富士山麓で飛んできました [旅 甲信越]
私がある頃から心の中に抱いていることの一つは空を飛ぶこと。
飛行機で上空からの景色を見るのも好きですが、できることなら体に風の抵抗や引力を直接感じながら三次元の空間で浮遊する感覚を味わう経験をしたいとずっと思っています。
過去には熱気球に乗って砂漠の上を飛んだこともありました。
そんな私の気持ちを知ってか、金沢の友人から「一緒に富士山を見ながらハンググライダーで空を飛ばない?」というお誘いが冬にありました。もちろん即答でYES!
(ちなみに友人はかつて海外旅行先でスカイダイビングを経験済。そして私よりも年上です)
自分の行動範囲を広げてくれる友人はありがたいものです。
というわけで、行ったのは山梨県南都留郡忍野村(おしのむら)にある忍野スカイスポーツ倶楽部
(お正月にテレビ番組『旅サラダ』で中継されていたのを友人が見て行きたくなったそうです)
新宿駅西口から高速バスで10:40発。途中、若干の渋滞があり最寄のホテルマウント富士入口のバス停についたのは定刻より30分遅れの13:20頃。
倶楽部のスタッフの方に迎えに来てもらい車でクラブハウス(小屋)へ。
体験飛行は一人ずつ順番に。
先に飛ぶ人たちを待っている間、降りた人がハンググライダーを片付けている様子を見たり、
飛行のためのハーネス(蓑虫みたいな装着具)を着けて飛行姿勢を練習したり、
(友人)
近くの草むらにコゴミを採りに行ったり、
飛んでくる人や富士山をながめながらのんびり時間を潰しました。
さぁ、私が飛ぶ順番がまわってきました。車に機材を載せてテイクオフ・ポイントに向かうモノレール乗り場までオフロードを走ります。
この後の詳しい行程はこちらでご確認ください。
グライダーを組み立て、離陸の練習もし、「位置に着いて。用意~!」
インストラクターの走りに合わせてスロープを駆け下り、あっという間にふわっと空中に~
標高1350mくらいのテイクオフ・ポイントからゆったり気流に乗って飛びます。
上昇気流がうまく吹けば一時間以上も飛び続けられるとか。すぃ~
でも体験飛行なので5分ほどで着陸態勢に。(足の支えをはずし上体を起こします)
本当は向こうには富士山が見えるはずなのですが、私が飛んだときには残念ながら雲にすっぽり隠れて美しい姿が見えませんでした。
着陸ポイントへ旋回しながら下りていきます。
この場所で標高1000m弱。標高差300mあまりを下りたことになります。
無事に(腹ばいではなく)脚で着地できました。
宇宙から生還した宇宙飛行士?
空を飛ぶってやはり気持ちいい~
東京から片道3時間ほど。スクールに入るほどではなくても、気分転換にスカッとしたい時、ふぃっと出かけて飛んでくるというのもアリかも。
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飛行機で上空からの景色を見るのも好きですが、できることなら体に風の抵抗や引力を直接感じながら三次元の空間で浮遊する感覚を味わう経験をしたいとずっと思っています。
過去には熱気球に乗って砂漠の上を飛んだこともありました。
そんな私の気持ちを知ってか、金沢の友人から「一緒に富士山を見ながらハンググライダーで空を飛ばない?」というお誘いが冬にありました。もちろん即答でYES!
(ちなみに友人はかつて海外旅行先でスカイダイビングを経験済。そして私よりも年上です)
自分の行動範囲を広げてくれる友人はありがたいものです。
というわけで、行ったのは山梨県南都留郡忍野村(おしのむら)にある忍野スカイスポーツ倶楽部
(お正月にテレビ番組『旅サラダ』で中継されていたのを友人が見て行きたくなったそうです)
新宿駅西口から高速バスで10:40発。途中、若干の渋滞があり最寄のホテルマウント富士入口のバス停についたのは定刻より30分遅れの13:20頃。
倶楽部のスタッフの方に迎えに来てもらい車でクラブハウス(小屋)へ。
体験飛行は一人ずつ順番に。
先に飛ぶ人たちを待っている間、降りた人がハンググライダーを片付けている様子を見たり、
飛行のためのハーネス(蓑虫みたいな装着具)を着けて飛行姿勢を練習したり、
(友人)
近くの草むらにコゴミを採りに行ったり、
飛んでくる人や富士山をながめながらのんびり時間を潰しました。
さぁ、私が飛ぶ順番がまわってきました。車に機材を載せてテイクオフ・ポイントに向かうモノレール乗り場までオフロードを走ります。
この後の詳しい行程はこちらでご確認ください。
グライダーを組み立て、離陸の練習もし、「位置に着いて。用意~!」
インストラクターの走りに合わせてスロープを駆け下り、あっという間にふわっと空中に~
標高1350mくらいのテイクオフ・ポイントからゆったり気流に乗って飛びます。
上昇気流がうまく吹けば一時間以上も飛び続けられるとか。すぃ~
でも体験飛行なので5分ほどで着陸態勢に。(足の支えをはずし上体を起こします)
本当は向こうには富士山が見えるはずなのですが、私が飛んだときには残念ながら雲にすっぽり隠れて美しい姿が見えませんでした。
着陸ポイントへ旋回しながら下りていきます。
この場所で標高1000m弱。標高差300mあまりを下りたことになります。
無事に(腹ばいではなく)脚で着地できました。
宇宙から生還した宇宙飛行士?
