無事 [日記]
2011年が終わろうとしています。
今年は日本で、世界で、いろんなことがありました。
東日本大震災、台風、タイの洪水といった自然災害。
リビアのカダフィ大佐が死亡し、民主化の動きが加速する一方で、北朝鮮では相変わらずの世襲政治。
経済では、ヨーロッパの危機、歴史的な円高。
そんな大きな世の中の動きに私自身や友人知人もわずかながら影響を受けたことも。
身近に目を転じれば、両親はそれぞれ軽い手術を受けながらも、それでも何とか二人で助け合いながら暮らしています。
兄は金沢で町家ゲストハウスあかつき屋を開業。おかげさまで順調にお客様にお越しいただいています。
私と言えば、心おきなく気ままに楽しく毎日を送れるのも家族や友人知人の支えのお陰と感謝です。
もちろん、このブログをお読みいただいている見知らぬ方々からのアクセスやコメントも励みです。
本当にありがとうございます。
今年一年間を振り返り、頭に浮かぶ言葉。「無事」
それが一番。
新しい年も無事に過ごせますように。
皆さま、良い年をお迎えください。
今年は日本で、世界で、いろんなことがありました。
東日本大震災、台風、タイの洪水といった自然災害。
リビアのカダフィ大佐が死亡し、民主化の動きが加速する一方で、北朝鮮では相変わらずの世襲政治。
経済では、ヨーロッパの危機、歴史的な円高。
そんな大きな世の中の動きに私自身や友人知人もわずかながら影響を受けたことも。
身近に目を転じれば、両親はそれぞれ軽い手術を受けながらも、それでも何とか二人で助け合いながら暮らしています。
兄は金沢で町家ゲストハウスあかつき屋を開業。おかげさまで順調にお客様にお越しいただいています。
私と言えば、心おきなく気ままに楽しく毎日を送れるのも家族や友人知人の支えのお陰と感謝です。
もちろん、このブログをお読みいただいている見知らぬ方々からのアクセスやコメントも励みです。
本当にありがとうございます。
今年一年間を振り返り、頭に浮かぶ言葉。「無事」
それが一番。
新しい年も無事に過ごせますように。
皆さま、良い年をお迎えください。
曇り時々雨または霙または雪 [日記]
空の向こうは [日記]
ゴヤ 光と影 [アート&デザイン]
上野の国立西洋美術館でプラド美術館所蔵「ゴヤ 光と影」を観てきました。
「着衣のマハ」1800-07年頃、部分
スペイン美術の巨匠、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)
国王カルロス4世の主席宮廷画家にのぼりつめ、王侯貴族や廷臣たちの優雅な肖像画によって名声を得た。
これまでゴヤの絵画をまとまって見る機会がなかったので、じっくり見るのは初めて。
プラド美術館のコレクションからの油彩画と素描、国立西洋美術館所蔵の版画が中心。
それにしても、「着衣のマハ」(↑)も対をなす「裸のマハ」(今回は展示なし)も胴体に対して頭部がガクンとはずれて落ちているように見えるのは私だけ?
