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草間彌生「永遠の永遠の永遠」展 [アート&デザイン]

埼玉県立近代美術館(MOMAS)で「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展を観てきました。
20120520 草間彌生永遠の永遠の永遠.JPG

これまで、いろんな展覧会、場所(直島、霧島など)で草間さんのアート作品を見てきました。
今回の展覧会は近作・最新の作品ばかりでした。(すべて作者所蔵作品)

入口からアプローチに続くのは彫刻作品「新たなる空間への道標」
バーバファミリーみたいな赤地に白の水玉の球体。ところどころに彼女の手書きイラストが描かれています。
20120520 草間彌生1新たなる空間への道標1.JPG

1階エレベータ手前には「明日咲く花」(2011年)
20120520 草間彌生5明日咲く花.JPG

これが御年83歳(1929年、長野県松本市生まれ))が生み出す色と形なのですから驚異です。

2階がメイン会場。2004年から2011年にかけて創作された大量の絵画シリーズが展示されていました。(写真撮影は絵画はNG)

「愛はとこしえ」
2004年から2007年にかけて制作された50点。
白いカンヴァスに黒のマーカーペンで即興的に描かれた線画の原画をシルクスクリーンで転写した版画バージョン。
画面一面に女性の横顔、目、シダ類の葉のようなギザギザ、藻類のような、荒れ狂う波のような曲線。そして、所々に可愛い女の子の全身像や犬。

会場の展示の中には彼女が作った詩の作品もありました。
「未来はわたしのもの」の最後の4行。
(前略)
わたしは芸術の盾を持って
もっともっと人間としてのぼりつめていきたい
宇宙の果ての果てまで、心の高揚にすがりついて
生きて生きていきたいと祈る

「新作ポートレート」(2011年)は3点。
シルバーのキャンバスに黒をベースに自画像が描かれ、水玉が散りばめられている。

「わが永遠の魂」
2009年に始まり今も制作が続いている最新シリーズ。
(現在、世界巡回展でも多くの作品が展示されている)
「愛はとこしえ」の白黒の世界から一転、カンヴァスにカラフルなアクリル絵具で自由奔放に描いた色彩の作品。
162cm×162cmの正方形のキャンバスにキレイな色でデザインされたような絵画は大判のスカーフを広げたかのようにも見える。

先日のドキュメンタリー番組で見たが、草間さんはほぼ毎日、入院している精神病院から近くのアトリエに出向き、テーブルにキャンバスを平らに置き、キャスター付きの椅子に腰掛け、ただひたすらに画面に向かって描き続ける。渾身の制作活動。
彼女は言う。描いていないと死んで(自殺して)しまう、と。

詩「永遠の永遠の永遠」
毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった
(中略)
平和と人間愛の行き着く所への不滅の志をもって
命の限り、たたかっていきたい
そして、地球の人々に告ぐ
未来は原爆や戦争をやめて
かがやいた生命を
永遠の永遠の永遠に
私の精魂こめた芸術をぜひ見てほしい
あなたたちと一緒に宇宙にむかって
心から人間賛美をうたい上げよう

「大いなる巨大な南瓜」(2011年)
20120520 草間彌生2大いなる巨大な南瓜.JPG
左奥に見えるのが「わが永遠の魂」のシリーズ

「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」(2011年)
20120520 草間彌生3チューリップに愛をこめて、永遠に祈る.JPG
白地に赤い水玉模様のチューリップと鉢が3体。床、壁、天井も同じパターン

1990年代に制作が始まったFRP(繊維強化プラスチック)による巨大彫刻。
その他、床面に浅く水が張られ、壁と天井がミラー張りの四角く暗い空間にLEDの光が色を変えながら無限に増殖していく「魂の灯」(2008年)という立体作品も含め、「幸福の彫刻たち」という構成名。

