000円)
働かなくてもそこそこの暮らしができると、あんなにやる気のない働きぶりになるのか?
豊かすぎるのもいかがなものか、と思ってしまう私は貧乏性?
では、博物館から現実の生活の世界へ。
ボートに乗ってブルネイ川に浮かぶ水上集落カンポン・アイール(Kampong Ayer)を訪問。
ちょうど午前の学校から帰ってきた子供たち。見えにくいですが、先頭を歩いているのはSong Kokという黒い帽子を被っている男の子。
水道のパイプ(左側の水色)がはりめぐらされ、頭上には電線も架かっています。
下水パイプ、ごみ回収もあり、川と海が交わっているため、蚊は出ないそうです。
600年以上の歴史をもつ世界最大の水上集落。集落内には学校、消防署、モスクもあります。
一軒のお宅を訪問しました。壁一面に国王や王妃の写真などが掛けられています。
ここは観光客を受け入れている所で、手作りのお菓子とお茶をいただきました。
焼き菓子のほか、ウイロウのような蒸し菓子も美味しかった
女子学生たちを乗せたボートタクシーが水しぶきを上げてビュンビュン飛ばしていきます。
ヤヤサンSHHBコンプレックスのそばのボート乗り場から上陸。
デパートやスーパーマーケット、KFCなどのファーストフード店、ブランドショップも入っている巨大なショッピング・コンプレックスの二棟の建物の間を女子学生たちが楽しそうに買い物袋を提げて歩いてきます。
その向こうに白亜の近代的なモスク、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(Sultan Omar Ali Saifuddien Mosque、オールドモスク)が見えます。ぐるっとまわってラグーンのほうから見てみます。
前夜にライトアップされたのを見ていた反対側
このモスクは、前国王、第28代スルタンの名前を冠しており、国王が在位中の1958年に完成。
イタリア人建築家の設計の建物は、イタリアからの大理石、中国からの御影石、イギリスからガラスやシャンデリア、ベルギーやサウジアラビアから絨毯など、世界中の一流品を集めて作られています。(総工費約500万USドル=約400億円!)
ラグーンに浮かんでいるのは16世紀の王室御座船のレプリカ。なんだかアラビアンナイトの世界ですね。
横にまわると、お昼のお祈りを終えてきた女性たちが出てきたところでした。
女性たちは結構カラフルな服装です。長いドレスみたいのはBaju Kurungといい、実は私も16年前にクアラルンプールで仕事をしていた時、一緒にプロジェクトをやっていた地元大学生たちから帰国時の記念品にオレンジ色のを一着いただきました。(まだ実家にあるはず)
ちなみに頭を覆う布はTudungと言います。
ここで、いったん休憩。
ランチは宿泊したホテルと同じ並びにあるRadisson Hotelのレストランでビュッフェです。
シーフードに野菜、お肉、ひととおりいただいた後は、デザート盛り合わせ♪(取りすぎて食べきれませんでした。反省)
食後に向かったのは市中心地から南西にある王宮(Istana Nurul Iman)
この写真はブルネイ川から撮影したもの
独立の年(1984年)に完成した王宮は1788もの部屋があるそうで、サッカー場並みの広い駐車場にはロールスロイスが並んでいるそうです。
正面の門はこんな感じです。
王宮内外にはネパールの山岳民族出身のグルカ兵(Gurkha)が警備にあたっています
普段は一般人は立ち入れない場所ですが、ラマダン明けのHari Raya Puasaの三日間は一般公開され、訪問者にはご馳走がふるまわれ、食後には男性は国王や王子たちと、女性は王妃や皇太子妃、王女たちと握手をする機会が与えられます。
最後は、現国王の即位25周年に合わせて建設されたジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク(Jame'Asr Hassanil Bolkiah Mosque、ニューモスク)を訪れました。
伝統的な様式をふまえたモスクで、床や柱はイタリア製の一級品を使った総大理石。
29代に合わせて29個のドームがあるそうです。女性用のモスクも別にあります。
イスラム模様が美しい。
何かと制約があるイスラム教。
