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北京から上海へ [旅 大陸中国]

北京での仕事を無事に終えた夕食後、宿泊ホテルでフットマッサージを受けることにした。

しかし、ここはローカルホテル。これまで経験したことのあるインターナショナルチェーンのホテルのスパとは違い、独特の雰囲気。
茶坊と書かれた入口から恐る恐る入ると、オバちゃんが奥に案内してくれた。
廊下を進んでいくとタバコの煙の臭いがする。小部屋でオッサンたちがマージャンをやっていた。
促された小部屋に入るとベッドが3,4台並んでいた。
いぶかしげに思いながらとりあえずテレビの前の1台に腰掛けて待っていると、若いおネェちゃんが木の桶を持ってきてジェスチャーで「足を入れろ」と言っているようだ。

20111021 9フットマッサージ2.JPG

漢方か何かが入ったお湯でしばらく足を温め、その間、おネェちゃんはベッドに上がり私の肩をテキトーに揉んでくれた。それが終わると手と腕も。
ひととおり揉み終わると、「足を桶から出してベッドに横たわれ」と身振りで指示された。
そのとおり横たわるとフットマッサージが始まった。
相変わらずテキトーな揉み方だったけど、途中眠りに落ちたから気持ちよかったことだけは間違いないからヨシとしよう。
フットマッサージも終わると、今まで黙って身振りだけでの会話だったのに、おネェちゃんが口を開いた。「ティップ!」
「は~っ?」
指でお札を数える仕草付きでもう一度「Tip!」
せっかく気持ちよかったのに急にムカッとした私は「No!お代は向こうで払うよ!」と無視しました。
ったく、チップが欲しいならもっと愛想よく丁寧にやってほしいものです。


疲れをとって、翌朝は早くから北京動物園へ行く予定が、二度寝で寝坊。計画を断念。
パンダさん、金絲猴さん(孫悟空のモデルと言われるサル)、次回会いましょう~

結局、ホテルを発つ10時半ごろまでホテルで過ごし、北京首都国際空港へ。
20111022 2燕山ホテルから.JPG
ホテルの部屋から

この日も霧がかかっていて白い。(それともスモッグ?)
上海で翌日の新聞を読むと、私たちが北京に滞在していた四日間は霧が深く、出発日の午前中はいくつかの高速道路が閉鎖されて街中が渋滞していたそうです。
渋滞と言えば、北京では日によって車のナンバー下1桁で街中への乗り入れを規制しているそうですが、それでも自動車であふれ、ブーブーとクラクションが鳴り響き、そんな中でも歩行者は命がけの道路横断を繰り返し、自転車・バイクは赤信号でもお構いなしに直進、交差点での停車を行うケイオス状態。

タクシーは予約をしても、呼び出し先に向かう道中でお客さんに呼び止められたら乗せてしまい、予約はいとも簡単に反故にされるとのこと。
空港に向かうタクシーに乗っていると、方向指示器は何のためにあるのだろう?と疑問に思うくらい予告なく車線変更。途中、映画に出てくるカーチェイスかと思うくらいのハラハラが目の前に繰り広げられた。車間距離を保つという概念は無いに等しい。
事故が起きないかと気が気でなく周囲をキョロキョロ見ていると、2008年北京オリンピックのメイン会場となった国家体育場“鳥の巣”がビルの間からチラッと見えた。

そうこうしているうちに北京首都国際空港に到着。
20111022 3北京首都空港.JPG

13:30の出発(Air China中国国際航空、CA1517便)を前にCOSTAで軽いランチ。食べなれた味にホッとする。
20111022 4Costaランチ.JPG
マンゴー&チキンのサンドイッチ(25元)とカプチーノ(26元) 合計51元(約650円)

国内線で2時間のフライトだから機内食は出ないと予想していたのに出た。そして、食べた。
20111022 6機内食.JPG

上海虹橋空港(Hong Qiao)から市内に向かう高速道路から風景をながめる。
20111022 7上海1.JPG

屋上に仏塔みたいのが載り、棟の間が抜かれている。これも風水の教えか?
昔っぽさが残る北京の風景とは違う、近代的な上海の街が待っている予感がした。

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タグ:北京 上海
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