地階から吹き抜けになっているスペースには巨大な「ヤヨイちゃん」が宙に浮いています。
20120520 草間彌生4ヤヨイちゃん.JPG

草間さんは自分を前衛芸術家と名乗ります。
いつも“一歩先を行く”アートを生み出す草間さんのパワー、信念、若々しさ。
見習いたいところです。


【おまけ】
埼玉県立近代美術館は常設の作品も素敵なものがたくさん。
吹き抜け空間の一角にあった彫刻「枢機卿」 気品を感じます。
20120520 埼玉県立近代美術館1枢機卿.JPG

屋外にも彫刻作品が設置されています。外階段。
20120520 埼玉県立近代美術館2屋外彫刻2.JPG

振り返ると、北浦和公園の新緑。
20120520 埼玉県立近代美術館2屋外彫刻3.JPG


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HOUSE VISION -産業の未来を可視化するデザイン [学び]

先日受講してきた講演会「HOUSE VISION -産業の未来を可視化するデザイン」の記録をしておこうっと。

講師はデザイナーであり、武蔵野美術大学の教授でもある原研哉さん(1958年生まれ)。
これまで、2008年10月には「白」原研哉展
2009年10月には「TOKYO FIBER '09 SENSEWARE」展で、彼のプロジェクトを見てきました。

今回は最近のプロジェクト「家」について、その背景やプロジェクトにかける思いなどをお聞きしました。

講演の要約というよりも印象に残った言葉、話をメモしておきます。

・丁寧、緻密、繊細、簡潔といった感覚資源は“日本らしさ”
 (空港のトイレの清潔さ、街灯がどれも切れずに点っている等)

・展覧会は可視化の手段として有効
「SENSEWARE」展では、日本の繊維産業の先端を紹介したかった。今度は「HOUSE VISION」展で、日本の多様な産業の可能性を可視化したい。

・「Design」は「Soil」から伸びている木になる実(成果物)のようなもの。よいデザインを生み出すためには土壌(経済文化)を肥やすことが必要。土壌の品質をどのように高めていくか、これが「欲望のエデュケーション」
 日本の人口のうち、一人暮らしと二人暮らしをトータルすると約60%
 日本は世界一の貯蓄国。個人貯蓄額の合計は国家予算の3倍。
 狭い日本の国土。新築の建物を建てる場所が少なくなっている。
ということは、既存建築(スケルトン)をそのままに、内部(インフィル)を変えて住まう、ということが増えてもいいのでは?

・そこで必要なのが「リテラシー」(Literacy)
かつてパッケージツアーだった旅行のスタイルが、知識・経験が増えて最近はオリジナルな自由旅行になってきたように、住宅リテラシーの成熟により自分のライフスタイルに合わせた住宅を考えてもいい時期。

・「家」は多様な産業の「交差点」
知と感性、創造性と技術、個人の才能と企業の総合力などがダイナミックに流動する「場」
「人生仕上げの家」を考えてみよう。
(家の前に、場所を考える必要があるのよね、私の場合。。)
 
・デザインという仕事は、既知の事実・情報を伝達するinformationではなく、未知のことを知らせるx-formation


【おまけ】
脳に栄養補給したあとは胃にも栄養注入。
講演会の会場、丸ビル内のお店KATANAで牛スジお好み焼を夕食に。
20120517 KATANA牛スジお好み焼.jpg

食べ終わってエントランスに下りると、可愛いキャラクター人形(天天、Tian Tian)が並んでいました。
20120517 丸ビルHK+JPN.jpg

Hong Kong + Japan crossing partnership in creativityというイベントのようです。


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Pringles 四穀チップス [定点観測 KitKat & more]

名古屋のコンビニでPringlesの新商品を見つけて買ってきました。 

四穀チップス サワークリーム&オニオン
20120525 Pringles四穀チップス.JPG

ジャンクなスナック菓子を食べていても、ヘルシーな感覚。(錯覚?)


