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ミッドナイト・イン・パリ [シアター&シネマ]

最近、映画づいています。
ヒューマントラストシネマ渋谷で二本目に観たのはウディ・アレン監督の最新作「ミッドナイト・イン・パリ」

20120721 ミッドナイト・イン・パリ.JPG
脚本もウディ・アレン、原題:Midnight in Paris、2011年、スペイン=アメリカ、94分、英語・フランス語

主人公のギル(オーウェン・ウィルソン)はハリウッドの脚本家、小説家への転身とパリでの生活を夢見ている。
婚約者とその両親と一緒にパリに滞在中のある夜、三人と別れレストランからホテルに歩いて戻る途中、パリの街中で道に迷い道端に座り込んでいたところ、深夜0時を告げる鐘の音とともにやってきた車に乗せられて着いた場所は芸術が花開く1920年代のサロン。実は彼はアンティーク好きで20年代は憧れの時代。
そこに現れるのはアメリカの小説家ヘミングウェイやフィッツジェラルド夫妻など、ギルにとっては夢か幻かという偉人たちが次々と。
翌日も深夜とともに車に乗って夢の世界へ。
画家モディリアーニの元恋人でピカソの愛人アドリアナに魅せられるギル。
彼女は自分にとって“黄金時代”はベル・エポックだと言う。
またしても偉人たちが続々登場。ゴーギャン、マティス、マン・レイ、ロートレック、ダリ。

自分が最高と思っている時代にタイム・スリップしても、その時代の人はさらに別の時代が良いと言う。
つまり、どの時代でも同じ。
あの時は良かったと思うことはあるけど、今を受け入れて楽しむことも大切。

登場する芸術家の顔ぶれにもワクワクするけど、冒頭から音楽1曲分の間に流れるパリの街の風景(エッフェル塔、セーヌ河岸、オペラ座、オランジュリー美術館、モンマルトルの丘など)、ベルサイユ宮殿、ロダン美術館(美術館のガイド役として元フランス大統領サルコジ夫人が出演)などにも心が動く。私の心はパリへ~


【おまけ】
ヒューマントラストシネマ渋谷は渋谷駅近くの明治通りに面したcocotiという複合施設ビルに入っている。
この日は表参道からキャットストリートを歩いてアプローチ。
通りの終点で、こんなシュールな光景に出くわした。
20120721 キャットストリート.JPG

卵がのっかっているビル。まるで、ダリの絵の世界みたい。


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