SSブログ

改めて ダイヤモンド婚のお祝い [日記]

お正月にめでたくタイヤモンド婚(結婚60周年)を迎えた両親。
今回、家族全員(両親、兄夫婦、甥っ子、そして私)がそろってお祝いしました。

場所は金沢犀川温泉、川端の湯宿「滝亭」
20120304 滝亭4.JPG 綺麗にならされた玄関前の石庭

金沢の奥座敷。山あいにある宿の中庭には雪がたっぷり残っていました。
20120304 滝亭2.JPG

お昼前に到着し、食事の前に自慢の温泉で体を温めました。
20120304 滝亭1.JPG 
宿の名前にもなっているとおり、露天風呂からは二筋の滝が見えます

部屋に戻り、兄の乾杯の音頭のあと、食事が始まりました。
20120304 ダイヤモンド婚お祝い3.JPG

弥生は雛の節句の月ということで、先付けの器も蛤やボンボリ、菱餅形のものが使われています。
食材にもホタルイカ、白魚、土筆など春の味覚が満載。
視覚でも楽しませてくれる日本料理の素晴らしさ。

手毬をイメージした百合根まんじゅう。器の蓋に書かれている漢字は「長命富貴」
20120304 ダイヤモンド婚お祝い4.JPG 

お正月、春の連休、お盆と長期のお休みがあってもなかなか家族全員が顔をそろえることがむずかしくなってきている最近。久しぶりに集合して和やかに話が弾みます。
父と甥っ子は同じ干支(うさぎ年)。父が還暦(60歳)の時に甥っ子が生まれました。
つまり、父が結婚したのは甥っ子の今の年齢(24歳)ということ。
「今度のお祝いは(甥っ子の)結婚の時かね~」と両親は次なる目標を設定し、それまで元気にいなくちゃと心を新たにしているのでした。

料理は、お造り、蛤しんじょうの鍋、鰤の照り焼き、こごみ・筍・甘鯛の天ぷら、青柳の酢の物と続き、ご飯には白米の代わりにお祝いの赤飯が付けられました。
随所に料理人の心遣いを感じます。

現在、日本の食文化をユネスコの無形文化遺産に登録しようというプロジェクトが始まっていますが、食材のもつ特長を生かしつつ、季節感やもてなす人の心をさまざまな形で表現し、味わう人に喜びをもたらしてくれる日本の食文化はまさしく世界に誇るべきものだと思います。

金沢はそんな食文化も自慢の一つですが、伝統工芸も世界に誇れます。
浴室入口に置いてあったのは九谷焼のフクロウ。
20120304 九谷焼ふくろう.JPG

売店では漆芸、金箔、竹細工の技を合わせた「うちわ銘々皿」が売られていました。
20120304 金箔うちわ銘々皿1.JPG

こちらは観光庁主催の「日本のおみやげコンテスト2012」の最高賞グランプリを受賞したそうです。
デザイン性と実用性を兼ね備え、飾っておいて良し、使って良しという品です。
海外へのお土産にも喜ばれそう。

【おまけ】
我が家のもう一つのお祝い。
兄の金沢町家ゲストハウス「あかつき屋」が1月15日で一周年を迎えました。
兄からはこんなどら焼をお土産にもらいました。
20120304 あかつき屋どら焼.jpg

すべて、おかげさまで。

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま~す→ <にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログへ

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。