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植田正治の写真世界 [アート&デザイン]

東京ミッドタウンのFUJIFILM SQUARE内、写真歴史博物館で開催されていた「終生モダニズムを貫いた写真家 植田正治の写真世界」を観てきました。

20120826 植田正治の写真世界.JPG

鳥取県境港市生まれの写真家、植田正治さん(1913-2000)の写真には以前から興味を持っていました。
以前、鳥取県を訪れた際は残念ながら日程的に足をのばす余裕がなくて植田正治写真美術館に行くことはできませんでしたが、今回、少数ではありましたが、その作品を見ることができました。

広大な鳥取砂丘の空間に自分の家族や身近な人たちをチェスの駒のように配したモノクロのモダンな演出写真。
(彼は「海浜スタジオ」と呼んだそうです)
独特の配置、構図、小道具の使い方など、異次元のような不思議な空気感が漂っています。
リーフレットの解説によると、植田が作り上げる「砂丘劇場」は、海外でも日本語そのままに「Ueda-cho(植田調)」と呼ばれているとのこと。
一枚の写真の中に静かなドラマが繰り広げられ、ユーモアやモダニズムが感じられます。
ひと言で言って“カッコイイ”


【おまけ】
FUJIFILM SQUAREで同時開催されていた「東信・椎木俊介 写真展『2012 Flowers』」
20120826 東信・椎木俊介写真展.JPG

フラワーアーティスト東信さんの制作したフラワーアレンジメントを椎木俊介さんが撮影したもの。
一枚の写真の大きさは畳一畳弱くらい。
迫力のアップに独特の色彩。
一つの作品の中に数十種類の植物が使われていて、番号をふって名前が解説してあったのがうれしい。

たまたま西洋系の人たちが見学にきていて、口々に「amazing!」「awesome!」「beautiful!」と連発していました。


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