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東京国立博物館 本館 日本ギャラリー [アート&デザイン]

東京国立博物館の本館は日本ギャラリー。
日本の美術、工芸、歴史資料が展示されています。

大英博物館やルーブル美術館ほどではないかもしれませんが、展示品の点数・種類の充実度も素晴らしい。
本館すべての展示室を見てまわるには広すぎてなかなかできません。

今回は特集陳列(企画展示)を中心にいくつかの展示室を選んで観てみました。

現在開催中の特集陳列。
・東京国立博物館所蔵の正倉院織物(特別2室)
・呉州赤絵(14室)
・アイヌの祈り(15室)
・帝室技芸員(19室)
 帝室=皇室によって美術工芸作家の保護と制作の奨励を目的として設けられた顕彰制度。陶磁、七宝、漆工、染織、金工、刀剣、絵画、彫刻、建築、写真、篆刻、図案などの分野。
・皇室と東京帝室博物館(16室)
 
 20091123 東京国博本館日本G神鹿.JPG  竹内久一、1912年、神鹿(しんろく) 木造、彩色

その他の展示室では
・10室 浮世絵と衣装 -江戸

 20091123 東京国博本館日本G立姿美人図.JPG 喜多川歌麿の肉筆「立姿美人図」重要美術品
 黒留袖に緑の帯、青い傘。白に赤がアクセント。

・11室 彫刻

 20091123 東京国博本館日本G毘沙門天立像.JPG 毘沙門天立像、重要文化財
 切れ長の目が印象的。画家の川端龍子寄贈。平安時代の作。

・18室 近代美術 -絵画・彫刻

 20091123 東京国博本館日本G五柳先生.JPG 五柳(ごりゅう)先生
 横山大観、1912年 中国の詩人、陶淵明と同一人物と言われる五柳先生が左隻に一人。心をうばわれます。

 20091123 東京国博本館日本G白菜・蜥蜴.JPG 佐藤朝山の作
 木造、彩色の彫刻。左「白菜」(1931)右「蜥蜴」(1929)
 木を彫って竹を表していますが本物の質感。トカゲも生きているようなリアル感。

他には岸田劉生の「麗子微笑」も展示されています。

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