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名古屋で社会勉強 [旅 東海]

名古屋二日目の夜は男性の友人と食事。
実は、一年前にも食事に行ったとき、栄のイカガワシイ雰囲気の場所を通り抜けて連れて行かれたお店は二人座るのが精一杯の個室。
今回、出張前に連絡すると、「素敵な(?)場所をさがしておきます」というメールの返事。

果たして、当日連れだって栄の街を歩いていると、やはりイカガワシイ雰囲気。。
「ねぇ、またイカガワシイんだけど」と訴えると、「だって仕方がないよ。そういう街なんだから。栄のスゴイところはビジネス街と商業地域とイカガワシイ場所が同じエリアにあるところ」と妙な解説をしてくれました。

で、連れて行かれたのはビル4階の部屋。
錦2丁目にある猫カフェ、猫のまほう 名古屋長者町通り店です。

玄関で靴を脱ぎ洗面台で手を洗って部屋に入ると、手前の部屋にはローテーブルに座布団が敷かれた飲食スペース。
奥の部屋は猫ちゃんのプレールームです。
20120524 猫のまほう1.JPG

全部で25匹くらい。
種類も見慣れた日本猫からスコティッシュ系だの、グレーの毛並みが美しいシャルトリュー、ピューマのように精悍な顔立ちのアビシニアン、毛がフサフサのペルシャなどなど。中にはテレビ番組『嵐にしやがれ』に出演した猫ちゃんもいるそうです。

食事が出てくる前はプレールームで猫ちゃんと戯れ、リラックス~
しかし、食事を終えた猫ちゃんのほうがくつろいでいました。
20120524 猫のまほう3.JPG

ダンボール箱に収まっているのがお気に入りのこの猫にはガン見されました。
20120524 猫のまほう4.JPG

私たちの食事はゆったりディナー120分セット、3000円。
20120524 猫のまほう8.JPG

メインはパスタ、フォカッチャ、マホムライス(チキンライスのようなもの)から選べ、小さいサラダが付き、飲み物とデザートも選べます。
お皿も猫の形。

食事をしていると熱い視線を感じた。
20120524 猫のまほう5.JPG
私たちの部屋のほうをガラス戸越しに見る猫2匹

別に私たちが気になるわけではなく、おやつの時間が近づいていたのです。
猫のおやつは200円。魚の形の器に鶏肉の裂いたものが入っていました。
飲食スペースで休憩していた白猫が近づいてきた。
20120524 猫のまほう7.JPG

餌を持ってプレールームに入っていくと、ワサワサと近づいてきて猫に取り囲まれてしまいます。
よく言えばハーレム状態、別の言い方ではヒッチコックの映画の鳥が迫ってくるように恐怖感を感じるほど。

私たちの他には、女性ひとり、若い男女カップルといったお客さんが猫と遊び、癒されて帰っていきました。
チラシによると、「猫カフェde婚活」といった出会いの場にもなっている模様。
フムフム、これが最近話題の猫カフェね。と、猫と遊ぶよりも喋っている(友人の話を聞いている)ほうが多かった私。

カフェの閉店時間になったので、いったんお店を出て、ではコーヒーでも飲みながら会話の続きをと思ったものの、名古屋の夜は店じまいが早い。
ますますイカガワシイ通りを歩きながら、「ピンサロってどんなところ?」と素朴な質問を投げかけると、「それについて説明し始めると30分はかかるよ」

それにしても開いている手頃な店がなく、目につくのはマンガ喫茶とかインターネットカフェの看板。
私の「インターネットカフェでもいいんじゃない?」という不用意な発言に「ホントにいいの?」と友人の念押し。「入ったことないし、社会勉強!」ということで入店。
受付カウンターで部屋の種類を選択。カラオケができる部屋。マンガを読む部屋。女性専用フロアというのもあった。

私たちは一畳ちょっとくらいの薄暗く狭い個室へ。
20120524 自遊空間.JPG

ここでも靴を脱ぎ、フラットなソファに腰を下ろし、インターネットに接続された目の前の大きなパソコンディスプレイでネット検索をしながら、風俗関連の業種の違いについてレクチャーを受けた。カプチーノを飲みながら。
「どうしてそんなに詳しいの?」
友人は、かつて職業別電話帳の仕事をしていたからと理由を言ったが真偽のほどは疑わしい。

