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濱田庄司 堀尾幹雄コレクション [アート&デザイン]

私は時々迷信めいたものや運命的なものを感じることがあります。

いろんな出来事が偶然起こっているのではなく、何かの縁に導かれてつながっているような気がすることがしばしばあるからです。

例えば最近では、2月に東京都美術館で『生活と芸術 アーツ&クラフツ展』で日本の民藝運動の芸術家(濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎ら)の作品などを見て、先週末に出かけた大山崎山荘美術館で彼らの他の作品にふれ、その後に行ったリーガロイヤルホテル大阪のロビーで大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の特別展『濱田庄司 堀尾幹雄コレクション』のチラシを見つけたのです。

20090308 濱田庄司展1.jpg

そこで、当初は予定のなかった東洋陶磁美術館へも足をのばすことにしました。(ここは日本のほか、中国、韓国・朝鮮の陶磁器コレクションが充実していて前にも訪れてことがありますが、良い美術館です)

人間国宝、濱田庄司氏(1894~1978)はバーナード・リーチとともにイギリスで作陶に励んだあと、栃木県益子に居を定め、生活に根ざした焼きものづくりに生涯をささげました。

20090308 濱田庄司展2.jpg

沖縄の焼き物も愛し、益子の土・風土にこだわった彼の作品は実用第一の丈夫で素朴なものが多く、一方でモダンな印象のものもあります。

20090308 濱田庄司展3.jpg

ずらりと並んだ抹茶碗を見ていると茶道のお稽古を再開したい気持ちが高まってきます。

20090308 濱田庄司展4.jpg

【おまけ】
同時開催は「中国のやきもの-明器の美」「安宅コレクション中国陶磁・韓国陶磁、李乗昌コレクション韓国陶磁・日本陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壷」

20090308 大阪市立東洋陶磁美術館 鼻煙壷.jpg

私、鼻煙壷も好きなんです。この小さな容器に素晴らしい技巧が凝縮され小さくても立派な芸術作品です。

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