会場構成は次のとおり。
Ⅰ かくある私-ゴヤの自画像
Ⅱ 創意と実践-タピスリー用原画における社会批判
Ⅲ 嘘と無節操-女性のイメージ:<サンルーカル素描帖>から私室の絵画へ
Ⅳ 戯画、夢、気まぐれ-<ロス・カプリチョス>の構想段階における自由と自己検閲
Ⅴ ロバの衆:愚鈍な者たち-<ロス・カプリチョス>における人間の愚行の諷刺
Ⅵ 魔物の戯れ-<ロス・カプリチョス>における魔術と非合理
Ⅶ 「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」-心理研究としての肖像画
Ⅷ 悲惨な成り行き-悲劇への眼差し
Ⅸ 不運なる祭典-<闘牛技>の批判的ヴィジョン
Ⅹ 悪夢-<素描帖C>における狂気と無分別
XI 信心と断罪-宗教画と教会批判
XⅡ 闇の中の正気-ナンセンスな世界の幻影
XⅢ 奇怪な寓話-<ボルドー素描帖G>における人間の迷妄と動物の夢
XⅣ 逸楽と暴力-<ボルドー素描帖H>における人間たるものの諸相
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「着衣のマハ」1800-07年頃、部分
スペイン美術の巨匠、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)
国王カルロス4世の主席宮廷画家にのぼりつめ、王侯貴族や廷臣たちの優雅な肖像画によって名声を得た。
これまでゴヤの絵画をまとまって見る機会がなかったので、じっくり見るのは初めて。
プラド美術館のコレクションからの油彩画と素描、国立西洋美術館所蔵の版画が中心。
それにしても、「着衣のマハ」(↑)も対をなす「裸のマハ」(今回は展示なし)も胴体に対して頭部がガクンとはずれて落ちているように見えるのは私だけ?
会場構成は次のとおり。
Ⅰ かくある私-ゴヤの自画像
Ⅱ 創意と実践-タピスリー用原画における社会批判
Ⅲ 嘘と無節操-女性のイメージ:<サンルーカル素描帖>から私室の絵画へ
Ⅳ 戯画、夢、気まぐれ-<ロス・カプリチョス>の構想段階における自由と自己検閲
Ⅴ ロバの衆:愚鈍な者たち-<ロス・カプリチョス>における人間の愚行の諷刺
Ⅵ 魔物の戯れ-<ロス・カプリチョス>における魔術と非合理
Ⅶ 「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」-心理研究としての肖像画
Ⅷ 悲惨な成り行き-悲劇への眼差し
Ⅸ 不運なる祭典-<闘牛技>の批判的ヴィジョン
Ⅹ 悪夢-<素描帖C>における狂気と無分別
XI 信心と断罪-宗教画と教会批判
XⅡ 闇の中の正気-ナンセンスな世界の幻影
XⅢ 奇怪な寓話-<ボルドー素描帖G>における人間の迷妄と動物の夢
XⅣ 逸楽と暴力-<ボルドー素描帖H>における人間たるものの諸相
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タグ:スペイン絵画
トゥールーズ=ロートレック展 [アート&デザイン]
丸の内で、三菱一号館美術館コレクション<Ⅱ>「トゥールーズ=ロートレック展」を観てきました。
「シンプソンのチェーン」1896年、リトグラフ、ポスター(部分)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(Henri de Toulouse-Lautrec、1864-1901)
南仏アルビの伯爵家に生まれ、幼少期には「小さな宝石(プティ・ビジュー)」と呼ばれて可愛がられて育ったが、若くして両足を順に骨折したのが原因で脚の成長が止まり、最後は心身の病で36歳という若さで亡くなった。
三菱一号館美術館所蔵のロートレック作品は、彼自身がアトリエに残し、親友で画商のモーリス・ジョワイヤンに引き継がれたコレクションとのことで、19世紀末のパリ、モンマルトルの華やかな様子を描いたポスターや、一般の眼にはめったに触れない試し刷り、友人たちを招いて自ら料理を振舞った晩餐会のメニューなど、制作過程や私生活を垣間見ることができる珍しい作品群。
これまでもロートレックの作品は何度も見てきましたが、今回の展覧会は初めてお目にかかる作品もあって新鮮でした。
上↑の自転車のポスターもその一つ。ロートレックは自転車愛好家でもあったそうです。
おなじみの、赤いマフラーが印象的な男性歌手・アリスティド・ブリュアンを描いたものや、フリフリのドレスの裾を持ち上げ脚を高く上げるフレンチ・カンカンの女性ダンサーたちのムーラン・ルージュの絵もいろんなバリエーションがあり比較しながら見るのも興味深い。
彼は日本の浮世絵にも影響を受けたそうで、画面を斜めに区切る大胆な構図もその表れ。
彼の絵を見ての私自身の気づきとしては、描いている視点が被写体に正対する目の高さよりもやや上方からであるということ。実際には身長が150cmあまりで、人よりも低い視点であるはずなのに、彼の願望が自然とそうさせたのか?
