ミュンヘン発ノイシュバンシュタイン城日帰りバスツアー [旅 ドイツ]
二週間にわたる出張の前半が終わった週末、リフレッシュのため日帰りのバスツアーに参加しました。
(MIKIトラベルのみゅうバスツアー、49ユーロ、入城料21ユーロは別)
朝8時すぎ、ミュンヘン中央駅前のデパートKarstadtの前、観光バス発着所に集合。
大型バスにさまざまな国からの観光客を乗せて出発です。(半分近くは日本人でした)
ミュンヘンから南西に向かうアウトバーンから見た風景。この日はアルプスもはっきり見えました。
1時間半ほどで第一目的地、リンダーホーフ城(Schloss Linderhof)に到着。
バイエルン王ルートヴィヒ2世(King Ludwig Ⅱ、1845-1886)が建設した3つの城のうち、唯一完成した城。(1874建築開始-1878完成)
実は、私が抱いていた城のイメージからしてあまりにも小さかったので、別の場所にあると思って通り過ぎてしまったほど。
英国風庭園内には金色の女神像の噴水があるそうですが、この季節、残念ながら水は抜かれ女神像も何もかも覆われていました。
庭園の高台にあるVenustemple
バロック様式の外観、建物内部(写真撮影不可)はフランス王ルイ14世の時代に影響を受けたロココ様式で金を多用した豪華な装飾。
窓の手すりにも王冠がついている
城の背後の高台には音楽堂。こちらも冬の囲いがされていました。
リンダーホーフ城はヴェルサイユ宮殿内のトリアノン宮殿を手本にしてプライベートな別邸として建てられたルートヴィヒ2世のお気に入りの城だそうで、多くの時間をこの城で過ごしたそうです。
城自体は大きくありませんが、周囲を含めた敷地にはムーア風東屋(Maurischer Kiosk)やヴィーナスの洞窟(Venusgrotte)、モロッコ風の家屋(Marokkanisches Haus)など他にも見どころがたくさん。
意外な穴場観光地かもしれません。もっとゆっくり歩いていろいろと見てみたかった。
しかし、バスツアーは先を急ぎます。
白鳥の湖ならぬ白鳥の池(Schwanenweiher)
リンダーフォーフ城付近の小さな村、オーバーアマガウ(Oberammergau)にショッピングのために立ち寄りました。
この村は、木彫りのほか、建物の外壁におとぎ話や宗教的な場面をフレスコ画でえがいてあることでも有名です。
その他、10年に一度上演されるキリストの受難劇(Passion Play)の村としても名前が知られており、村の出身者のみが演者となれるそうで、オーディションで役が決められるとか。その時期になると役のために髭を伸ばしている人がいたり見ていて面白いそうです。(次回は2020年公演)
建築も面白い、ピンクの外壁の村の劇場。
ちなみにドイツ語の村の名前Oberammergauは英語にするとUpper Ammergau、アマガウ川の上流にある村という意味になります。
クリスマスグッズを買い込み、次の目的地、ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)に向かいます。
こんなふうに絶壁に建っています。
最寄はシュヴァンガウ(Schwangau、白鳥の村という意味)という村。
ノイシュヴァンシュタイン城(白い城)とは反対側にホーエンシュヴァンガウ城(黄色い城、Schloss Hohenschwangau)があります。
12世紀に建てられたものの16世紀には廃墟となり、ルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が1832年からネオゴシック様式の現在の城に再建させたそうです。(ルートヴィヒ2世はここで幼少期を過ごした)
シュヴァンガウの町中からノイシュヴァンシュタイン城へのアプローチは徒歩(30分前後)、馬車、シャトルバスの3つの手段があります。
坂道の途中にはホテルやHofbrauhausのビアレストランもあります。
城のすぐ近くの展望台から眺めた景色。のどか~
そこから見たノイシュヴァンシュタイン城。
ルートヴィヒ2世が中世の憧れから建設を始め未完成に終わった城。(1868年から17年間建設)
城の見学時間になりました。この門から中に入ります。
外観が白鳥のように優美なことから白鳥城とも呼ばれ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったことでも有名です。
城の内部は撮影禁止なので残念ながらご紹介できませんが、金とターコイズブルーで彩られた豪華絢爛な王座の広間(Throne Hall)や、ワーグナーに心酔した王がオペラの舞台を再現しようとして作った歌人の広間(Singers' Hall)などがあります。
王が熱意をもって建造しようとした白亜の城ですが、実際に住んだのはわずか180日程度だったとか。
ドイツのロマンティック街道(「ローマへの巡礼の道」という意味だと初めて知りました)の終点でもあり、アルペン街道も交差する場所をめぐる今回のバスツアー。
ミュンヘンに戻ったのは夜19時前。思いがけないご褒美になりました。