空を飛ぶってやはり気持ちいい~
東京から片道3時間ほど。スクールに入るほどではなくても、気分転換にスカッとしたい時、ふぃっと出かけて飛んでくるというのもアリかも。
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海老名SAでのお買い物 [旅 甲信越]
富士山グッズ [旅 甲信越]
富士山麓ツアーで見つけた富士山グッズいろいろ。
富士ちゃんのぬいぐるみ。
見た目から勝手に別名「ソーダプリン」と命名しました。
富士ちゃんのチョコクランチ(ピンクは苺味)も可愛い。
荷物になるから、と買うのを後回しにしていたら富士ちゃんのぬいぐるみもチョコクランチも帰りに寄った売店では売っておらず買い損ねてしまいました。反省。
教訓:欲しいものは、あるうちに買っておくべし!
山梨県は日本のナチュラルミネラルウォーター発祥の地だそうで、今でも生産量日本一だとか。(富士ミネラルウォーターは1929年創業)
公賓を招く公式の席などの卓上水として使用されているそうです。ツアーのお土産に一本いただきました。
富士山の溶岩(軽石)を模した熔岩糖。(買ってません)
【おまけ】
富士ビジターセンターで雪をかぶった富士山の折り紙を作って記念に貼ってきました。
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富士ちゃんのぬいぐるみ。
見た目から勝手に別名「ソーダプリン」と命名しました。
富士ちゃんのチョコクランチ(ピンクは苺味)も可愛い。
荷物になるから、と買うのを後回しにしていたら富士ちゃんのぬいぐるみもチョコクランチも帰りに寄った売店では売っておらず買い損ねてしまいました。反省。
教訓:欲しいものは、あるうちに買っておくべし!
山梨県は日本のナチュラルミネラルウォーター発祥の地だそうで、今でも生産量日本一だとか。(富士ミネラルウォーターは1929年創業)
公賓を招く公式の席などの卓上水として使用されているそうです。ツアーのお土産に一本いただきました。
富士山の溶岩(軽石)を模した熔岩糖。(買ってません)
【おまけ】
富士ビジターセンターで雪をかぶった富士山の折り紙を作って記念に貼ってきました。
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はとバス 富士山麓周遊とスバルライン(後半) [旅 甲信越]
はとバスツアー後半。
ランチの後は、富士五湖に並行して富士パノラマラインを走ります。
訪れたのは富岳風穴
流れ出た溶岩流の表面が空気に触れて冷え固まると、中央部は圧力で下流へ押し出され、流れ去ったあとにいくつもの横穴状の空洞が残り、床面に縄状紋の平坦な床が作り出されました。その溶岩洞穴のひとつが富岳風穴。
総延長236m、入口は10mくらいの陥落孔になっています。ほとんどが玄武岩。
中には溶岩棚や氷柱(冬の前だったので見られず)、鍾乳石、蚕の卵を保存した天然貯蔵庫跡などが見られます。内部温度は通年0度近い。
一帯はあの青木ヶ原樹海。
溶岩原の上にスギ苔などが生え、草が育ち、潅木が茂っています。まるで屋久島の森に入り込んだかのよう。
ここは迷うと方角を失うと言われている場所。
溶岩帯は磁気をもっているので樹海内では磁石が利かないからだとか。こわ~
周辺には鳴沢氷穴(冬の間に天井から滲みだした水滴が洞内の冷気でツララになり床までつながる)、西湖コウモリ穴があります。
朝霧高原付近を通り、次に向かったのは音止滝と白糸の滝。
紅葉と緑の下草のコントラストがきれい。
高さ20m、幅200mにも及ぶU字型に湾曲した断崖面に数千の玉すだれのような水を落としているのが白糸の滝。
古富士火山泥流岩と新富士火山白糸溶岩流の二つの地層の間を伏流水が永い年月をかけて毎秒1.5tの水量を落としているのだそうです。
淵には鴨が泳ぎ、ニジマスが流れをさかのぼっています。
久しぶりにカマキリくんに会いました。
帰路は東名高速で一路、東京へ。
ほんとうに天気に恵まれ、ラッキーな日帰りバス旅行でした。
今度は自分の足で富士山の頂上まで登りたいな。
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ランチの後は、富士五湖に並行して富士パノラマラインを走ります。
訪れたのは富岳風穴
流れ出た溶岩流の表面が空気に触れて冷え固まると、中央部は圧力で下流へ押し出され、流れ去ったあとにいくつもの横穴状の空洞が残り、床面に縄状紋の平坦な床が作り出されました。その溶岩洞穴のひとつが富岳風穴。
総延長236m、入口は10mくらいの陥落孔になっています。ほとんどが玄武岩。
中には溶岩棚や氷柱(冬の前だったので見られず)、鍾乳石、蚕の卵を保存した天然貯蔵庫跡などが見られます。内部温度は通年0度近い。