1時間ほど居て二人で約1000円。
飲み物はおかわり自由。昔のマンガをまとめ読みしたり、インターネットカフェ、意外と便利に使える場所かもね。

翌日、社会勉強のお礼メールを送ったら、「次回は、もう少しディープなところへ」という返事が届いた。
私をどんな世界へ連れて行こうというのか。。


【おまけ】
またしても、神に導かれているような偶然。
猫カフェの受付で映画『レンタネコ』のパンフレットを見かけた。
きのう、GWに録画しておいた映画『めがね』を観た。(『マザーウォーター』『かもめ食堂』『プール』と同じプロジェクト)終わりに『レンタネコ』の予告が流れた。同じ監督の作品らしい。(5月12日から上映)
いつか見よう。


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名古屋で何食べた? [旅 東海]

今回も名古屋で濃い~名古屋メシから、上品な和食まで、いろいろ食べました。

前回行ったのはちょうど一年前

前回も行った信州そばのお店、角○でのランチ。今回はカレーうどん。
20120523 角○カレーうどん.JPG
実は、記憶では前回も食べたと思っていたけど、味噌煮込うどんの間違いでした。。

初日の夜は、友人(後輩の女性)に案内してもらった割烹ひろ
20120523 割烹ひろ.JPG

カウンターとテーブル席二つのみの小ぢんまりした店内は7時前で満席。
たくさん野菜料理が食べたい!という私のリクエストに十分応えてくれる品揃え。
私たちは、お通しの生湯葉(ジュンサイ、ウニ入り♪)、ブロッコリーと厚切りハムのマヨネーズ和え、切干大根煮浸しを岐阜の日本酒とともに。
いや~、話が弾む、お酒も進む。
この後、ワインに切り替え、う巻き卵焼き、新蓮根と野菜の天ぷら(トウモロコシの粒のサクサク感が最高)と注文。
鞘ごと焼いた空豆が美味しそうだったけど、品切れ。「えーっ、残念」
すると、隣のテーブル(男性三人)から「よかったら、どうぞ」との声と一緒に二鞘のったお皿が差し出された♪しかし、一つはすでに空っぽ。
それでも、お礼を言ってありがたくいただきました。
(そこから隣の席同士で話が盛り上がると思ったかもしれませんが、私たちは再び二人だけの会話の世界に浸りこみ、男性陣がお店を出たことにも気づかないくらい話に熱中していました)
最後は水茄子漬物とオニギリで締め。
美味しい食事と会話に酔いしれ、ホテルに戻ったらそのまま意識を失ってしまいました。

翌日のランチは、あんかけスパゲティ。
20120524 Ciaoミラカンあんかけスパ.JPG

栄地下街にあるCiaoというお店に連れて行ってもらい、一番人気というミラカンを注文。昨年、別のお店でも食べましたが、胡椒の味がきいているのは同じでも微妙にソースの味が異なります。

名古屋発祥の食べ物、お店はいろいろありますが、今回初めて知ったのがコメダ珈琲店
スタバやタリーズよりも断然お店の数が多い。
名古屋で喫茶店と言えば、モーニング。
私も朝の散歩を兼ねて朝食をとりにホテル近くのコメダを目指しました。
7時半すぎ、白川公園近くのお店に到着すると、すでにお客さんがいっぱい席についていて、少し待ってようやく席に案内してもらいました。
「モーニングお願いします」と注文すると、「ホットモーニングでいいですか?」と確認された。私は事前に調べておいたので、「小倉あんを追加で」とお願いし、出てきたのがこちら。
20120525 コメダ珈琲店モーニング.JPG

飲み物に厚切りのトースト半分にバターが塗られ、温かいゆで卵がもれなくついてくるのがモーニング。ブレンドコーヒー単品で400円なのに、モーニングだと380円。この値段設定の不思議さ。
追加の小倉は100円。トーストの上に盛り上げて朝からしっかり糖分摂取。