他の宗教からイスラム教への改宗は問題ありませんが、その逆の改宗は認められていないとか。
それにしても首都だけでもいろいろと見るところがあるではありませんか。他にもジャングルでテングザルを見たり、キャノピーウォークを歩いたりといった体験もできるそうで、「Nothing to see」はデタラメです。
【おまけ】
空港に向かう途中に立ち寄った土産物店、ペランギ・ショッピングセンターでボルネオの旅の記念写真を撮りました。
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クアラルンプールからコタキナバルに向かう飛行機で、三人掛けシートで一緒になった中国系のおじさん。(コタキナバル市内で空調設備会社を経営。名刺までくれた。文字が金文字、さすが中国系)
私たちがブルネイにも行く予定だという話をすると、キッパリと「Nothing to see in Brunei.」と言い切った。サバ州にはウミガメの産卵地であるタートル・アイランズ公園もあるし、なぜブルネイになんか行くんだ?的な感じだったけど、パッケージツアー参加者の私たちにそんなこと言われてもねぇ。
せっかくめったに行く機会のないボルネオ島に行くわけだし、“世界一裕福”とすら言われるブルネイという国がどんな所が自分の目で見てみたいというものではありませんか。
では、5時間の首都バンダル・スリ・ブガワン市内観光をご一緒に。
最初に訪れたのはロイヤル・レガリア(Royal Regalia、王室宝物史料館)
白いドーム形の大きな屋根
前夜、ホテルからオールドモスクへ行く途中にあり、ずいぶん立派な建物だなぁ、と見ていた。
中はさらに豪華。
ドームの下に展示されているのは現国王(第29代)の即位パレード(1968年)の際に使われた金ピカの御所車(Royal Chariot)
台座には国王たった一人が座っただけで数百人ものお付きの人たちが前後に控え、行列がくりひろげられたそうです。
御所車の両脇にあるのはお付きの人たちが持った楯や槍。
展示室には、国王の生い立ちや国の独立の歴史に関する写真、パネルでの紹介。
面白かった展示は、国王が被る冠は重量が重く首に負担がかかるため、座っている間、国王の顎を手のひらで支えるのに用いられた黄金の腕。
その他、世界各国から国王に贈られたギフトが数多く飾られ、眩いばかり。
現国王は19歳だった従妹と結婚(第一夫人)。第二夫人はブルネイ航空の元客室乗務員で国王に見初められたそう。第三夫人はマレーシアでニュースキャスターをしていた女性だったが、計画的に王室の財産を横領していたことが発覚し離婚。
国王はプライベートジェットを保有しているだけでなく、パイロット免許も持っており自ら操縦して外遊するそうです。
続いて向かったのは市中心地から東に離れたところにあるブルネイ博物館(Brunei Museum)
博物館は6つの展示ギャラリーに分かれています。
1.イスラミックアート: イスラム模様のタイルなど
2.石油の歴史と技術: ブルネイは石油と天然ガスで潤っている国。
東日本大震災後には援助もしてくれたとか。(日本はブルネイ最大の貿易相手国。輸出額全体の半分近くが対日輸出。輸出のほとんどが石油と天然ガス)
最近はメタノール等の製造開発にも力を入れているらしい。
ここでトリビア。ブルネイの石油はShellのみ。昔、貝殻売りをしていたのが社名の由来。
3.自然史: 動物の剥製などのジオラマ展示
4.伝統文化: 人々の誕生から結婚まで風習や文化を紹介
5.考古学と歴史: 先史時代から1984年の独立にいたるまで年代順に歴史をたどる
6.独立以後: 愛国心をあおる25年間の繁栄の様子
二つの博物館を見学していて強い印象を受けたこと。それは公務員の働きざま。
はっきり言って、全く働く意欲なし。博物館の中で数人が集まっておしゃべりに花を咲かせていた。
日本人ガイドの説明によると、就労者の70%が公務員。国民の30%が王族系(三親等以内)。
個人所得税はなく、医療・教育は無償。年金は65歳以上で月250ドル(約17000円)
働かなくてもそこそこの暮らしができると、あんなにやる気のない働きぶりになるのか?
豊かすぎるのもいかがなものか、と思ってしまう私は貧乏性?