ヨーロッパは見どころたくさんね~
のクリックをポチッとお願いしま~す↓
にほんブログ村
(MIKIトラベルのみゅうバスツアー、49ユーロ、入城料21ユーロは別)
朝8時すぎ、ミュンヘン中央駅前のデパートKarstadtの前、観光バス発着所に集合。
大型バスにさまざまな国からの観光客を乗せて出発です。(半分近くは日本人でした)
ミュンヘンから南西に向かうアウトバーンから見た風景。この日はアルプスもはっきり見えました。
1時間半ほどで第一目的地、リンダーホーフ城(Schloss Linderhof)に到着。
バイエルン王ルートヴィヒ2世(King Ludwig Ⅱ、1845-1886)が建設した3つの城のうち、唯一完成した城。(1874建築開始-1878完成)
実は、私が抱いていた城のイメージからしてあまりにも小さかったので、別の場所にあると思って通り過ぎてしまったほど。
英国風庭園内には金色の女神像の噴水があるそうですが、この季節、残念ながら水は抜かれ女神像も何もかも覆われていました。
庭園の高台にあるVenustemple
バロック様式の外観、建物内部(写真撮影不可)はフランス王ルイ14世の時代に影響を受けたロココ様式で金を多用した豪華な装飾。
窓の手すりにも王冠がついている
城の背後の高台には音楽堂。こちらも冬の囲いがされていました。
リンダーホーフ城はヴェルサイユ宮殿内のトリアノン宮殿を手本にしてプライベートな別邸として建てられたルートヴィヒ2世のお気に入りの城だそうで、多くの時間をこの城で過ごしたそうです。
城自体は大きくありませんが、周囲を含めた敷地にはムーア風東屋(Maurischer Kiosk)やヴィーナスの洞窟(Venusgrotte)、モロッコ風の家屋(Marokkanisches Haus)など他にも見どころがたくさん。
意外な穴場観光地かもしれません。もっとゆっくり歩いていろいろと見てみたかった。
しかし、バスツアーは先を急ぎます。
白鳥の湖ならぬ白鳥の池(Schwanenweiher)
リンダーフォーフ城付近の小さな村、オーバーアマガウ(Oberammergau)にショッピングのために立ち寄りました。
この村は、木彫りのほか、建物の外壁におとぎ話や宗教的な場面をフレスコ画でえがいてあることでも有名です。
その他、10年に一度上演されるキリストの受難劇(Passion Play)の村としても名前が知られており、村の出身者のみが演者となれるそうで、オーディションで役が決められるとか。その時期になると役のために髭を伸ばしている人がいたり見ていて面白いそうです。(次回は2020年公演)
建築も面白い、ピンクの外壁の村の劇場。
ちなみにドイツ語の村の名前Oberammergauは英語にするとUpper Ammergau、アマガウ川の上流にある村という意味になります。
クリスマスグッズを買い込み、次の目的地、ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)に向かいます。
こんなふうに絶壁に建っています。
最寄はシュヴァンガウ(Schwangau、白鳥の村という意味)という村。
ノイシュヴァンシュタイン城(白い城)とは反対側にホーエンシュヴァンガウ城(黄色い城、Schloss Hohenschwangau)があります。
12世紀に建てられたものの16世紀には廃墟となり、ルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が1832年からネオゴシック様式の現在の城に再建させたそうです。(ルートヴィヒ2世はここで幼少期を過ごした)
シュヴァンガウの町中からノイシュヴァンシュタイン城へのアプローチは徒歩(30分前後)、馬車、シャトルバスの3つの手段があります。
坂道の途中にはホテルやHofbrauhausのビアレストランもあります。
城のすぐ近くの展望台から眺めた景色。のどか~
そこから見たノイシュヴァンシュタイン城。
ルートヴィヒ2世が中世の憧れから建設を始め未完成に終わった城。(1868年から17年間建設)
城の見学時間になりました。この門から中に入ります。
外観が白鳥のように優美なことから白鳥城とも呼ばれ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったことでも有名です。
城の内部は撮影禁止なので残念ながらご紹介できませんが、金とターコイズブルーで彩られた豪華絢爛な王座の広間(Throne Hall)や、ワーグナーに心酔した王がオペラの舞台を再現しようとして作った歌人の広間(Singers' Hall)などがあります。
王が熱意をもって建造しようとした白亜の城ですが、実際に住んだのはわずか180日程度だったとか。
ドイツのロマンティック街道(「ローマへの巡礼の道」という意味だと初めて知りました)の終点でもあり、アルペン街道も交差する場所をめぐる今回のバスツアー。
ミュンヘンに戻ったのは夜19時前。思いがけないご褒美になりました。
ヨーロッパは見どころたくさんね~
のクリックをポチッとお願いしま~す↓
にほんブログ村