一帯はあの青木ヶ原樹海。
溶岩原の上にスギ苔などが生え、草が育ち、潅木が茂っています。まるで屋久島の森に入り込んだかのよう。
ここは迷うと方角を失うと言われている場所。
溶岩帯は磁気をもっているので樹海内では磁石が利かないからだとか。こわ~
周辺には鳴沢氷穴(冬の間に天井から滲みだした水滴が洞内の冷気でツララになり床までつながる)、西湖コウモリ穴があります。
朝霧高原付近を通り、次に向かったのは音止滝と白糸の滝。
紅葉と緑の下草のコントラストがきれい。
高さ20m、幅200mにも及ぶU字型に湾曲した断崖面に数千の玉すだれのような水を落としているのが白糸の滝。
古富士火山泥流岩と新富士火山白糸溶岩流の二つの地層の間を伏流水が永い年月をかけて毎秒1.5tの水量を落としているのだそうです。
淵には鴨が泳ぎ、ニジマスが流れをさかのぼっています。
久しぶりにカマキリくんに会いました。
帰路は東名高速で一路、東京へ。
ほんとうに天気に恵まれ、ラッキーな日帰りバス旅行でした。
今度は自分の足で富士山の頂上まで登りたいな。
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はとバス 富士山麓周遊とスバルライン(前半) [旅 甲信越]
土曜日は良いお天気でしたねぇ。絶好のお出かけ日和。
はとバスのツアー「富士山麓周遊とスバルライン」で初めて富士山に行ってきました。今回は、友人夫婦とホストファミリーとして受け入れている中国系マレーシア人の女の子と一緒に。
では出発進行!
朝食のおにぎりとおやつを持って東京駅を7時30分発。
中央自動車道を走っていると正面に真っ白の頂の富士山が見えます。感動。
裾野がなだらかに広がった、なんて美しい姿。富士山はいつ見ても心が洗われます。
10万年前の噴火で小御岳火山がつくられ、その後2万年前まで噴火を繰り返し、小御岳の上に古富士火山が生成。さらに、その上に1万年前から5000年の年月をかけて溶岩と火山噴出物を1000m重ねて覆い、現在の富士山の美しい山容ができあがったのだそうです。
富士急ハイランドのバックにも雄大な富士山。
午前中の早い時間のうちに富士山五合目を目指します。
途中、こんな信号機が。
富士山とその下に富士五湖。
富士スバルラインでは車道の路面に作られた凸凹を車が一定速度で走ると♪頭を雲の上に出し~♪の曲が奏でられます。
ますます富士山が眼前に迫ってきます。
五合目に到着!
頂上が近く見える。カイロを持っていきましたが、予想していたほど寒くなくて助かりました。
標高2305mの五合目は富士スバルラインの終点。新旧火山の接点が斜面と交わっているために比較的平坦な地形になっています。
反対の北側を見渡すと、遠くには南アルプスの峰々。手前には富士五湖のうちの西湖。
場所を移し、見晴台からは山中湖が見えます。
ちなみに本栖湖から見た富士山の絵が1000円札に描かれています。
来た道を引き返し、ホテル・ハイランドリゾートで昼食。
後半に続く~
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では出発進行!
朝食のおにぎりとおやつを持って東京駅を7時30分発。
中央自動車道を走っていると正面に真っ白の頂の富士山が見えます。感動。
裾野がなだらかに広がった、なんて美しい姿。富士山はいつ見ても心が洗われます。
10万年前の噴火で小御岳火山がつくられ、その後2万年前まで噴火を繰り返し、小御岳の上に古富士火山が生成。さらに、その上に1万年前から5000年の年月をかけて溶岩と火山噴出物を1000m重ねて覆い、現在の富士山の美しい山容ができあがったのだそうです。
富士急ハイランドのバックにも雄大な富士山。
午前中の早い時間のうちに富士山五合目を目指します。
途中、こんな信号機が。
富士山とその下に富士五湖。
富士スバルラインでは車道の路面に作られた凸凹を車が一定速度で走ると♪頭を雲の上に出し~♪の曲が奏でられます。
ますます富士山が眼前に迫ってきます。
五合目に到着!
頂上が近く見える。カイロを持っていきましたが、予想していたほど寒くなくて助かりました。
標高2305mの五合目は富士スバルラインの終点。新旧火山の接点が斜面と交わっているために比較的平坦な地形になっています。
反対の北側を見渡すと、遠くには南アルプスの峰々。手前には富士五湖のうちの西湖。
場所を移し、見晴台からは山中湖が見えます。
ちなみに本栖湖から見た富士山の絵が1000円札に描かれています。
来た道を引き返し、ホテル・ハイランドリゾートで昼食。
後半に続く~
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