では、博物館から現実の生活の世界へ。
ボートに乗ってブルネイ川に浮かぶ水上集落カンポン・アイール(Kampong Ayer)を訪問。
ちょうど午前の学校から帰ってきた子供たち。見えにくいですが、先頭を歩いているのはSong Kokという黒い帽子を被っている男の子。
水道のパイプ(左側の水色)がはりめぐらされ、頭上には電線も架かっています。
下水パイプ、ごみ回収もあり、川と海が交わっているため、蚊は出ないそうです。
600年以上の歴史をもつ世界最大の水上集落。集落内には学校、消防署、モスクもあります。
一軒のお宅を訪問しました。壁一面に国王や王妃の写真などが掛けられています。
ここは観光客を受け入れている所で、手作りのお菓子とお茶をいただきました。
焼き菓子のほか、ウイロウのような蒸し菓子も美味しかった
女子学生たちを乗せたボートタクシーが水しぶきを上げてビュンビュン飛ばしていきます。
ヤヤサンSHHBコンプレックスのそばのボート乗り場から上陸。
デパートやスーパーマーケット、KFCなどのファーストフード店、ブランドショップも入っている巨大なショッピング・コンプレックスの二棟の建物の間を女子学生たちが楽しそうに買い物袋を提げて歩いてきます。
その向こうに白亜の近代的なモスク、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(Sultan Omar Ali Saifuddien Mosque、オールドモスク)が見えます。ぐるっとまわってラグーンのほうから見てみます。
前夜にライトアップされたのを見ていた反対側
このモスクは、前国王、第28代スルタンの名前を冠しており、国王が在位中の1958年に完成。
イタリア人建築家の設計の建物は、イタリアからの大理石、中国からの御影石、イギリスからガラスやシャンデリア、ベルギーやサウジアラビアから絨毯など、世界中の一流品を集めて作られています。(総工費約500万USドル=約400億円!)
ラグーンに浮かんでいるのは16世紀の王室御座船のレプリカ。なんだかアラビアンナイトの世界ですね。
横にまわると、お昼のお祈りを終えてきた女性たちが出てきたところでした。
女性たちは結構カラフルな服装です。長いドレスみたいのはBaju Kurungといい、実は私も16年前にクアラルンプールで仕事をしていた時、一緒にプロジェクトをやっていた地元大学生たちから帰国時の記念品にオレンジ色のを一着いただきました。(まだ実家にあるはず)
ちなみに頭を覆う布はTudungと言います。
ここで、いったん休憩。
ランチは宿泊したホテルと同じ並びにあるRadisson Hotelのレストランでビュッフェです。
シーフードに野菜、お肉、ひととおりいただいた後は、デザート盛り合わせ♪(取りすぎて食べきれませんでした。反省)
食後に向かったのは市中心地から南西にある王宮(Istana Nurul Iman)
この写真はブルネイ川から撮影したもの
独立の年(1984年)に完成した王宮は1788もの部屋があるそうで、サッカー場並みの広い駐車場にはロールスロイスが並んでいるそうです。
正面の門はこんな感じです。
王宮内外にはネパールの山岳民族出身のグルカ兵(Gurkha)が警備にあたっています
普段は一般人は立ち入れない場所ですが、ラマダン明けのHari Raya Puasaの三日間は一般公開され、訪問者にはご馳走がふるまわれ、食後には男性は国王や王子たちと、女性は王妃や皇太子妃、王女たちと握手をする機会が与えられます。
最後は、現国王の即位25周年に合わせて建設されたジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク(Jame'Asr Hassanil Bolkiah Mosque、ニューモスク)を訪れました。
伝統的な様式をふまえたモスクで、床や柱はイタリア製の一級品を使った総大理石。
29代に合わせて29個のドームがあるそうです。女性用のモスクも別にあります。
イスラム模様が美しい。
何かと制約があるイスラム教。
他の宗教からイスラム教への改宗は問題ありませんが、その逆の改宗は認められていないとか。
それにしても首都だけでもいろいろと見るところがあるではありませんか。他にもジャングルでテングザルを見たり、キャノピーウォークを歩いたりといった体験もできるそうで、「Nothing to see」はデタラメです。
【おまけ】
空港に向かう途中に立ち寄った土産物店、ペランギ・ショッピングセンターでボルネオの旅の記念写真を撮りました。
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ボルネオ ブルネイに到着 [旅 ボルネオ島]
ブルネイに向かうため、初めてロイヤルブルネイ航空を利用しました。
