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六義園のアジサイ [東京 お出かけ]

駒込にある東京都立の庭園、六義園
東京ドームとなりの小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていたそうです。
和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水の大名庭園。明治時代に入って、三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎の別邸になり、1938年に岩崎家から東京都に寄付され、1953年に国の特別名勝に指定されました。

六義園の名前は、中国の詩の分類法(詩の六義)にならった古今集の序にある和歌の分類の六体(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)に由来したもの。

四季折々、さまざまな花の見ごろがありますが、今の季節はアジサイ

ここには和アジサイ、西洋アジサイともに数種類が見られます。
日本のアジサイはガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイの三種類に分類されるそうです。

では、七変化の競演をお楽しみください。

20100703 六義園 3クレナイヤマアジサイ.JPG
クレナイヤマアジサイ

20100703 六義園 6西洋アジサイ.JPG
一般的に見かける西洋アジサイ

20100703 六義園 9西洋アジサイ.JPG
こんなに赤くなりました

20100703 六義園 8ガクアジサイ ブルースカイ.JPG
たぶん、西洋アジサイの一種、ブルースカイ

20100703 六義園 10ガクアジサイ花火.JPG
ガクアジサイの一種、花火という名前。パチパチッという音が聞こえてきそうです

他にもミヤマヤエムラサキ、紅冠雪(コウカンセツ)、シチダンカ、クロジクアジサイ、タマアジサイといった種類が少しずつ咲く時期をずらして鑑賞できます。

園内で一番高い築山、藤代峠から見た眺望。
20100703 六義園 21藤代峠から.JPG

左側の緑の中に白い花が点在して見えるのは泰山木(タイサンボク)
モクレン科の木で、肉厚の白い花は甘い香りを放ちます。大きい花は直径30㎝近くもあります。
20100703 六義園 22泰山木.JPG

実は、泰山木という木を知ったのは須田悦弘というアーティストの泰山木の実を木彫作品にしたものを見たのがきっかけ。実はこんな感じ。
20100703 六義園 22泰山木2.JPG

泰山木の木は渡月橋の近くにあります。そして、橋の下には錦鯉に混じってたくさんの亀が。
20100703 六義園 23渡月橋1.JPG

【おまけ】
ボランティアガイドによる庭園ガイドが日祝日に二回(11時と14時)、約60分(無料)であります。

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タグ:駒込 庭園
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コメント 2

まるち

湿度にメゲそうなんですが・・・この花があるから救われます。
梅雨は苦手で、毎年倒れてしまうほどダメなんです(情けない)
でもアジサイは大好きな花、泰山木も大好き綺麗ですね。
by まるち (2010-07-06 10:41) 

いっこ

★まるちさん、ほんと毎日ムシムシ、ベタベタでイヤになっちゃいますよね。はぁー。今年の梅雨はつくづくツライのですが、年を重ねたからでしょうか。
せめて花を愛でて暑さを忘れましょ。
by いっこ (2010-07-06 22:12) 

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