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ゴヤ 光と影 [アート&デザイン]

上野の国立西洋美術館でプラド美術館所蔵「ゴヤ 光と影」を観てきました。

20111224 ゴヤ展.JPG
「着衣のマハ」1800-07年頃、部分

スペイン美術の巨匠、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)
国王カルロス4世の主席宮廷画家にのぼりつめ、王侯貴族や廷臣たちの優雅な肖像画によって名声を得た。

これまでゴヤの絵画をまとまって見る機会がなかったので、じっくり見るのは初めて。
プラド美術館のコレクションからの油彩画と素描、国立西洋美術館所蔵の版画が中心。

それにしても、「着衣のマハ」(↑)も対をなす「裸のマハ」(今回は展示なし)も胴体に対して頭部がガクンとはずれて落ちているように見えるのは私だけ?

会場構成は次のとおり。

Ⅰ かくある私-ゴヤの自画像
Ⅱ 創意と実践-タピスリー用原画における社会批判
Ⅲ 嘘と無節操-女性のイメージ:<サンルーカル素描帖>から私室の絵画へ
Ⅳ 戯画、夢、気まぐれ-<ロス・カプリチョス>の構想段階における自由と自己検閲
Ⅴ ロバの衆:愚鈍な者たち-<ロス・カプリチョス>における人間の愚行の諷刺
Ⅵ 魔物の戯れ-<ロス・カプリチョス>における魔術と非合理
Ⅶ 「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」-心理研究としての肖像画
Ⅷ 悲惨な成り行き-悲劇への眼差し
Ⅸ 不運なる祭典-<闘牛技>の批判的ヴィジョン
Ⅹ 悪夢-<素描帖C>における狂気と無分別
XI 信心と断罪-宗教画と教会批判
XⅡ 闇の中の正気-ナンセンスな世界の幻影
XⅢ 奇怪な寓話-<ボルドー素描帖G>における人間の迷妄と動物の夢
XⅣ 逸楽と暴力-<ボルドー素描帖H>における人間たるものの諸相 

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