ある公爵夫人の生涯

渋谷Bunkamuraのル･シネマで映画『ある公爵夫人の生涯』（原題：The Duchess）を観てきました。



故ダイアナ妃の祖先デヴォンシャー公爵夫人の実話をもとにした映画です。

18世紀後半に17歳で裕福なデヴォンシャー公爵と結婚したジョージアナ・スペンサー。美貌と聡明さですぐに社交界の華に。
しかし、夫の公爵は男子の後継者を望むだけで愛のない結婚生活が続く。
おまけに、ジョージアナの親友で夫妻と同居していた離婚歴のある女性と愛人関係となり、夫にも親友にも裏切られたジョージアナは満たされない孤独な毎日を送る。
そんな中、結婚前に彼女に好意をいだいていた政治家志望の男性、チャールズ・グレイとの再会。二人は不倫の関係に。。



ロケーション場所にロンドンのSomerset HouseやバースのRoyal Crescentが出てきて、ブリティシュ英語とともに懐かしさを感じながら見ました。もちろんアカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞したゴージャスなドレスも見ごたえあり。

【おまけ】
紅茶アール･グレイは映画に登場のCharles Greyにちなんで命名されたということを知りました。
彼は2nd Earl Greyと呼ばれた、後に英国首相になったWhig党の政治家。奴隷制度廃止法案を通過させた人物。
また一つ、知識が増えました。

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