仕事を終えて、新幹線ホームの売店で買ったお弁当は特撰名古屋という名古屋メシを一箱で堪能できる内容。
20120525 名古屋めし弁当.JPG
海老天むす、鶏肉煮のせ鶏めしおむすび、みそかつ、海老フライ、穴子煮など

まだまだ食べていない名古屋メシがあるに違いない。


【おまけ】
宿泊したAPAホテルで自分用のお土産を買いました。
20120525 アパ社長カレー&ラーメン&水.JPG

アパ社長ラーメンとカレー。アパホテル公式ミネラルウォーターはエコ清掃の協力お礼としてもらったもの。
パッケージにはもれなく“あの”社長の顔写真が印刷されています。。
それは見ないようにして、食べたお味は予想を超えるウマさ!
カップ麺を今日のランチに食べてみましたが、魚介醤油味のスープは抜群。普通に美味しいです。
インターネットでも購入できるそうです。参考に価格は、ラーメン250円、カレー390円、水110円。


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名古屋に行っていました [旅 東海]

水曜から今日まで名古屋に出張していました
しかし、名古屋って近い。品川から新幹線のぞみに乗っている時間は1時間半ほど。
行き、富士山が見えました。
20120523 富士山.JPG

出張先オフィスも宿泊したホテルも栄地区。
サンシャイン栄の観覧車が夜には青と緑のライトが光って綺麗。
20120523 観覧車@サンシャイン栄.JPG

日中はもちろん仕事。でも、友人たちと一緒に過ごす時間も持てて、久しぶりにリラックスした出張でした。

今朝は少しだけホテル周辺を散歩。

20120525 セントラルパーク.JPG
セントラルパーク

歩道には点々とパブリックアートも設置されていて、短い時間でしたが朝のウォーキングを楽しめました。
20120525 パブリックアート@広小路通.JPG


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KORIN展 [アート&デザイン]

すでに会期は終わってしまいましたが、根津美術館で開催されていた「KORIN展」について記録します。

20120513 Korin展.JPG

実はこの特別展、一年前に開催されるはずでした。
しかし、あの東日本大震災が起こり、福島の原発事故の影響で延期されてしまったのです。
そして、一年遅れで今年実現しました。

今回の目玉は、尾形光琳が描いた二つの燕子花図屏風。
根津美術館所蔵の国宝「燕子花図屏風」(上↑の写真の上のほう)とニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の「八橋図屏風」(写真の下のほう、ともに部分)の共演。

展示室の壁一面にカキツバタをテーマにした6曲1双屏風が二組、つまり24曲!
対面して絵を眺めていると、実際に燕子花が咲き誇る池に迷い込んだかのような錯覚に陥るほどの迫力です。
この2点が同時に展示されるのは100年ぶりだそうです。根津美術館さん、ありがとうございます。

会場構成は次のとおり。

・初期の画業
・「燕子花図屏風」と「八橋図屏風」
・草花図の展開
・『光琳百図』のなかの光琳画
 1815年、光琳の百年忌にあたり、酒井抱一によって光琳の作品を集めた展覧会が開催され、その出品作を中心に編まれた画集。

今回の展覧会のロゴは、「燕子花図屏風」の光琳による署名「法橋光琳」を分解し、調整・デザイン化したもの。
法橋(ほっきょう)とは、絵師や医師に与えられる官位で、光琳は1701年(元禄14)に法橋になったらしい。

同時開催のテーマ展示は次のとおり。
・仏教彫刻の魅力:十一面観音立像龕など
・古代中国の青銅器
・きらめく螺鈿:室内の調度品のみならず、脇指(刀)にも手の込んだ意匠を施す当時の美意識に感服です
・初夏の茶:今の時期の茶室の設え一式


当日、私は、昨年この企画展へのオマージュとして発売されたPLEATS PLEASEのカキツバタを着て出かけました。

美術館のお庭に出ると、ちょうどカキツバタが見頃を迎えていました。
20120513 根津美術館カキツバタ4.JPG
          20120513 根津美術館カキツバタ2.JPG
20120513 根津美術館カキツバタ5.JPG


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