“これも自分と認めざるをえない”展 [アート&デザイン]
東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「“これも自分と認めざるをえない”展」を観てきました。
表現研究者、佐藤雅彦さんディレクションの展覧会。キーワードは「属性」です。
個人を特定する技術が急速に進み、個人の「属性」が一人歩きする社会が近づいている、という問題意識に基づき、「自分」を形づくる要素を探る作品を通して、自分自身の「属性」を発見する機会を提供する内容となっています。
「属性」とは、例えば、性別、年齢、身長、出身地などもそうですが、今回の展覧会でとりあげられているものとしては、指紋、虹彩、ふるまい、思考、声紋、鼓動、耳紋、輪郭といったものが挙げられています。
会場に入って最初の作品「指紋の池」(ユークリッド)では、初めにセンサーに指をのせて自分の指紋を記憶させると、指先の指紋が白いバックライトの台の上の四角い枠から出てゾウリムシのように遊泳。他の人たちの指紋たちと交わって縦横無尽に動き回る。再びセンサーに指をのせると、台の上に枠が表示され、家に戻るように私の記憶された指紋が吸い寄せられるように帰ってくる。
言葉で説明しようとするとむずかしいですが、会場で体験型の展示作品を実際に見ると、「自分(の個性)とは?」ということ再認識するきっかけになると思います。
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表現研究者、佐藤雅彦さんディレクションの展覧会。キーワードは「属性」です。
個人を特定する技術が急速に進み、個人の「属性」が一人歩きする社会が近づいている、という問題意識に基づき、「自分」を形づくる要素を探る作品を通して、自分自身の「属性」を発見する機会を提供する内容となっています。
「属性」とは、例えば、性別、年齢、身長、出身地などもそうですが、今回の展覧会でとりあげられているものとしては、指紋、虹彩、ふるまい、思考、声紋、鼓動、耳紋、輪郭といったものが挙げられています。
会場に入って最初の作品「指紋の池」(ユークリッド)では、初めにセンサーに指をのせて自分の指紋を記憶させると、指先の指紋が白いバックライトの台の上の四角い枠から出てゾウリムシのように遊泳。他の人たちの指紋たちと交わって縦横無尽に動き回る。再びセンサーに指をのせると、台の上に枠が表示され、家に戻るように私の記憶された指紋が吸い寄せられるように帰ってくる。
言葉で説明しようとするとむずかしいですが、会場で体験型の展示作品を実際に見ると、「自分(の個性)とは?」ということ再認識するきっかけになると思います。
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