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マティスの時代 [アート&デザイン]

20世紀初頭のフォーヴィスム(野獣派)運動の中心的人物であったアンリ・マティス(Henri Matisse、1869-1954)
今年2009年は彼の生誕140年です。

金曜の仕事帰り、京橋ブリジストン美術館『マティスの時代 -フランスの野生と洗練』を鑑賞してきました。

20090703 マティスの時代1.jpg

今回の展覧会では、生前のマティスと交友のあった福島繁太郎が日本に招来した作品をはじめ、石橋財団所蔵のフランスの作家たちの作品が展示されています。
マティス以外の作家は、ピエール・ボナール、ポール・セザンヌ、アンドレ・ドラン、ポール・ゴーガン、アルベール・マルケ、ギュスターヴ・モロー、ジョルジュ・ルオー、ポール・シニャック、モーリス・ド・ヴラマンク、ラウル・デュフィ、ピエール・ラプラード、ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソなど。

構成は
I. マティスとフォーヴィスムの出現:1905年頃まで
II. フォーヴの仲間たち:それぞれの道
III. 親密なあるいは曖昧な空間:ヴァリエーション、装飾、室内、窓、空間の広がり
IV. 色とかたちの純粋化:拡張する画面、余白の問題、越境、即興

20090703 マティスの時代2.jpg

「私は今、人を不安にしたり混乱させたりしない、平静で純粋な芸術を求めている。私は、疲れ果て、過重な負担をかけられ、うちひしがれた人が、私の絵を見て平和と安らぎを見出すことを望む」(1920年代のマティスの言葉)

マティスの絵の明るい色彩、単純化された線と形。元気が出てくるので好きです。
特に晩年の「切り紙絵」の手法を用いた面的な絵画がお気に入り。(『ダンス』や『ジャズ』など)

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