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養老天命反転地 [アート&デザイン]

養老を訪れたかったのは養老天命反転地に行きたかったから。
何年か前にここの存在を知って自分の目で確かめたかったんですよねぇ。

養老天命反転地は、アーティスト、荒川修作+マドリン・ギンズの実験的な共同アートプロジェクト。(1995年設計)
二人は、死へいたる「宿命(天命)」を反転することを使命として活動を続けています。
パンフレットからの引用
「水平、垂直を極力排除し、複数の人工的な地平線を配するなど、人間のもつ平衡感覚や遠近感に揺さぶりをかける仕掛けが施されています。これは、私たちをヨチヨチ歩きの子供の状態に戻して知覚を再構築させるよう隅々まで計算された構造なのです」

20090614 養老天命反転地1不死門・極限で似るものの家.JPG

竹の「不死門」は養老天命反転地へのゲートの役割。
七つの文字が足元に彫られ、猫やウサギ、小鳥などが配置されています。
向こうに見えるのはメインパビリオン「極限で似るものの家」
内部は迷路状になっていて、壁にソファやバスタブ、ベッドなどが分断された形で取り付けられています。(夢中になって中の写真を撮るのを忘れた。。)

高低差25mの広い傾斜地が楕円形のフィールド

20090614 養老天命反転地7.JPG

木が生い茂りすぎてすり鉢状になった大地に点在するオブジェが見えませんねぇ。
詳しくはこちらでご覧ください。
頂上から見下ろすと、こんな感じ。

20090614 養老天命反転地5楕円形のフィールド.JPG

斜面に日本列島や世界各地の通り(地図)が描かれています。
細い通路を他の人とすれ違う時はお互いに身体を壁側に寄せ合ったり、斜面をバランスをとりながら歩いたり、翌日、足が軽い筋肉痛になりました。

2005年には東京三鷹市に天命反転住宅という共同住宅が建設されました。今度はここにも行ってみたいな。

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Mrs.B

ここ~里帰りの際に行くはずだったんですよ。
友達も近くに住んでいるし。
でも、お天気と自分たちの都合があわなくて断念。
友達が「雨が降った後は滑って危ないよ」と教えてくれたので。
次は行きたいです。
by Mrs.B (2009-06-26 00:49) 

いっこさん

★Mrs.Bさん、反転地の隣には遊具がある「こどもの国」、他にもパターゴルフ場や遊園地「養老ランド」があって家族そろって一日楽しめると思いますよ。次回の里帰りの際に是非!
by いっこさん (2009-06-27 09:00) 

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