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金沢 町家再生計画 その後 [出身地 北陸]

二週間経って、ようやく3月三連休の石川県帰省を振り返ります
まず第一の目的は、兄と友人たちがそれぞれ買い求めた金沢の町家がどのように生まれ変わったか、“After”の様子を自分の目で確認すること。
(再生計画のBeforeはこちらで)

まずは兄の町家ゲストハウス「あかつき屋」
20110320 あかつき屋1.jpg

1月15日にオープンし、暖簾も掛かりました。
玄関を入るとフワーっとお香のいい匂いが鼻孔を刺激します。
すぐの間には花嫁のれんがお客様をお出迎え。
20110320 あかつき屋2.jpg

これは母が昭和27年(1952年)のお正月に富山県から石川県に嫁いだときに持参したもの。
三つ銀杏の家紋、柄は「高砂」です。
暖簾下に長板を敷いて金沢のガイドブックを並べています。
左下の白い箱は東日本大震災の義援金受付箱です。(私も気持ちを募金)
3月は各部屋に雛の置物を飾り、まるで“お雛さまの館”状態でした。(詳しくはこちらで)

今回は私の金沢の友人お二人(英語通訳の先輩、KさんとNさん)を案内し、あかつき屋の名物、大きな掘り炬燵で談笑。
暁町の和菓子の名店、水本さんの桜餅をいただきながら時間が経つのも忘れてしまいます。

別の友人I橋さんが迎えに来てくれたので、次の訪問先I澤さん宅へ。
(お二人とも、私と兄夫婦がお互いの友人を誘って20年以上前に作ったグループのメンバーです)
昭和25年頃に建てられた民家を昨年の夏に完全リフォームし、昔ながらの佇まいを残しながらも現代風の感覚を取り入れられた内装。
(ちなみに厳密には、戦前に建てられたものを町家と呼ぶそうです)
20110319 森山のお宅.jpg

リビングダイニングは、テーブル上のペンダントライトや壁からの間接照明。部屋の雰囲気が和みます。
挽きたての豆で淹れてもらったコーヒーと一緒にいただいたのは東山に新しくできた和菓子のお店(三重県津から移ってこられたとのこと)、月天心の道明寺桜餅。ごちそうさま~
おうちの中をひととおり見学させてもらったけど、自分の好みで空間を計画・演出するのっていいなぁ。素敵な住まいを見るとマイホームがほしくなる。。
(I澤さんと、続いて紹介するI橋さんへの新居お祝いには鳩居堂で買い求めた葉書用掛け軸と桜の葉書をプレゼント。おうちの和のテイストに合わせて)

さて、最後はI橋さんの町家セカンドハウス。
金沢 町家再生計画 その2でBeforeをご紹介しましたが、こちらも見違えるほど内装が変わっていました。
でも、もともとあった造りも残っていたりして、新旧がうまい具合にミックスされています。

20110320 安江町の町家1.jpg
階段下の収納。三角の扉って不思議です。

私が泊めてもらった二階の和室には上品な雛人形が飾られていました。
20110320 安江町の町家2.jpg

掛け軸は黒々とした太い墨蹟が特徴の、京都・大徳寺塔頭 黄梅院の住職、小林太玄さんの書による「日々是好日」
こういう御軸を見ると、茶道のお稽古をしていた頃を懐かしく思い出します。

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