とは言っても、フライト時間は40分程度。
搭乗後、天井からテレビモニターが下りてきた。
普通はここで救命胴衣の着用方法についての説明が流れる。
しかし、予想を裏切る映像が目の前に展開された。
モスクが映し出され、いきなりコーランのお祈りの声が朗々と聞こえてくる。
モニターを見つめる私たち、何が起きているのか呑み込めずポカンとしたまま。
「ひょっとして、飛行の安全を祈ってる?」
そうこうするうちに離陸前にドリンクサービスが始まった。
一応、国際線だけど短時間のため機内食は一切なし。
(コタキナバル空港のスタバでケーキとコーヒーを食べておいたのが功を奏した。結局これが当日の夕食に)
機中でのリッキーと私の会話。
リッキー「究極の選択。国王のお妃になり一生酒が飲めずブルネイで暮らすのと、インドでそこそこ自由に暮らすのとどっちがいい?」
私「インド!」 だって、お酒も自由も奪われた毎日なんてツマンナイ。
(ブルネイ滞在に夕食が含まれなかったのは幸いだったかもしれない。アルコール抜きの食事は味気ないから)
こちら、ブルネイのお札(1ドル)
ブルネイ国王の肖像画が描かれています。
条約により、ブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価の扱い。
私は手持ちのシンガポールドルを使い、お釣りでブルネイドルを受け取りました。
ここで少々、ブルネイの基本情報を。
・正式な国名:Brunei Darussalam(ブルネイ・ダルサラーム)
・国土面積:三重県とほぼ同じ
・人口:約40万人
・首都:Bandar Seri Begawan(バンダル・スリ・ブガワン)
・元首:Hassanil Bolkiah(ハッサナル・ボルキア国王)
・民族構成:マレー系約70%、中国系15%、その他15%
・言語:公用語はマレー語、他に英語、中国語
・宗教:国教はイスラム教、他にキリスト教、仏教、道教など
さて、首都バンダル・スリ・ブガワン市内中心部にあるホテルにチェックイン後、歩いてオールドモスクのライトアップを見に行きました。
折りしもラマダン月。
夜10時近くでしたが、モスクからはコーランを唱える声がスピーカーから流れています。
月夜の蒸し暑い屋外で、しばしの間、祈りの響きに耳を傾ける私たち。
信仰とは無関係に、神聖な雰囲気に浸っていました。
YouTubeにアップしたので聴いてください。
http://youtu.be/6RS5iuSYm4E
一夜明けて8月13日(土)。
泊まったホテル(Terrace Hotel)での朝食。
私はフレンチトースト
名前のとおり、プールがあるテラスがご自慢のよう。
プールサイドには、いろんな植物が植えてあり、気さくなオバちゃんが果物の名前を教えてくれました。
大きいのは30cm以上にもなるジャックフルーツ(Jack Fruit)
外見がキウイに似ているチク(Ciku)
朝食後は、最後の観光、バンダル・スリ・ブガワン市内の名所めぐりです。
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とは言っても、フライト時間は40分程度。
搭乗後、天井からテレビモニターが下りてきた。
普通はここで救命胴衣の着用方法についての説明が流れる。
しかし、予想を裏切る映像が目の前に展開された。
モスクが映し出され、いきなりコーランのお祈りの声が朗々と聞こえてくる。
モニターを見つめる私たち、何が起きているのか呑み込めずポカンとしたまま。
「ひょっとして、飛行の安全を祈ってる?」
そうこうするうちに離陸前にドリンクサービスが始まった。
一応、国際線だけど短時間のため機内食は一切なし。
(コタキナバル空港のスタバでケーキとコーヒーを食べておいたのが功を奏した。結局これが当日の夕食に)
機中でのリッキーと私の会話。
リッキー「究極の選択。国王のお妃になり一生酒が飲めずブルネイで暮らすのと、インドでそこそこ自由に暮らすのとどっちがいい?」
私「インド!」 だって、お酒も自由も奪われた毎日なんてツマンナイ。
(ブルネイ滞在に夕食が含まれなかったのは幸いだったかもしれない。アルコール抜きの食事は味気ないから)
こちら、ブルネイのお札(1ドル)
ブルネイ国王の肖像画が描かれています。
条約により、ブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価の扱い。
私は手持ちのシンガポールドルを使い、お釣りでブルネイドルを受け取りました。
ここで少々、ブルネイの基本情報を。
・正式な国名:Brunei Darussalam(ブルネイ・ダルサラーム)
・国土面積:三重県とほぼ同じ
・人口:約40万人
・首都:Bandar Seri Begawan(バンダル・スリ・ブガワン)
