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美しきアジアの玉手箱 [アート&デザイン]

サントリー美術館で開催中のシアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展『美しきアジアの玉手箱』(LUMINOUS JEWELS, Masterpieces of Asian Art from The Seattle Art Museum)を観てきました。

20090805 美しきアジアの玉手箱1.JPG
(17世紀前半、江戸時代の作品『烏図』)
金地に黒のカラスの群れのコントラストが斬新でモダン。

1933年に設立されたシアトル美術館。
離れたところにある東洋の美術品を日本への‘里帰り’の機会に見られるありがたさ。

構成は、美術館の創立者リチャード・フラー氏の個人コレクションにより始まった「日本美術」「中国美術」「韓国美術 その他のアジア美術」
約100件が公開されています。

20090805 美しきアジアの玉手箱2.JPG

桃山時代の巨匠・本阿弥光悦の書と琳派の俵屋宗達の画による『鹿下絵和歌巻』(右上はその一部)
のびやかに描かれた鹿の絵の間にしたためられた和歌の文字の筆致も軽快です。

私が気に入ったのは葛飾北斎の『五美人図』(右下の葉書)
異なる装いの女性が縦に流れるような構図で描かれているのが面白い。

【おまけ】
春の企画展『まぼろしの薩摩切子』の展示作品、「紫ちろり」の葉書を8月のトイレアートコーナー(ミニ掛軸)に。

20090805 薩摩切子紫ちろり.JPG

これに日本酒を冷やして飲んだら格別でしょうねぇ。

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