SSブログ

英国王のスピーチ [シアター&シネマ]

日比谷のTOHOシネマズシャンテで映画「英国王のスピーチ」を観てきました。

20110301 英国王のスピーチ.jpg
(原題:The King's Speech、監督:Tom Hooper、国王ジョージ6世:Colin Firth、スピーチセラピスト、ライオネル・ローグ:Geoffrey Rush、国王の妻エリザベス:Helena Bonham Carter、2010年、イギリス・オーストラリア合作、118分、字幕翻訳:松浦美奈)

王冠よりも恋を選び王位を捨てた兄エドワード8世の退位のせいで、迷惑な王位継承を引き受けざるを得なかった弟のジョージ6世
本人はもちろん、王家一族、国民でさえ、彼が英国国王になることに不安をいだいていた。理由は、彼が子供の頃から強度の吃音(どもり)であったため公務をまっとうできるか心配されたから。
しかし、王妃エリザベス(現エリザベス女王の母、クイーンマザー)の愛情と内助の功、彼女が探し出したオーストラリア人の名もないスピーチ・セラピスト、ライオネルの友情とユニークな治療法のおかげで、ヒトラー率いるナチス・ドイツとの開戦で揺れる第二次世界大戦下の英国国民の心に響くスピーチをするまでになった。

公式サイトに本物のジョージ6世のスピーチ録音へのリンクがあったので聞きましたが、コリン・ファースはかなり忠実に再現しています。


先日読み終わった『英国王室史話』を読むまで、その存在をほとんど知らなかったジョージ6世でしたが、まさかこうやって映画にとりあげられるとは。

第83回アカデミー賞で作品賞ほか4部門を受賞したのが納得の内容。
上映時間2時間があっという間でした。

Wembley、PutneyやClaphamなど懐かしのロンドンの地名が出てきたり、戴冠式が行われるWestminster Abbeyの内部が出てきたり、そういう意味でも私にとっては良い映画でした。

ランキング参加中。よろしければポチッとクリックお願いしま~す→ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログへ

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

いんぷれっこ

この 作品 気になっていて
こっちでも 運良く 公開していて よかった って 感じです
田舎は 極端に 公開数が限定されていて
かなり ハンデです

レイトショー で行って来ようと思います。
by いんぷれっこ (2011-03-08 22:20) 

ラパン

同じ映画でも、ポスターの雰囲気がそれぞれ国によって変わるのが面白いですね。4オスカーもとった映画になって、パリでもまだまだ上映されていて、メトロの中や新聞にもさらにポスターを見るようになりました。こういうのは異例ですね。とっくに公開されている映画のポスターを延々と見るというのは。。。ただ、題名ではなくて「王様への4つのオスカー」と書き換えられているんですよ。上映されている間、まだもう一回観たいくらいです。実はもう3回観てしまいました。
by ラパン (2011-03-09 07:41) 

いっこ

★いんぷれっこさん、そうですよね、地方は上映期間も限られるから、見られるときに楽しまないと、ですね。
by いっこ (2011-03-12 09:00) 

いっこ

★ラパンさん、もう3回も見たのですか!それも立て続けに。すごい。
字幕があると、ついつい目で日本語を確認してしまいますが、今度は純粋に英語(耳)だけで楽しみたいと思わせる映画でした。
by いっこ (2011-03-12 09:03) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。