会場構成は次のとおり。
第1章 トゥールーズ=ロートレック家の故郷・南西フランスと画家揺籃の地アルビ
第2章 世紀末パリとモンマルトルの前衛芸術
第3章 芸術家の人生
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「シンプソンのチェーン」1896年、リトグラフ、ポスター(部分)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(Henri de Toulouse-Lautrec、1864-1901)
南仏アルビの伯爵家に生まれ、幼少期には「小さな宝石(プティ・ビジュー)」と呼ばれて可愛がられて育ったが、若くして両足を順に骨折したのが原因で脚の成長が止まり、最後は心身の病で36歳という若さで亡くなった。
三菱一号館美術館所蔵のロートレック作品は、彼自身がアトリエに残し、親友で画商のモーリス・ジョワイヤンに引き継がれたコレクションとのことで、19世紀末のパリ、モンマルトルの華やかな様子を描いたポスターや、一般の眼にはめったに触れない試し刷り、友人たちを招いて自ら料理を振舞った晩餐会のメニューなど、制作過程や私生活を垣間見ることができる珍しい作品群。
これまでもロートレックの作品は何度も見てきましたが、今回の展覧会は初めてお目にかかる作品もあって新鮮でした。
上↑の自転車のポスターもその一つ。ロートレックは自転車愛好家でもあったそうです。
おなじみの、赤いマフラーが印象的な男性歌手・アリスティド・ブリュアンを描いたものや、フリフリのドレスの裾を持ち上げ脚を高く上げるフレンチ・カンカンの女性ダンサーたちのムーラン・ルージュの絵もいろんなバリエーションがあり比較しながら見るのも興味深い。
彼は日本の浮世絵にも影響を受けたそうで、画面を斜めに区切る大胆な構図もその表れ。
彼の絵を見ての私自身の気づきとしては、描いている視点が被写体に正対する目の高さよりもやや上方からであるということ。実際には身長が150cmあまりで、人よりも低い視点であるはずなのに、彼の願望が自然とそうさせたのか?
会場構成は次のとおり。
第1章 トゥールーズ=ロートレック家の故郷・南西フランスと画家揺籃の地アルビ
第2章 世紀末パリとモンマルトルの前衛芸術
第3章 芸術家の人生
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光都東京・LIGHTOPIA 2011 [東京 お出かけ]
「地球・環境・平和」をコンセプトとした丸の内の光の祭典「光都東京・LIGHTOPIA 2011」に行ってきました。
JR東京駅から皇居方面につながる行幸通りが会場で、花と光と水が創り出す温かな空間は「フラワーファンタジア」
さらに、東北の小学生や著名人が描いた明かり絵が灯る「アンビエント・キャンドルパーク」
今年は、東日本大震災からの復興を願って、従来のコンセプトに加え、「絆と希望、そして未来へ」というテーマも込められています。
【おまけ】
友人と待ち合わせしたペニンシュラホテルのロビーにて。
クリスマスとは関係ない韓国料理の夕食。
唐辛子のカプサイシン効果で体の中からポッカポカ。
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JR東京駅から皇居方面につながる行幸通りが会場で、花と光と水が創り出す温かな空間は「フラワーファンタジア」
さらに、東北の小学生や著名人が描いた明かり絵が灯る「アンビエント・キャンドルパーク」
今年は、東日本大震災からの復興を願って、従来のコンセプトに加え、「絆と希望、そして未来へ」というテーマも込められています。
【おまけ】
友人と待ち合わせしたペニンシュラホテルのロビーにて。
クリスマスとは関係ない韓国料理の夕食。
唐辛子のカプサイシン効果で体の中からポッカポカ。
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