鍋島と景徳鎮展 [アート&デザイン]
渋谷区松涛の戸栗美術館で開催中の『鍋島と景徳鎮展 -君主の磁器-』を鑑賞してきました。
(景徳鎮 清時代 黒地緑彩花鳥文盤、 鍋島 江戸時代 色絵芥子文 皿)
江戸時代、佐賀鍋島藩の御用品として将軍家に献上するために焼かれた鍋島焼。
一方で、中国の景徳鎮窯では明時代に皇帝や宮廷のために焼き物を作りました。
日本では江戸時代、藩が経営に関わった窯を藩窯(はんよう)、禁裏や幕府、藩などの公の用務を司った窯を御用窯と呼び、中国では皇帝や宮廷専用のやきものを造るための官営の窯を官窯(かんよう)と呼びました。
鍋島と景徳鎮どちらも君主のために焼かれた磁器で、材料・技術・デザインすべての面で当時最高のものがとりいれられ、失敗作は割られ、現代に伝わっているのは厳しい検品を合格したもののみです。
私は有田焼の中でも独特の気品が感じられる鍋島焼が一番お気に入りです。
【おまけ】
戸栗美術館は実業家、戸栗亨氏が蒐集した陶磁器を中心とする美術品を保存、公開する目的に設立されました。
建っている場所は旧鍋島藩屋敷跡だとのこと。
美術館の扉の取っ手は有田焼の柿右衛門様式。
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(景徳鎮 清時代 黒地緑彩花鳥文盤、 鍋島 江戸時代 色絵芥子文 皿)
江戸時代、佐賀鍋島藩の御用品として将軍家に献上するために焼かれた鍋島焼。
一方で、中国の景徳鎮窯では明時代に皇帝や宮廷のために焼き物を作りました。
日本では江戸時代、藩が経営に関わった窯を藩窯(はんよう)、禁裏や幕府、藩などの公の用務を司った窯を御用窯と呼び、中国では皇帝や宮廷専用のやきものを造るための官営の窯を官窯(かんよう)と呼びました。
鍋島と景徳鎮どちらも君主のために焼かれた磁器で、材料・技術・デザインすべての面で当時最高のものがとりいれられ、失敗作は割られ、現代に伝わっているのは厳しい検品を合格したもののみです。
私は有田焼の中でも独特の気品が感じられる鍋島焼が一番お気に入りです。
【おまけ】
戸栗美術館は実業家、戸栗亨氏が蒐集した陶磁器を中心とする美術品を保存、公開する目的に設立されました。
建っている場所は旧鍋島藩屋敷跡だとのこと。
美術館の扉の取っ手は有田焼の柿右衛門様式。
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