・元首:Hassanil Bolkiah(ハッサナル・ボルキア国王)
・民族構成:マレー系約70%、中国系15%、その他15%
・言語:公用語はマレー語、他に英語、中国語
・宗教:国教はイスラム教、他にキリスト教、仏教、道教など
さて、首都バンダル・スリ・ブガワン市内中心部にあるホテルにチェックイン後、歩いてオールドモスクのライトアップを見に行きました。
折りしもラマダン月。
夜10時近くでしたが、モスクからはコーランを唱える声がスピーカーから流れています。
月夜の蒸し暑い屋外で、しばしの間、祈りの響きに耳を傾ける私たち。
信仰とは無関係に、神聖な雰囲気に浸っていました。
YouTubeにアップしたので聴いてください。
http://youtu.be/6RS5iuSYm4E
一夜明けて8月13日(土)。
泊まったホテル(Terrace Hotel)での朝食。
私はフレンチトースト
名前のとおり、プールがあるテラスがご自慢のよう。
プールサイドには、いろんな植物が植えてあり、気さくなオバちゃんが果物の名前を教えてくれました。
大きいのは30cm以上にもなるジャックフルーツ(Jack Fruit)
外見がキウイに似ているチク(Ciku)
朝食後は、最後の観光、バンダル・スリ・ブガワン市内の名所めぐりです。
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横浜で中華女子会 [レストラン&フード]
秋分の日とともにすっかり“秋”という感じの東京です。
きのうは午後から横浜へお出かけ。
金沢での会社の後輩(一人は金沢、もう一人は名古屋から)との夕食の時間まで横浜美術館でアート鑑賞。
みなとみらい駅から横浜駅に行き、東口のそごうデパートへ。
お店選びを任された私の発想は、「横浜→中華街→中華料理!」
というわけで、そごう10階ダイニングパークにある台湾料理レストラン、京鼎楼(Jin Din Rou)に行きました。
台湾料理と言えば欠かせないのが小籠包。ちりれんげに黒酢にひたした針生姜をのせて~ 肉汁じゅる~♪
ボトルのラベルがとってもシンプルな台湾ビールとともに、蝦肉蒸餃子、青梗菜オイスター炒めから始め、鶏とカシューナッツ炒め、海鮮三種炒め、酢豚と続き、締めは白酸辣湯麺。
ひととおり食べ終わり、「満腹~」と言いながら店の外に出た時、ショーケースにマンゴー練乳かき氷のサンプルを見てシマッタ!と残念がった私たちです。
彼女たちは待ち合わせの前まで鎌倉観光を楽しんできたとのことで、お土産に鎌倉まめやの季節商品「月の豆」をプレゼントしてくれました。
ごまピー、そら豆カレー、はちみつレモン、マヨネーズ、ヨーグルトの詰め合わせ
さっき、少し食べましたが、ついついワインを飲んじゃいました。
秋の夜長、おいしい酒のつまみができました。サンキュ!
【おまけ】
きのう塗りなおしたネイル。
名づけて「プリティ・レース・ネイル」
ラメ入りピンクベースにレース模様のシールを貼っただけ。
簡単なのに可愛い。結構、自信作。
今日は乙女の気分で仕事していました。
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きのうは午後から横浜へお出かけ。
金沢での会社の後輩(一人は金沢、もう一人は名古屋から)との夕食の時間まで横浜美術館でアート鑑賞。
みなとみらい駅から横浜駅に行き、東口のそごうデパートへ。
お店選びを任された私の発想は、「横浜→中華街→中華料理!」
というわけで、そごう10階ダイニングパークにある台湾料理レストラン、京鼎楼(Jin Din Rou)に行きました。
台湾料理と言えば欠かせないのが小籠包。ちりれんげに黒酢にひたした針生姜をのせて~ 肉汁じゅる~♪
ボトルのラベルがとってもシンプルな台湾ビールとともに、蝦肉蒸餃子、青梗菜オイスター炒めから始め、鶏とカシューナッツ炒め、海鮮三種炒め、酢豚と続き、締めは白酸辣湯麺。
ひととおり食べ終わり、「満腹~」と言いながら店の外に出た時、ショーケースにマンゴー練乳かき氷のサンプルを見てシマッタ!と残念がった私たちです。
彼女たちは待ち合わせの前まで鎌倉観光を楽しんできたとのことで、お土産に鎌倉まめやの季節商品「月の豆」をプレゼントしてくれました。
ごまピー、そら豆カレー、はちみつレモン、マヨネーズ、ヨーグルトの詰め合わせ
さっき、少し食べましたが、ついついワインを飲んじゃいました。
秋の夜長、おいしい酒のつまみができました。サンキュ!
【おまけ】
きのう塗りなおしたネイル。
名づけて「プリティ・レース・ネイル」
ラメ入りピンクベースにレース模様のシールを貼っただけ。
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